ジュピターのレビュー・感想・評価
全158件中、121~140件目を表示
翻弄される運命。問答無用のやりすぎSFアクション超大作!!
【賛否両論チェック】 賛:宇宙規模の大迫力のアクションに圧倒される。 否:スケールが大きすぎるだけに、かえってチープな印象も受けてしまう。本格派には不向きかも。 「地球が実は造られたものだった」という設定も驚きですが、宇宙の支配を目論む兄弟3人による覇権争いが桁外れのスケールで繰り広げられ、その世界観に圧倒されます。ただ逆に言うと、それだけ大きい規模の戦いをフルCGで描き出しているので、本格派の方が観るとかえって興ざめしてしまいそうな感じもします。 物語は、自身の数奇な運命に翻弄されながらも、自分の意志で道を切り開いていこうとするジュピターの姿が印象的です。そして「王女と孤高のハンター」という、身分の違いを越えた愛も見どころの1つ。 日頃感じている閉塞感から抜け出したい時に、是非オススメの作品です。
人間の起源についての仮説
なぜ人間が存在するのか? なぜ地球に生命体が存在するのか? こうした人間の実存についての仮説をたて、その結論から物語を展開させていった、スリリングな思考実験のような映画。そういえばマトリックスも、現実とは何か?を問うていたから、この監督のテーマなんだろうな、こういう観客の思考力を試すような映画は。
そもそも私たちは自分がどこからきたのかの解答をもってはいないから、この仮説を稚拙だと断定することはできない。こういう仮説があっても良いし、フィクションとしても、この仮説は十分に物語を楽しめる要素になっていたと思う。難があるとすれば、宇宙シーンが多すぎることかな。もっと、なぜミツバチが存在しているのかみたいな、地上の話をやってもらいたかった。
それに加えて、ワイヤーを多用した空中での格闘シーンは、ウォシャウスキーズらしい、革新的な映像で飽きさせない。
宇宙家族の壮大な親子喧嘩
ウォシャウスキー姉弟が前作『クラウド アトラス』で扱ったテーマ的な要素、掻い摘むと「輪廻転生」とか「クローン」とか「運命」、あと「倫理」的なものですかね。を、更に一歩踏み込んで、斜め上から攻めた感じの映画です。 ああ、そういう風に説明しちゃうと何だか難しくてすっごく高尚な物語に感じるかもしれませんね。けど、実際はそんなこともなくて。なんというか、一言で表現するならば「稀代なる珍妙SF」。勿論、姉弟は至って真面目にね、この作品に取り組んだんでしょうけども。結構な厨二病ワンダーランドに仕上がっておるんですな、これ。 主軸は「宇宙一家の壮大な親子喧嘩」で、それがドンと鎮座しておりまして、その周囲をヒーロー(チャニング・テイタム)とヒロイン(ミラ・クニス)が周回してる感じで。 「ヒロインがピンチだ!俺ことヒーローが助けに行くぜ!」のパターンが延々と、延々と続きます。マジで息つく暇なくヒロインがピンチになります。そこにあらゆる厨二垂涎のキーワードが飛び交い(「DNAは輪廻転生する」みたいなハイパー理論が飛び出てきたり)、まさしく映画内はワンダーランド。 ぁいえ、まるで自分がこの映画を小馬鹿にしてるっぽくなってますが、別段DISってるんじゃないんですよ。本当に。DISりじゃないんです。まんまを言ってるんです。 で、まあ、そのワンダーランドに乗れない人、呆れた人はとことんつまんない映画になってるんでしょう。なったんでしょうね。ネット界隈じゃボロクソに言われたりしてるので。 んー、だから、人によって鑑賞パターンは数あるんですけども、なんというかね、しかし話は割とどうでもいいじゃんか、的なスタンスでしたね、自分は。 注目すべきは圧倒的なヴィジュアル革命、息をのむ美しさ、みたいな部分。眼前に映し出される美麗なシーン、シークエンスを楽しめばいいじゃんか、と。 本当に嫌いな人は坊主憎けりゃ袈裟までも状態なんでしょうけど、もう自分は映像を楽しみましたので。 つまりは、そういう感じの映画です。はい。
ティーンエイジャー用のラブストーリー
ティザーが面白そうだったので、観に行きました。
なんだかティーンエイジャー用のラブストーリーに、SFをくっつけたみたいなお話。
そんなに私がラブストーリーが好きでないのと相まって、あまり面白くは感じなかった。
終始ラブラブし続ける主人公達、それなのに好きじゃない好きだ護る。甘ったるくてすごかった。
三兄弟達はかなりマザコン、終始ママと言い続けられる。なのにママに関する描写がない、何故ママが地球の収穫止めるのかわかんない。ボスであるはずの長男がママと叫ぶ駄々っ子にしか見えない。
蜂までは良かったのに、長いたらい回しシーンに主人公が連れ去られ、連れ去られ…。ヒーローの身がいくつあっても足りない。主人公が少し頭悪すぎ、たいして戦わない。
でもCGは本当に凄い。3Dで観たら本当に酔いそうなぐらい早いアクション。でもアクションが早すぎて気持ち悪い、スタイリッシュではない。
総じて言えばCGの無駄使い。3Dで見ても多分同じだと思う。
うわー惜しい!
なんとも惜しい!笑
映像面ではハリポタ死の秘宝part1の人間界での魔法戦闘シーンのような、現実的な背景での近未来的なアクションシーンはギャップがあったし、終盤の不安定な環境での脱出シーンはSTARWARSシスの復讐でのムスタファでの戦闘シーンを思い出させるようなハラハラがあってよかった。
ただ、設定はまだアリだと思ったけどストーリー展開になにか物足りなさを感じた。
ラスボスの死に方もしっかり倒して終わりではないので見ててスッキリしなかったし、ほんとになんかもったいない。
続編があってもおかしくないような終わり方だったのでもし続編がでるならまだしもこの一作でおわるならほんとに不完全燃焼ですね。期待してます。
うーん…
冒頭の撃ち合いは迫力あってよかったけど…あとはダメです。ストーリーが稚拙すぎるし、セリフも陳腐だし。何より登場人物に感情移入ができない。あの主人公の家族みたいな集まりは誰が誰だかわからない。母親は死んだと思ってた。
全体的な世界観がファンタジー過ぎて、好みではありませんでした。昨年のインターステラーを観てから、自分の中でSFに対する期待がかなり高まっていたからかもしれませんが、映画館で観た作品をこんなに酷評するのは初めてです。ツッコミどころ満載です。設定を活かしきれない部分が多すぎでした。完全オリジナルストーリーだけに残念です。
考えすぎ
地球人は資源で刈り取るみたいな事を言っているくせに、家族を人質に取って返してほしければいう事を聞けとか、その後地球に戻っても殺されるじゃんとしか思えない。交渉の条件が悪すぎるし、そもそも地球人を家畜扱いして殺しも平気な割に、地球人の家政婦を王家の血筋だからと言って丁重に扱うのもさっぱり意味が分からない。宇宙のセレブが重視するポイントがちぐはぐだった。
しかもその宇宙セレブも宇宙役所ではたらい回しにされており、もっとすごいセレブがたくさんいて、セレブの中でも下の方なのかなと思った。
人間100人分で1本の美容液みたいな、不老不死の薬かなにかが採れるそうで、でも落としたらビンが割れていて、ペットボトルにしろよと思った。成分なんだよ、コラーゲンか、人間じゃなくてもよさそうじゃないか。
考えすぎておかしくなっていっている感じがした。もうちょっと落ち着いて欲しい。
アクションやSF小道具はワクワクした。クライマックスは落ちて一回平気だったのにまた落ちて、今度は深刻にやばい雰囲気だったのだが、前回けっこう平気だったので、どうせまた大丈夫だろと思ってしまう。構成がよくなかった。
2Dで見たのだが、3Dならもっと楽しかったのかもしれないけど、話はとてもつまらなかった。
主人公の黒人の家政婦の女の子が、いきなりの王族扱いで物怖じしないところは面白かった。王族なのにいいことが一つもなかった。せいぜいきれいな洋服が着れたくらいだった。
ワープがお手軽すぎて、旅情が全然なかった。
映像だけ
映像はすごいけど、動き速すぎて疲れるしついて行けない。
メチャメチャ便利な空飛ぶ靴とか盾とかみんなが活用しないし、狼とかアルビノとか設定の意味が?だし、そこまで地球にこだわる必要性もわからないし、結局家族を人質にとってまで王位を放棄させなくても本人を殺せば終了なんじゃ…とか突っ込みどころ満載。
つまらなくはないけど、もう少しストーリー練って欲しかったな。
映像とツッコミを楽しむ映画
中学二年生の男子が自分を主人公にして ヒロインを学校で人気の才色兼備なあの子にして 設定を練りに練り上げ書き上げたケータイ小説を お金をかけて映画にしたら壮大なコメディが 出来上がりました、ドヤ。って感じの内容なので みんなでワイワイとおかしいだろ!って 突っ込みながら見ると楽しめるかと思います。 バカ映画好きな人なら許容できるかと CG頑張りすぎてあとが全部疎かですが それを許せる心の余裕があれば楽しめますよ。 映画館で思い切り笑えなかったのがストレス だったので、次は家で何人かで見たいですね
映像アトラクションを観に行こう!
ストーリーは、酷評のとおり。 途中の要らない説明にも、眠くなりました。 とにかく、全体に長かった印象です。 もう少しミニマムにすれば、 ストーリーの粗も 目立たなかったんじゃないかな。 ビジュアルの仕事に 長年携わっていますが、 映像クオリティはさすがでした! マトリックスのような、 新しいクリエイティビティに期待してた方は もちろん低評価でしょうけど。 しかし既視感ありながらも ディテールに妥協することなく、 緻密に計算されたアングルには 目をみはるものがありました。 これでもかと詰め込んでくるVFXも、 サービス精神に満ちています。 娯楽力は、ハンパないです。 木星の街の アートディレクションも秀悦で、 SFファンはいろんな発見があります。 うん、TDCスターツアーズの 長尺版だと思えばいいんです。 映像アトラクションを楽しみたいなら、 めちゃ得した気分になれますよ。
初めての4DX
今回、初めて4DXを体験しました アクションシーンでのシートの動きや、ミストや空気にただただビビりまくっていました 4DXは評判通りすごい迫力でした ですが、映画も前評判通りあまり面白いとは言えないです アクションはすごいCGに3Dでしたが、どれも目新しいわけでもなく ストーリーはもうなんかつまらなかったです アクションシーンじゃないとこで眠気と闘うのに必死でした 4DXは楽しめたけど、普通に観たらすぐ寝るんだろうなぁと思いました 予告編みてあんま面白くなさそうだなと思っていたら期待を裏切りませんでした(悪い意味で)
スペースお家騒動w
前評判が良くなかったので全く期待していませんでしたが… その通りで、始まる早々寝ちゃった。 寄せ集めのSFに凄いお金をかけちゃったって感じ‼︎ 総てに関してセンスが古く、キャラもメカも70年代のSF的でファンタジックで子供っぽい世界観。 また、地球の家族達に品が無く貧乏コントの様で急にお茶の間SFの様になったりして凄い違和感を感じ気持ちが冷めました! 結局はスペースお家騒動w 3Dで観ましたが、やかましいだけなので2Dでもよかった。
3D鑑賞必須!私は楽しかった。
本国での評判が非常によろしくないためか、初めからつまらないと決めてかかる皆さんが多いのもわかる。イントゥ・ザ・ウッズで後半寝た私だがこれは寝なかった。迫力十分で中学生に戻った気分で楽しめた。 そしてウォショウスキー姉弟がどれだけ日本のアニメと漫画が好きか、影響が伝わってきて見ていて私は感動した。 日本の皆さんはこういうの好きじゃないの?皆銀河鉄道999とかロボットアニメとか好きでしょ?無意味なスピードの空中戦、日本人は大好きじゃないの?? とりあえず、昔の少女漫画SFや銀河鉄道999大好きだった人は、昔自分が想像した世界が3Dで鑑賞できる。3Dで鑑賞してこそ楽しめる。話はもろ漫画なので追及するのは野暮。
とにかくアクション祭り!
本作を観賞するには、IMAX3Dをオススメします。 その方がより監督のこだわった映像が体感できます。 単純明快なSFアクションかと思いきや、宗教的な内容でした。少し難しいので、理解しようと努力すると、たまに置いていかれます。。。 本作の監督は「マトリックス」が最も代表的ですが、 「クラウド・アトラス」という作品もありました。 この作品も宗教的で、哲学的で。。。 と、難しく、壮大な作品でしたので、少し本作と共通するニュアンスです。 「クラウド・アトラス」を観賞された方は分かると思いますが、この映画はそれぞれ異なる時代の物語の「ある共通点」を描いていました。 なんか、本作「ジュピター」は、その物語の一つを細かく描いた様な印象です。 そういった独特の世界観を味わえると面白いかも知れません。 そんなことはさておき、アクションを目に焼き付けましょう。銃撃戦などはなかなかです。 宇宙船の造形もかなり凝っており、観ているだけで興奮します。 他のレビューされた方は低めの評価ですが、私個人は普通に楽しめました。 続編も出来るとの情報もあるので、楽しみにしています。
映像は素晴らしかったです
監督ありきで劇場観賞しました。
映像はスケールでかい、VFX素晴らしい、美的センスも監督お二人ならではです。
やはり劇場の大画面で観れて良かったです。
しかし!
ストーリーが………
今話題の大塚家具や少し前の一澤帆布のお家騒動宇宙版という感じ。
全体の流れが銀河鉄道999、ラブストーリーが「月9」キャラクターデザインも既視感ありで「え?え?え?」でした。
出演者の皆さんは魅力的でした。
ストーリー、なんとかならなかったのかなあ。残念。
全158件中、121~140件目を表示