MAMAのレビュー・感想・評価
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切ない。
1歳からの5年間、一緒に過ごしてしまったらそれはもうどんな姿形であれ「ママ」なんだと思いました。
ヴィクトリアは物心ついてからの5年間だから、まだママの異形さに気づいたり、人間としての生活に戻ったりできたけど…リリーは自我が芽生え自分と他者の存在を認識し始めた頃には既にママと姉のヴィクトリアしかいなかったし、リリーの世界にはあくまでママと自分とヴィクトリアの三人しかいないんだと思いました。
だから、最後のリリーの言葉に胸が苦しくて仕方なかったです。
人間らしい振る舞いも、清潔な家も、綺麗な洋服も、目新しいおもちゃもリリーにはいらなかったんだなぁと。
ただただ大好きなママと、お姉ちゃんといたかったのかなと思うととても切ないです。
リリーの無邪気な笑顔と笑い声は、ママと遊んでいる時だけ…ママにしか向けられなかったのが何よりのリリーの心情だと感じました。
でも、できれば戻ってきて欲しかった…
あのラストがたとえリリーの幸せな選択だったとしても、戻ってきてほしかったです。悲しい。
だけど元を辿ればリリーとヴィクトリアの実父があんなアホなことをしなければ、姉妹はママを知らずに過ごせて、5年間も過酷な生活を送らず、人間として過ごせていたのにと思うと、どこに怒りの矛先を向ければいいのやら。
おうち-64
TSUTAYAにいるときはノリノリでおもしろそー😊って手に取るのに、
家で観て、なんで借りてん😨ってなるけど、やめられないホラーレンタル。
主演はケツアゴ界のホープ、ジェシカ姉さん。
今よりちょっと若い。今回はロック。黒髪のほうが好きかも。
そしてこの頃から胸を強調するのは変わってない。
ジェフリーとルーカス似てんなーと思ったら、一人二役だったんですね。
早々に退出され、ジェシカ姉さんと姉妹の暮らしになるのですが……わたしならむり。
妹は伽椰子移動やめないし、あの「クカカカカ」って声あかん。
ホラーおなじみのツッコミもちゃんとあり。これがないとねー!
みんななんで夜行くん……怖いに決まってるやろ(笑)
ジェシカはもちろん、子役ちゃんたちの演技がとてもいい。
敵意を剥き出しにしてるときと、ジェシカに心を開きだして暖かみを知ったときの視線の違いが全然違う。
ハリウッドの子役はすごいなーと。
ジャパニーズホラー好きな人なら好きになれそうな作品です。
怖さは、序盤が一番かも。
ラストもホラー史に残るラスト。これは観た人にしか伝わらないと思う。
このラストを観てほしいから、ホラー苦手な人にも薦めたい。
一瞬エガちゃんかと思って笑っちゃったけど←
なぜビデオスルー?
出来のいいホラーだと思います。
ホラー映画初鑑賞の私が観たんですけど…
鑑賞にあたり、最初に先人達のレビューを参照させて頂きました。大体が皆さんそんなに怖くない、とレビューされていたんですが、見事に騙されまして結構怖かったです。
ママや子どもたちにびっくりさせられるシーンや、不気味な挙動にドキッとするのはもちろんのこと。誰もいない廊下や小屋の、静かで不気味なワンシーンにとても緊張させられましたし、カメラワークもうまく使われていたと思います。
ストーリーも魅せられるものがあり、かなり良い出来のホラー映画なのではないでしょうか?(ホラー初鑑賞の身ですが…)
不満というか疑問というか、、他の方たちもレビューされていましたが、最後のママの行動には?がつきました。それ以外では不満もなく、安心してビビリながら鑑賞できる作品です。
MAMA
精神を病んだ父親ジェフリーによって深い森の山小屋に置き去りにされた幼い姉妹。
5年後、
2人だけで奇跡的に生き延びていた姉妹はジェフリーの弟ルーカスによって発見され、
彼と恋人アナベルのもとへと引き取られるが…。
元はショートフィルムなんですが、
ギレルモ・デル・トロの目に止まり、
デル・トロが自ら製作総指揮を務めてハリウッドで長編化した本作で、
ハリウッドではよくある。
家族愛がテーマなだけにホラー要素は薄いですが、
アナベルが徐々に姉妹に愛情を抱いていく過程だとか、
姉妹の演技の素晴らしさとか、
見所はいくつかある映画でした。
ラストでママの行動があれ?と思いましたが、
血が繋がっていなくても家族になれるんだよというお話でした。
怖さと切なさ
海外では大ヒットとなったが、日本では限定公開のみ。おかげで劇場へ観に行くことが出来なかった。日本でその扱いということはもしや日本人の心には響かない作品なのかと考えたのだが、実際観賞してみると、やはり面白いではないか。
「ママ」は最後の最後まで不気味な造形で怖い。一度でいいから普通の姿が見たかった。ふと思ったのだが、「ママ」の容姿はまるでギレルモ・デル・トロが制作したダーク・ファンタジー映画に出てくるキャラクターに思え、個人的にはツボだった。
かなり怖い印象の作品だが、ストーリーはかなり感動する。王道のスタンスはしっかりと描きつつ母の愛をまた違った面から見せられるため、ラストは切なく感じる一方、報われて良かったと思う気持ちもあるなど、人間側の家族にも、「ママ」にも感情移入してしまう。どちらも可哀想であり、幸せになって欲しいと願ってしまう。久々にホラー映画でかなり深く考えてしまった。
子役熱演
ベーシストのロックミュージシャンがヒロインというなんともゴスパンなビジュアルが目新しいホラー。映像は奇麗です。
怖さはびっくり系なのでそこまでではありませんが、序盤の演出はじわっと異常さがあってよかった。
ホラーゲームっぽい構成で個人的にワクワクしました。割と心情描写も丁寧で母親のエゴが上手いこと表現されてると思います!
それにしても、破産した挙げ句に妻を殺して逃亡中に事故って逃げた先に変なのが居る小屋にたどり着くとかお父さん運が底をつきすぎてますね??!!
美しさと怖さ
子供が欲しいという大人の気持ちを叔母を登場させることで表現したり、子供は邪魔だという大人の気持ちを当初のアナベルの態度で表したり、うまいと感じた。
姉妹の父が消える前から、妹の瞳が怖いくらいまん丸で美しかったり、Jホラー的なゴーストの這いよりなどしっかり怖かった。そして魅惑的だった。
1歳から5年間世話された子供がママから無条件に離れられなかったり物語の筋が割と通っていたと感じた。
MAMAは何故追われていたのか
両親を亡くし、人里離れた山小屋でMAMA に育てられた姉妹の話。
MAMAが出てくるまでは、幼い姉妹の動きを見ているだけで怖かったのに、MAMAが顔を出したら、ムンクの叫びみたいで、そのクオリティの低さにドン引きしちゃった
プラス、なぜMAMA は逃げなければならなかたのか、なぜ、怨霊となってしまたかについての理由が明かされず、不完全燃焼
せめて、その理由が分かれば、もっと怖いと思えたのに。
残念だー
なんなんだあいつ
mamaは結局何がしたかったの?
生きてても死んでても身勝手な行動、ラストは観ててイライラした。
子どもの骨ポーイってどういうことよw
あまりにも幽霊があからさまに出てくるとちょっと笑える。ビビってたけどw
ちょっと長い、この話だったらもっと短く、ある程度のハッピーエンドで終わってよかった気がする…
前半はちゃんとホラーだったので残念。
ママじゃないじゃん笑
ママっていうから殺されたお母さんが娘たちのために頑張って危害を加える人間を決して行くのを想像していたのだけれど、全然別人でした。確か娘たちはお母さんのことはmamaではなくmomと呼んでましたし。
ストーリー自体にこれといっていいところはないし、最後まで怖くもなかったんだけれど、母の愛というのはやっぱり新しかったのかな?とはいえ他人の娘に接する人間に嫉妬するのはそれは違うけど笑
ただ死ぬ人があまり多くない映画なんだけれどそれにもかかわらず全員秒殺で、死ぬ描写がほとんどないので怖くないです。残念。そしてママ最強すぎる。壁男かって。
ヒロインのJessica Chastainがいつもと全然違って下手したら気付かないくらいだったのだけど、売れないロッカーから母親へと成長していく彼女はそれでもやはり魅力的で、それだけの映画だったかな。
『MAMA』
子役姉妹が抜群の演技を魅せる、シビれた。
オープニングの絵からバックリ引き込まれた。ゴーストのMAMAの設定が何とも巧い、視聴者の想像に委ねるエピソードのボカシ方、もう魅入っちゃうね。
この深みある世界観にはハマったハマった。
こいつはギャーギャー騒ぐだけのホラー映画とは別格だ。
愛の物語
呪怨を意識したのかな?と思ってしまう演出が数カ所あった。(喉を鳴らす様な声や髪の毛が動くところ)
最後はリリーが叫ばなければ、あのままママは納得して成仏したのかもしれないのに〜。と思ったが、リリーにとってはママと行く方が幸せなのだろうか…。
中盤アナベルといい感じだったので、残念な結末でした。
ニコライ=コスター=ワルドウが出てると聞いて…
ゲーム・オブ・スローンズ、ファイアー・ウォールのニコライが出演していると聞いて、でも地方の映画館ではやってないので、心待ちにしていたDVD…
やっとみました!やっとみましたけども!!!
ニコライなんの役にも立ってねえ!
いや、ニコライいなきゃはじまんないけども!!!
いやー、でもイイ話でしたね…途中…
ナカナカCMでグロテスクだった分、まあB級かなー…グロテスクばっかりで最後イイ感じに締めたらいい方かな…と思っていたんですが!!
まあなんと… 途中のシーンではホロッとクるシーンも…
よかったです。2回はみたい作品です。
印象は、ホラーにしては怖くなかったです。クリーチャー系なので()音に驚くくらいかも……
切なくて、恐ろしい
ママの造形が怖いです。
子供の前では普通にしていればいいのに…
ママの正体は死後も森の中を我が子を探してさまよっている亡霊です。そこで、たまたまヴィクトリアとリリーに出会い、彼女達を「我が子」と思う訳です。
一生懸命に育てますが、ヴィクトリア、リリーの父親の兄に引き取られます。そこでママが怒り、妨害をしてくるということになります。
今回感じたのは、母親の愛はいつまでも変わらないということ。人間から見れば怖い存在ですが、ママは自分の子供を守りたいだけなんです。
大ヒットを記録した本作、日本ではひどい扱いを受けていますね。
そこまで恐怖シーンは強くありませんが、恐さは十分にあります。ラストはなかなか感動的でした。
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