土竜の唄 潜入捜査官 REIJIのレビュー・感想・評価
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お下劣斗真バッチ来~い!
「土竜の唄」実写版シリーズ第1作。
「金曜プレミアム」で鑑賞。
原作は未読です。
生田斗真、本作での振り切った演技で、俳優として一皮剥けたのではないかなと思いました。新聞紙で股間を隠しただけのほぼ全裸状態で爆走する自動車のボンネットに縛りつけられた姿は、ジャニーズの俳優とは信じられないくらいの思い切ったものでしたし、イメージを覆してくれました。
[余談]
玲二の童貞喪失シーンで茶の間が凍りつきました。
後日の再放送では編集されてたそうな…。
そりゃそうやろ(笑)
意外とおもしろかった
こーゆう有名所の俳優さんばっかり出てる映画って基本的につまらない印象しかないんだけど(なら何故借りた)、思ってた以上にはおもしろかったかな。
普通にお話始まるかと思ったら序盤のプロローグ的なのコラージュ風でなんかいいな、ってなったし。
堤真一が男前でかっこいい。岡村はいい味出してる。上地の豹柄は刺青に見えないから嘘っぽい。山田孝之は1人だけ異彩を放っててかっこいいなぁ。いい意味で馴染んでない。
他の方も行ってるけどラストに掛けて失速気味だから、もう薬とかどうでもよくね?って感じになる。
後一応ちゃんと観てた気がするんだけど上地の存在がよく分からない。なんだったの?
元気でる!笑えるし最高!
普段・・この手の作品は見ないんですが・・めっちゃ元気になれました!
ストーリーも面白くって・・少々長めの本編ですが・・無理なく観れた。
キャスト陣は言うことなしの満足度。岡村さんはちょっと・・引いてしまった・・でも・・・個性的な役者陣の中で頑張ってて・・
もっと頑張って―って応援しちゃいました。
生田さんのコミカルな演技。良かったです。ちょっとエロい主人公もナチュラルに演じていた。見ていて・・不快感ないです。
それに増して・・堤さんの演技も素晴らしく・・2人でどんどん盛り上げていました。山田さんも良かった―。
終盤にかけて・・上地さんもいい。あのヒョウ柄のボディーペイントはインパクトあります。
抗争シーンも多いですが・・慣れてない私が見ても不快感なく、楽しめました。
コミカル要素が際立ってて・・笑える。
そして、生田さんの元気ある役どころが見ていてこっちが元気になりました。
土竜の唄・・本当にあったんですねー。ウケた。こういうのは実写化されて歌ってる映像なんかは面白い。
実は1回目見た時は受けつけない作風だったんですが
2回目はハマった。最高に楽しめました。
元気が欲しい時見るといいと思います。
ぶっ飛び過ぎてる。
「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」見ました。
漫画は未見だが、漫画そのままの世界観やハチャメチャ感を感じる。バイオレンス描写やシュールな笑いは三池崇史監督のお得意なラインだから、この漫画の実写化において適任だと思った。
しかし、漫画原作という無茶をするにはやはりやり過ぎだと思う。描写云々ではなく、実写化するのは無理があった。まずストーリーが破綻してるし、主人公に都合の良いように進みすぎてる。キャラクターのルックスも、こんなヤツ絶対いないよと思うだけに説得力がない。キャラクターの魅力は山田孝之に一点集中、というか全て背負わせてる。相変わらずの”山田孝之愛”を感じる。でも山田孝之が映った時の安心感は、やっぱり凄い。もし山田孝之じゃなくて仮に川崎麻世がこの役をやっていたらと妄想すると、恐ろしい。
ストーリー上の批判はあります。だが、やっぱり笑える部分があるのは三池崇史監督さすがという辺り。皆川猿時さんが裸で走るとこや、仲里依紗と生田斗真がヤル場面のリアルさ。笑うしかない。てか過剰、というかリアル。
必ず続編がありそうな終わり方だけど、今作における結末は少し物足りない。というのも、岩城滉一の足元すら拝めていないどころか、やっとの想いで下っ端を片付けた。次作で完結するかは分からないが、もう少し話を進めて欲しかったものだ。
純粋にスカッと楽しめる
本作にエキストラとして出演しているのが、私の近しい人だった
こともあり、妻と観に行った。
ポスターが貼ってあるのを見た程度で、本作や原作の漫画につい
ての事前知識はほとんどない。正直、あまり期待していた訳では
ない。が、予想に反して面白かった。
演出はコミカルで馬鹿馬鹿しいものが多く、大いに笑わせてもら
った。笑いがシリアスな場面と絶妙にミックスされているところ
は、さすが三池監督である。
原作を読んでいないので分からないが、本作ではコミカル路線を
打ち出しつつ、しっかりと任侠道に対する敬意が示されている。
それは例えばヤクを忌避するという精神や、盃を交わす場面の重
要性に示されている。
演出の愉快さだけではなく、本作に出ている俳優も一癖も二癖も
ある陣容であり、見逃せない。こんな人が、という人も端役で出
ている。主演の生田斗真さん、名前は知っていたけれど、映画や
テレビで見るのはほぼ初めて。しかも妻に聞いたらジャニーズ事
務所の人だとか。ジャニーズ事務所というと私も偏見を持って観
ているかもしれないが、凄まじいシーンの連続であり、役者魂を
感じた。また、ナイナイの岡村さんも、そのコミカルなキャラに
、かつて読んでいた静かなるドンの適役の数々が思いだされた。
新境地ではないか。そしてカッコよさとしては堤真一さんである
。古き良き任侠の体現者として本作では描かれている。それを、
嫌味にならずさらっと演じきっている辺り、同じ同性でも憧れて
しまう。本作の最後のほうの場面はご愛嬌ということで。
でもやはり私の注目は、敵役の山田孝之さん。見事に敵役を演じ
きってくれている。ラスト近くでアングルを逆さに、主人公をに
らむシーンがある。そのアングルですら敵意が見事に伝わってく
る。今の日本人俳優の中で、私が最も注目する方である。役柄毎
に別人としか思えない雰囲気を身にまとうあたり、関心するばか
りである。
2014/3/1 イオンシネマ新百合ヶ丘
攻勢に感服。
好き好きが分かれそうな内容なんだけど、個人的には
大いに楽しめる作品だった。いや~よくやったわ生田斗真。
予告編で散々見せつけられた前貼り姿→そのまま洗車機へ、
すべて本人がこなしていたというのだから頑張ったと思う。
こういう話だろうと予想したのが、全くそのままだったという
実に期待を裏切らない不謹慎なエロと下品と暴力とコメディの
オンパレード。原作(もちろん知らないけど)の試し読みが劇場
配布されていたのでチラリと見たけど、絶対こっちのがいいわ。
生々しい姿が幾らかイケメン飽和されているから観やすいしv
とにかくキャラ立ちした面子が気持ちいいほどハマっている☆
やはり堤真一。アナタはもうずーっとその路線を極めて欲しい。
面白いんだか恐ろしいんだか顔を見ているだけで惹き込まれる。
そして不気味な山田孝之。アナタもその路線をぜひ守って欲しい。
瞬きしないその無愛想。ウシジマくんか?(公開されるみたいね)
ムダに色気ムンムンの仲里依紗、アンタも気持ち悪い上地雄輔、
伊吹、大杉、岩城の生業顔と吹越、遠憲、皆川のコーラス部隊、
そして何より、岡村隆史の文句なしの化けっぷり。
お前一体誰なんだ?と思うくらいマンガ魂を貫き通している。
ここまでやってくれると、イヤになるか、ハマるかのどちらかに
軍配が上がるため、大いに好き好きが分かれてしまうところ。
三池作品というと、その出来不出来がもの凄い大差で公開される
ことが多い中、130分をこのテンションで攻めた勢いに感服する。
クドカンの脚本は相変らず遊んでいるが、それをいい具合に弄り、
過去の名作を思い切りパロって当てはめたりと、かなりやり放題。
ふざけながらも、警察官としての真髄と誇りだけは忘れない玲二に
このまま潜入捜査官としての闘いが続くことを予感させるラスト。
生田斗真の新たなるキャラクター開眼の兆し。
(オトコなら頷けるシーンが多いらしい。へぇ~そうなんだ~^^;)
分かりやすくて面白く、かつカッコいい
面白いが一番最初に来る映画です!
男臭くて分かりやすくて、カッコいいというより潔い良い作品だと思いました!
渋谷の映画館が笑いでどよめいてました。
出演するキャスト陣がまー味が濃いい‼︎
そして可愛い!そこの犬!萌えた‼︎
2でるね!
何が面白いのかわからないくらい面白い
一言でいうと面白かった!
マンガだからあり得ない事も多々あるけど
それが許される映画。
大バカで根性だけはある主人公レイジ。
(なかなか弱くね?)
腸を蝶々結びしてホルマリン漬けにしてやる!とか
懐深く納めますって……
そうきちゃう?無理だよ。
堤真一も岡村も上地雄輔のキャラクターも好き!山田孝之の眉なし金髪かっこいい!
それはマンガを知らないから言えることなのかもしれないけど。
岩城滉一!
なんてかっこいいの!!
岩城滉一って優しいイメージだったから
あの強面の中のトップのキャラで出てくるのどうなんだろうって思ってたけど、
一言発した瞬間に全てもってかれた。
素晴らしい迫力。
1分も飽きず、ワクワクハラハラしながらも。大笑いして、この世界に引きこまれます。
土竜の唄ってタイトルにしちゃうほど、土竜の唄には惹かれなかったし、印象も残らないけど、続編を期待させる終わり方だったので、続編を楽しみにしてます!
堤さん、また定価で観ちゃったよσ(^_^;)
水曜日は映画千円デー。
壇蜜の例のヤツと土竜の唄の二本立てで行こう♫と思ってたら、地球を守る未亡人は当日券完売との事、仕方なく?ケーキバイキングで時間を潰して21時台から土竜だけを観る事に( ̄▽ ̄)
実は今、無茶苦茶腹の立つ事があってマックとかケーキとかガッツリしたモノをバカ食いしたかった。
でも女子としては腹一杯食べたら食べたで後に虚しさが残るもの……「も~映画は止めてこのまま家に帰って寝ちゃおーかなぁ」位に思いつつバルトへ、
そして入場券を買う段になり、バルトではレディースデー割引きがない事に気付く、「他館でも土竜の唄かかってるんだけどなー」と思いながらも「やっぱり止めます」と言えない見栄坊な私。
上映室に入ったら入ったで後ろの席の男女三人組みがウルサクて、思わず振り向いて「あんたら本編が始まってもそのテンションで喋ってたら承知しないからね!」との想いを込めて十秒ほど見つめてやりました。
そして映画が始まり物の一分も経たないうちに心の黒雲が晴れていく*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
とにかく楽しい!
元々、原作+パピヨン堤ファンで観に行った私。
でも原作を知らなくても最初の画を観た時点でスグに笑える。
洋物コメディーにありがちな、20分位観ないと設定が呑み込めず笑が上手く伝わらない、なーんて事が全く無い!
最後にクレジットを見たら監督が三池崇史で脚本がクドカン!
上手いワケだよ笑えるハズだよ!
ジャニーズの生田君も芝居が達者!
お笑い芸人がイケメンの看板を貰ってチョット仕事がやりにくい……なんて愚痴るのに対して、ジャニーズはイケメンで面白いが当たり前!思えば凄い世界です。
そして勿論、パピヨン堤は裏切らない。終盤近くの白いスーツに蝶の映像が写し出されるシーンは少しヤッターマンの変身シーンと重なって作り手の遊び心を感じてしまった♫
そー言えば以前に「地獄でなぜ悪い」を観た時もバルトで定価だったっけ……最終日だったから、どーしても観たかったんだけど結果、内容は期待以上で、損した感は全然無かった。
役者としての生田君も良かった事だし、この調子だと仮面ティーチャーも観ちゃうんだろうな~
多分バルト9で……
しかも定価で……(^◇^;)
やはり面白かった
監督、脚本、配役。
公開前からドンピシャだったので期待しちゃいましたが。
期待通りで安心して鑑賞出来ました。
笑った笑った!もうお祭りのような。
個人的には皆川猿時さんのファンwなので
かなりツボに入りました。猿時のビーチクシーンwww
「ワン チャンス」(映画のタイトルではないワン)で突破しようとするところはアイディア賞ものでした。
宮藤官九郎脚本はおふざけが過ぎてシュールなのでパスすることが多いのです。迷ったあげく4本残っていたTOHOシネマズの無料ポイントで見てきました。
でした。作品としては三池監督色が強く、ゴツゴツとぶりつかり会う男たちのアクションシーンが見応えたっぷり。手を替え品を替えのギャグとアクションだから退屈せず、意外や意外面白かったです。
でもね、やっぱり 宮藤脚本のバカバカしさは半端じゃあありません(^^ゞ乗れないと置いてきぼりを食うかも。それでも堤監督『劇場版 SPEC』シリーズのシュールさほどではありませんが。
ご存じの方も多いでしょうが、原作の「土竜の唄」は、05年に週刊ヤングサンデーで連載をスタート。現在はビッグコミックスピリッツで連載されており、コミックスは33巻までで累計350万部を発行している高橋のぼるさんの人気マンガが原作。
素行不良を理由に懲戒免職になった警察官・菊川玲二が“モグラ”と呼ばれる潜入捜査官として暴力団内部に入り、幹部を逮捕するため活躍するさまを描いたものです。
まずストーリーが結構手がこんでいます。玲二の潜入捜査の設定も納得の展開。そもそも警察では潜入捜査が禁じられいています。一方厚生省の麻薬取り締まり局はおとり捜査が認められているものの、捜査範囲が麻薬取り締まりに限定されてしまいます。そこで警察と「麻締り」が手を組んで、警察を首になった玲二に極秘裏に潜入捜査のミッションを与えるというものでした。公式な身分ではないので、哀れ玲二は、警察からも指名手配され、敵対する蜂乃巣会からも命を付け狙われるタブルピンチに。
潜入捜査の設定があくまで玲二をおだて上げたあげく、使い捨ての非公式捜査に送り込んだという展開がなるほどと思いました。
また終盤では、ロシアマフィアが持ち込んだ合成麻薬MDMAを蜂乃巣会から横取りした阿湖義組でしたが、数億に上る麻薬の国内流通を何としても食い止めたい玲二の決死の活躍が見物となるシーンも面白かったです。玲二が掴まされたガセの情報で集まった警察と「麻締り」の大捜査網をかいくぐり、阿湖義組はまんまんと「ワン チャンス」(映画のタイトルではないワン)で突破しようとするところはアイディア賞ものでした。
ブルース・リーがきっかけで、映画の世界に魅了され「以来、男のかっこよさを求め続けてきた」という三池監督だけに、ギャグ一辺倒ではない侠気を感じさせるシーンも満載。たとえばも玲二がピンチになったとき覚悟を決めて、「バッチ来~い!」の決め台詞を叫んで自前の正義に突き進んでいくところ。最近草食男子といわれるようになって、男臭さというのが時代遅れになっているのかもしれません。それだけに、今どきの普通よりちょっと男っぽい玲二に魅力を感じてしまう男子は多いのでは?
もっと凄いのは、クレイジーパピヨンこと阿湖義組若頭の日浦。この男は「面白いヤツは生き残るべきだ」との信念に基づいて、義兄弟の契りを結んだ玲二のために命を張るのです。その男気にはホロリと泣けました。日浦は、ケンカは強い上に、ヤクには絶対手を出さないという正義感もあり、そして敵がはなったヒットマンすら恩情をかけてしまうフトコロのデカさに、玲二やヒットマンならずとも惚れ込んでしまうキャラでした。余り格好良すぎで主役を喰ってましたよ。
やはり本作では、玲二を演じる生田斗真の奮闘ぶりを讃えたいと思います。『源氏物語 千年の謎』など華やかなイケメンの役が多かった生田でしたが、本作ではイケメン俳優のイメージを破壊。ここまでやるのと誰もが思ってしまう役者根性をスクリーンに見せつけてくれました。一皮むけた生田には、松山ケンイチのようなどんな役でもこなせる役の振り幅が広い俳優になっていくことでしょう。
劇中で生田の演じるシーンは、原作の玲二のように、目をむいたり、鼻の穴を広げたり、豊かすぎるほど豊かな表情を見せます。度肝を抜くシーンも多く、映画序盤では、走る車のボンネットに裸でくくりつけられ、そのまま洗車機の中に突入するシーンばかり注目されていますが、そればかりではありません。だいたいあのシーンは潜入捜査に入るまえの適性テストのシーンだったので、な~んだと思ってしまいました(^^ゞ
見どころは、玲二のタイマンシーン。特にラストのボス格との対決シーンは、たっぷり時間をとった激しい格闘シーンとなりました。
敵役となる蜂乃巣会幹部の猫沢一誠を演じた岡村隆史もなかなかニャンとアクションで頑張っていましたよ。
三池監督のアクションシーンは、痛みが伝わってくるリアルティを感じます。生田がいうには、「アクションのプロがやったほうがきれいにみえることもあると思う。でも、三池さんに求められていると感じたのは、うまさやきれいさではなく、その時の目のぎらつきとか、暴れている生の姿。本当にやっているからこそ、よくわからない熱がふっと出てくる」と。アクションにもただ殴り合っているだけでなく、殴り合ったいるもの同志のエモーショナルな表現にこだわっているところが、三池監督のアクションにリアルティを感じさせる源泉なのですね。
不死身の日浦に誘われて今度は関西で活躍しそうな終わり方。続編も面白そうです。
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