マッドマックス 怒りのデス・ロードのレビュー・感想・評価
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「サンダードーム」支持派のオレが本作を語る
「マックスがMADだったのは、1作目だけだ」
まずこれだけは言っておく。
「サンダードーム」評でも言ったが、「MAD MAX」は世界観の継承、これが第一。
次に、主人公マックスは常に、巻き込まれる側。
そして、「なんだかよくわからないが、すげえ奴がいた。」という立場で語り継がれる世紀末救世主伝説、の男であること。
「MAD MAX 怒りのデス・ロード」
まず、本作、その世界観をうまく継承している。
「サンダードーム」の秩序あるバータータウンがあった一方、暴力に支配された別の町での出来事が本作、という位置づけ。いくつかの設備や、車の「とっても無駄な」装飾、そして「産むことの重要性」など、「サンダードーム」から時間がたっている、という世界観。だけど、白塗りとか、結構地続きかもよ?
マックス、トム・ハーディもとてもいい。というか、マックスの設定がこれまた、とてもいい。今回も「サンダードーム」の長髪が中盤でバッサリ切られるのと同様、映画開始後、中盤でようやくマスクが外され、マックスのキリリとした素顔が現れる。うん、かっこいい。
「サンダードーム」からの反省、といえば、あえて言うなら、極悪ボスと色気、かもしれないが、今回気持ち悪いイモータン・ジョーと、ものすげえキラキラした美女が登場し、そこは見事にクリアしている。
だが、オレはミラーが「サンダードーム」を嫌っているとは全く思っていないけどな。子供が美女とババアに変わっただけだし。
そうそう、ババアの種もみ!!これが「北斗の拳」ファンとしては今回一番グっときたねえ!
八方塞がりな世界からほんのわずかな希望に賭ける、しかしその希望も果たして、といった「どうしようもない世界からの、だめかもしれないけれど、飛び出してみる」という2,3作共通のテーマも健在で、今回はフュリオサが、物語を引っ張ることになる。セロンもかっこいい。「長身」というのがまたいい。片腕の理由が語れないのもいい。
マックスはいつでも、はじめは無関係であろうとする。だが3作共通の、人々のそういう思いが、マックスを突き動かす。いつだって裏方なのだ。それでいい。なぜなら、
「なんだかよくわからないが、すげえ奴がいた。」
これである。だからマックスはカッコいいのだ。
とここまで褒めまくったが、「MAD MAX」ならでは、の不満も結構ある。
1)往年の地を這うようなカメラワーク、あの早送りのカメラが少ない
たしかに砂漠ゆえ、アスファルトを走っていた1、2作のあのカメラは合わないかもしれないが、最初ちょっとあっただけ。うーん、あれこそ「MAD MAX」な絵なんだけどね。
2)キャラがもう一人足りない
そう、2作目のウィズ、3作目のアイアンバーみたいなやつ。
3)ラストは、マックスの立ち絵で幕、じゃねえとなあ。
マックスがタウンに残る理由はない。しかし、あの去り方はちょっとないなあ。
追記
あと、往路と復路のアクションにもうちょい、変化が欲しいよな。「戻る」という展開はまあ、よい。「絶望」からの「一縷の望み」だからね。だけど、絵が代わり映えしなくなるんだよね。
「MAD」のインパクトが薄れている。
あと、そうそう、あれがない。車と車(バイクでもいいよ)の正面ドーーーーーーンがない。
正面ドーーーーーーン、悪役ドアップ付で次回作はお願いします。
ひたすら鬼ごっこが続くので中盤から飽きる
頭からっぽにして楽しめる世紀末ヒャッハー映画。マッドマックスを観たことがなかったけど問題なく楽しめた。
面白かった点は、迫力あるアクション満載なこと。この映画は最初から最後までひたすらアクションの連続。口数が多いキャラが居ないからかセリフも少なめで、爆破、銃撃、カーチェイスをとことん堪能できる。
主人公マックスは無口で、アクションになるとめちゃくちゃ強いのがカッコいい。周りとベタベタしすぎず、最後砦を制圧した時の去り際もクール。
悪かった点は、単調で飽きること。良くも悪くも、ひたすら鬼ごっこが続くので中盤からは少し飽きが来た。最初は美しい砂漠の景色に惹かれたが、ずっと砂の画面で映えずに退屈。個人的にカーチェイスよりも肉弾戦が好きなので、車同士の闘いメインなのはマイナスポイントになってしまった。
悪い点も目立ったけど、何も考えずに楽しめる脳筋映画もたまにはイイね。車好き、世紀末の世界観好き、分かりやすい映画を観たい、って方にオススメ。
音響が狂気
地響き渡るエンジン音
疾走するバイクと改造車
スピード感があり迫力満載だった。
ウォーターボーイズや火災放射ギター
太鼓を叩くシーンは不思議な士気を
高める映像が面白い。
しかし、トム・ハーディの生命力は
半端なかった。そして去り際も男前。
極上爆音上映は音響が狂気だけど、見応えが
あった。
私を憶えているか?
この言葉に映画の全てが集約されている。
これが監督のメッセージだろう。
女戦士フュリオサ、ここにあり。
2021.3.5(金)
何年かかったのだろう。やっと立川シネマシティの極上爆音上映で「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観た。今まで何度も映画館で観るチャンスはあった(再上映やブラック&クローム版公開)のだが残念ながら見損なっていた。もちろんTVでも放映済みだったが観ていない。
因みに、私はTV放映されてもスクリーンで初見のチャンスが残されている作品はTVでは見ない事にしている。
上映に先立ち、2019年11月15日にMadMaxのイベントで来日し、爆音上映中のシネマシティに来場し登壇した際のヒュー・キース・バーンのビデオ映像が流れた。当劇場独自映像か(昨年亡くなっていたんですね)。
ウーン、編集が凄い。音響と併せて見事である(アカデミー賞編集賞、音響編集賞だった)。
シャーリーズ・セロンが良い、全然良い。この美女もモンスターだな。普通の美女はこういう役はやらないよ。トム・ハーディのマックスいなくても良い位、女戦士フュリオサの存在感が有り有りだった。中々凄い映画だった、映画館で観られて(観て)良かった!!
結局、水と油(ガソリン)を制する者は世界を制すると言うことか。現在と変わらない世界のままだという皮肉。
フュリオサの後にアマプラ鑑賞!
映画館で初めてマッドマックス フュリオサを見て、最後の特典映像が続編の予告編なのかな?と思いつつこれまでにシリーズ作品があったということでとりあえず1つ前のこちらの作品をAmazonプライムで鑑賞。
最新作の特典映像はこちらの映像の一部だったと分かり(内容という意味では続編だけど、作品としては過去作。誤解が解けて良かった)、でも大隊長フュリオサを奇しくも子ども時代から順を追って見ることが出来て良かったです!!
*****
最新作で片手になる場面があったので、こちらで最初から義手なのもすんなり「そうそう。」と思えて見えたし、
なかやまきんに君がその1人の声を吹き替えたウォーボーイ達も、そもそもだいぶ洗脳されちゃってたから最新作でも簡単に自らの命を粗末に。。というか、それを厭わない歪んだ精神構造に既に洗脳されていたのか!と納得。
でも途中から仲間になってくれたウォーボーイ君が次第に正気を取り戻していき、ラストは同じ亡くなるにしても頭がおかしい感じでそうするのではなく、
「ここで自分が盾となって、まともな心を取り戻させてくれた彼女は絶対に護るんだ!!」と意味を持った、大切に思える女性を護るための闘いとしてその最期を選ぶ、というふうに気持ちが変わっていったのが良かったです。
このウォーボーイの俳優さん、洗脳されてる前半と、正気を取り戻してからの後半で目つき顔つきが違う!白く塗られた顔で表情が分かりにくいはずなのに、ちゃんと演じ分けていてとても良かったです!!
*****
そしてフュリオサが何故こんなに強いのかも、生い立ちを知っているからこそ「うわーさらに年齢を重ねてカッコ良さが増してるー!!」と感動。少女時代にさらわれてから本当によく頑張ったもんね。。としみじみ。
だからこそ、最新作で緑の故郷の様子を先に見ていたからこそ、今作での故郷がもう汚染されて昔の姿ではないと知ったフュリオサ大隊長の膝から崩れ落ちる悲しみに共感出来ました!!
話が繋がってみれたので、個人的には見る順番がフュリオサ→デスロードで良かったです!
*****
そういえば今作では砦の中に栽培施設ありました!最新作では畑の描写が無くてどこでジャガイモやら育ててるんだ??と疑問でしたが、
こちらで描写されてるから最新作では描写を端折ったと。。なるほど_φ(・_・
でもやっぱりあの住民数に対して栽培施設の規模が小さいような。。砦の上層階を利用しただけなんで、住民に行き渡るには足りない気がしますけど、
多分これからは地下水をたっぷり放出して、あの砦周辺をフュリオサのかつての故郷のような緑の大地にしてくれたら、と思いました。
フュリオサさん、、なんかこれからは闘いに明け暮れる日々じゃなく、穏やかに暮らして幸せになって欲しいなぁと思いました。
狂っているのは、俺か、世界か
過去に、レンタルで観ました💿
マックスを演じたトム・ハーディと、大隊長フュリオサを演じたシャーリーズ・セロンの共演は素晴らしかったですね🙂
撮影の裏側では色々あったようですが。
のっけからあっさり捕らわれるマックス。
磔にされ人間エンジンみたいな扱いを受ける展開は、この作品の世界観を見事に表しています⚠️
片腕が義手のフュリオサは、隙をついてイモータン・ジョーの女たちを引き連れて軍団から離脱。
途中様々な困難に遭いながらも、決して諦めずに最後はジョーを葬ります。
ラストのマックスとフュリオサのアイコンタクトも粋ですね👍
ジョーの女たちを演じた女優さんたちが綺麗すぎてビビったのと、最強の女戦士フュリオサを演じきったセロン姐さんに拍手です🫡
トム・ハーディもマックスのヤサグレ感をうまく体現🙂
これは映画館で観るべき映画でした😔
今月末公開の「マッドマックス・フュリオサ」も楽しみです❗
僕はJBL(アメリカのメーカーでしたヘナヘナ)が好き♥
我慢してフェミニスト気取りでいれば、若い娘が手当たり次第だよー。
話の骨子は理解出来ても、薄気味悪い映画だ。
キャラクターや設定も独特だけれども、センスがいまいちで、カニバ◯◯◯とペド◯◯◯○が混じっている。
シュールレアリズムとフェミニズムを気取っているが、全員が白い◯。オースト◯リアが制作している故に、白◯主義の復活を願っているのだろうか?
おばあちゃんが最後に
「気に入った。やり直すのよ。昔見たく」ってやっぱり「◯豪主義の復活」に見える。
この演出家は1945年生まれのオ◯ストラリアンベビーブーマー世代。
スピーカーの車が登場するが、奏でる音楽はHeavy Metal。米国製のB◯SEとかで、目一杯馬力のあるアンプでがなり立てるって所かなぁ。まぁ、ヨーロッパ系のスピーカーメーカーも繊細な音は排除されて、みんながなり立てる音になっちまったけどね。昔の日本メーカーのスピーカーが懐かしくなる。昔のJB◯とかね。
白い子供が幸せになるのは良いけど、約束の地とは?豚を飼っている位だから、豪州の未来なんだろうね。少なくとも、ウォレス線は超えていないようだ。
ダメもとで、続編見るか!!
CG満載の様だけどね。
同じ世代の宮崎先生が描けば、再生を描くけど、この演出家はやはり、
Redemptionを描いているよね。まぁ、キリスト教だから仕方ないけど、ノアの方舟ダネッ。宮崎先生なら種を使って植物が育ち、大地を浄化でしょ。どちらが良いわけではないけど、日本人なら、
がなり立てるスピーカーはちょっと閉口するね。
777番目のレビューだぜー。
誰か消されて776番目になった♥
アクションシーンは凄いです。が、
最初は、主役がメル・ギブソンだったそうだが、9・11の影響などで他の役者に変わったのが残念。変わった乗り物がたくさん出てきて、アクションは面白かったです。
ただ、どこか惹かれないんですよねぇ・・。私にとっては、マッドマックスはやはり最初の映画で、進化してるんですが物足りない。まぁ、仕方ないですね。で、星3つ。
あと、「車のボンネットに乗ってギターを弾いたり、太鼓だったかを叩いているワルどもは何なんだ?」と言う感じでした。失礼ながら、笑ってしまいました。
涙が出るほど面白い
とにかくめちゃくちゃ面白い!!!
「行って帰って来るだけの映画」というように言われているが、それはその通り。
だが、それを「話がない」とか、「バカ映画」とか、「何の捻りもない」とかっていうのは、違うんですよーって思いますし、そういうことじゃないんですよーって感じです。
まず、本作の1番の魅力としては、ノンストップ・アクションでしょう。全編ほぼアクションで、最初の10分くらいで設定などがざっと説明されて、そこからはひたすらカーアクションって感じです。アクションシーンじゃなくても、いろんな人が走ってたり色々動いてたりするから飽きません。
でも、普通のカーアクションじゃなくて、世界観がめっちゃいいんですよ。
爆音、爆発、爆走、改造車、V8、火を吹くギターなどシリーズを通して変わらない世界観が好き。
音楽、音響もめっちゃ良くて、マックスがダメージ喰らう時に、他の音聞こえなくなったりとか、輸血する時の針を抜いた時、「スーッ」っていう細かい音響がいいなって思います。
あと、音楽はその場に合わせて、緊迫感と迫力を演出します。重低音の効いた音楽が素晴らしいです。
「シタデル」という砦を支配しているイモータン・ジョーという悪役がいますが、ジョーの子を産むための、「子産み女」が逃げる話です。
今作は種を奪い合う話みたいな感じです。
今作では「種」をモチーフにしている表現がたくさんあります。
子産み女はジョーの種を植えられ、ジョーはその種(子供)を取り返そうとする。
旅の道中でフュリオサが再開する、鉄馬の女たちが、緑の地から持ってきた種を持っていました。だが、それをどこに植えても実らない。
今作で、銃弾のことを種とはっきり言っていますが、銃弾という種を植えられると死んでしまう。
そして、フュリオサが求めているものは、種が実って緑で溢れた緑の地。
というふうなところがあります。
あと、途中フュリオサたちについて来る「ニュークス」というウォーボーイズがいますが、ニュークスは、NUX=核という意味で、ジョーのために自分が核として命を投げ出す。というような意味でしたが、赤髪の子が、「ナックス」と呼んでいるところがあって、これは「木の実」という意味で、ニュークスが種となり、フュリオサと子産み女を助けることで、命を繋いでいけるという意味かなって思います。
あと、旅の道中、死んでしまう「スプレンディド」というキャラがいますが、あるシーンで、スプレンディドがジョーの子を宿したお腹をおさえるシーンがあります。そのシーンでマックスが打ったピストルの空薬莢がお腹に降り注ぐシーンがあります。
このシーンはマッドマックスの世界を象徴しているなって思ってて、子を宿したお腹(命)に銃弾(死の種)が降り注がれるというシーンです。
ここが生きるのが過酷なマッドマックスの世界を表していると思います。
フュリオサとマックスは最初殴り合って対立しまくってましたが、一緒に行っている途中、引きずってる給油タンクを直しに「俺が行く」とマックスが言ったとき、フュリオサが、「あれ?もしかして悪い人じゃないのかも?」みたいになってるのがたまらん。
最初は殴り合うくらい嫌悪な仲だったのに、旅の途中でフュリオサがマックスを命懸けで助けあって行き、信頼を重ねていくのがすごくいい。
ニュークスは最初、ジョーのために命を捧げる気マンマンでしたが、ジョーに認められなくなって、フュリオサたちについていき、最後、かつてジョーのためにしか命を捧げるつもりしかなかったが、フュリオサたちのために「witness me」って言いながら命を投げ出すというところがめっちゃいいのですよ!!!
長々と語ってしまいましたが、このように、話がないわけではないし、色々考えて作られてます。バカ映画に分類されるならこんなに感動しません。
この、他にはないノンストップ・アクションやイカれた世界観を、「何の捻りもない」というのは、目がどうにかしちゃっていま・・・なんでもないです。他にもさっき言ったように細かいところまで考えて作られてるので、適当に作ってなんかいません。理解していただけたら幸いです。
長文になってしまいましたが、この映画は、オールタイムベスト級に好きです。2番目ですが。
1位のグランツーリスモと同じぐらい好きです。
フュリオサと連続上映してほしかったなー。
狂気と暴力の世界
個人的には一作目の『マッドマックス』のレトロな世紀末感が好きだが、最初から最後まで疾走感たっぷりでスタイリッシュな今作も素晴らしい。
ほぼワンシチュエーションものといってもいいのだが、このシンプルを突き詰めたアクションシーンの凄まじさは見事。
核戦争により文明が滅び、思いやりも情けもなく暴力だけが支配する暗黒の世界。
本当に人間の知能指数はどうなってしまったのかというほどぶっ壊れた連中ばかり登場するが、『北斗の拳』が好きな身としては絶叫しながら飛び交うザコキャラの描写がたまらなく愛おしい。
大切な者を守ることが出来ずにトラウマに苦しめられ孤独に生きるマックスは、すべての資源を独占するイモータン・ジョーの一味に囚われてしまう。
ここで描かれるのは徹底的な格差社会だ。
白塗りでスキンヘッドの戦闘集団ウォーボーイズは、何らかの事情で長生き出来ない身体になっており、ジョーに魂を救われることを無上の喜びと感じている。
ジョーは子供を産ませるためだけに何人もの女を囲っているのだが、ある日ジョーの部隊を統率するフュリオサは5人の妻を秘密裏に連れ出し、フュリオサの出生地である緑の地に匿う逃亡計画を実行する。
ジョーはすぐさまウォーボーイズを引き連れフュリオサの後を追う。
マックスもウォーボーイのひとり、ニュークスの血液袋として戦場に連出されるが、激しい戦闘の末、彼は成り行きでフュリオサと行動を共にすることになる。
誰も他人のことを思いやらない世界で、少しずつ心を通わせ団結していくマックスとフュリオサと5人の妻たち。
明らかにザコキャラのひとりだと思われたニュークスが、いつの間にか自分の存在意義を示すために一行に加わる展開は意外だった。
ジョーの追跡をかいくぐって故郷にたどり着いたフュリオサだが、既に緑の地は失われていた。
そしてマックスは彼女に告げる。
ジョーを排除すれば緑と水の豊かな砦にこそ生きる希望があると。
とにかくほとんどのシーンが巨大なトレーラーを使っての戦闘ばかりなのだが、次から次へと新しい展開があり視覚的に全く飽きることがない。
この最後まで途切れない疾走感がこの映画の最大の魅力だろう。
クレイジーな世界観も絶妙で、一度観たら忘れられないインパクトを残す。
迫力がすごい
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北斗の拳みたいな時代に気持ち悪い奴が町を牛耳ってた。
その配下の女性将軍が裏切ってそいつの嫁達(強制的に結婚)を連れ出す。
そして自分の生まれ育った緑の土地とやらを目指す。
それを追いかける部隊の中に、彼らの輸血用に飼われたマックスもいた。
そして利害が一致したので女性らと共にトレーラーで敵から逃げる。
やがてマックスの直属の上司みたいな奴も味方になる。
しかし緑の土地はもうなくて、生き残りの老婆が10人ほどいただけだった。
それ以上どこへ逃げようが、どの地も汚染され水すらない可能性が高い。
マックスらは逃げるのをやめ、元の町へ引き返す道を選択。
途中敵とぶつかり味方らも次々に命を落とすが、敵ボスを撃破。
女性将軍は英雄となり、改めて町を治める方向へ。
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メルギブソンのマッドマックスをイメージしてたら違った。
何でも核戦争の後の世界とのことで、北斗の拳の世界観だった。
一応あのマックスと同一人物ということらしい。
と思って調べたら、刑事物は1だけで2からはこんな世界観になってたみたい。
劇場で見たので迫力はすごかった。
出来れば3Dで見たかったんやが、2Dしかやってなかった。
元々は敵同士だった人たちが仲間となり、連携して行くのが良い感じ。
しかも息ピッタリで常に互いに助け合う感じが良かった。
女性将軍も格好よく、応援したくなるキャラだった。
これ観た人はどのキャラに自分を当てはめるんだろう
法も秩序もない荒廃した近未来の話。砂漠の支配者イモータン・ジョーに捕まった主人公マックスは、彼の部下である女性フュリオサと出会い、彼女たちの逃走を手助けする。彼らが目指す「緑の地」はあるのか。
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映像とキャラの迫力、疾走感、爆音の攻撃的な音楽、子産み女と呼ばれる類まれな美女たち、ムチムチ体型の女性たちの搾乳シーンなど、観ていて興奮を覚える人が多い?かもしれない今作品。
私はこの世界では生きていけないなと思え、観ていて意気消沈してしまいました笑 女は乳が出せるか絶世の美女しか許されない世界…いやそれはないか。フュリオサがいるやん。でもあの人も絶世の美女枠のような……うーーん。
ヒャッハーを知るにはこれを見ろ
いやね、いい映画でしたよ。本当に頭空っぽにして見れますよね。悪がいて、マックスがいるだけの構図ですからね。てか世界滅びすぎちゃう?
シナリオに文句言うなら、最後の戻るっていう判断はなんかまぁ仕方ないけど、新天地見つける方が良かったくね?と思う。でも「英雄」になったし、国の始まりとしてはいい感じだから一概に文句は言えん。
希望を残した終わりをしてよかった。1.2は救いが無さすぎた(他のやつは見てない)
追記 ファッションセンスやばくないか?
遠い素晴らしい異国をもとめて脱出した女性たちが、結局元居た世界を変える展開に共感
ジョージ・ミラー 監督による2015年製作のアメリカ映画。原題:Mad Max: Fury Road、配給:ワーナー・ブラザース映画。
坊主頭で顔や頭を黒く塗り激しいアクションをこなしているヒロインのヒュリオサ大隊長が健気で実にカッコ良くもあり、主演のはずのトム・ハーディによるマックスを完全にくっていた気がした。恥ずかしながら誰が演じていたか分かっていなかったのだが、見終わった後にシャーリーズ・セロンと知り驚愕。敢えて美貌を目立たなくし、危険なアクションを恐らく伴うハードな撮影で、昔の綺麗綺麗な大女優と大きく異なる凄い俳優根性と唸らされた。
ストーリーも、カーアクション映画ながら、独裁男の抑圧からの女たちの自由を求めての脱出劇を被せ、見事に現代性を取り込んで共感を覚えた。遠い素晴らしい異国をもとめていた彼女らが、結局元居た世界を変える展開もメッセージ性が有りとても良い。
闘いの中、敵側だが火を噴くギターもなかなかだったが、ドラムではなく和太鼓の様な大きな太鼓が部隊を盛り上げるとこがとても気に入った。
監督ジョージ・ミラー、製作ダグ・ミッチェル 、ジョージ・ミラー 、P・J・ボーテン、製作総指揮イアイン・スミス、クリス・デファリア 、コートニー・バレンティ 、グレアム・バーク 、ブルース・バーマン 、スティーブン・ムニューチン。
脚本ジョージ・ミラー 、ブレンダン・マッカーシー 、ニコ・ラザウリス、撮影ジョン・シール、美術コリン・ギブソン、衣装ジェニー・ビーバン、編集マーガレット・シクセル、音楽
ジャンキー・XL、視覚効果監修アンドリュー・ジャクソン。
出演 トム・ハーディ:マックス、シャーリーズ・セロン:フュリオサ大隊長、ニコラス・ホルト:ニュークス、ヒュー・キース=バーン: イモータン・ジョー、ゾーイ・クラビッツ: トースト、ロージー・ハンティントン=ホワイトレイスプレンディド、ライリー・キーオケイパブル、アビー・リー・カー:ショウザ・ダグ、コートニー・イートン:フラジール、ジョシュ・ヘルマン: スリット、ネイサン・ジョーンズ: エレクタス、ジョン・ハワード、リチャード・カーター。
End of century🔥
砂漠が舞台の素晴らしいアクション映画です笑😂
定期的に映画館でみたくなる作品です。
映画の世界観が現実離れしていますが、実際に過去か未来に起こりそうな設定なのがとても好きです!
車に敬意をはらいV8エンジンを讃えるのが、ただの移動手段ではなく、神のような存在になっていて最高です笑
⭐︎個人的に好きな劇中の魔改造車です
・火炎放射器ギターの爆音スピーカー車
・イモータンジョーがのるキャデラック2台重ねの車
(設定だとV8エンジン×2なので実質V16エンジン笑)
・敵のハリネズミ車🦔
※
YouTubeに車のデザインについて動画があると思います
敵も味方もそうですが、キャラクターのデザインが凝っているので登場人物が印象的で目に焼き付きます。
なぜか敵も味方もどっちも応援したくなります!
ストーリーはシンプルですが何回みても楽しめる作品です!
最近はガソリン価格の高騰がひどいので、ガソリンを大切に燃費が良い運転を心がけます笑
初めてのマッドマックス
マッドマックスという作品の存在は、fallout3,4やBorderlands等のポストアポカリプスを舞台としたゲームにおいて見聞きしていたが、作品を見たことは無かった。そのため、この四作目が私にとってマッドマックスに触れる最初の作品となった。
結論として、良くも悪くもないというような印象が残る。イカれた野蛮な世界観にしては、感傷的なBGMが随所で流れるように、残酷でイカれたように見える世界観は見せかけであって、その皮を剥いで見れば、剥がずとも見えるが、人類がよく経験してきた奴隷制への反逆的な物語である。タイトルにロードとあるように、今作品の主要な目玉場面は一貫して命をかけたカーレースである。迫力がある殺し合いであるが、そこに楽しみを見いださなければ今作品はその人にとって楽しめたものではないだろう(自分にとってはうん、まあ、退屈ではないかなという程度)。
結論を補足する印象として、私がハリウッド映画を見る時によく感じる薄いという印象がある。重たいテーマを感じないということだ。寡黙なマックスという主人公の立ち位置を描けていないという点は、続篇であるからしょうがないとして、フュリオサ、イモータン・ジョーのそうなった根拠が描けていないように感じる。映画という短い時間だから描けなかったとして、それぞれの主要人物に役割以上のもっと感情移入させるようなものを感じられなかった。アクションや感動や勝利のシナリオが流れる所を少し離れて「ただの」ジェットコースターとして感じているような感覚だ。一番感情移入できたのはニュークスか。等身大のキャラクタの成長する姿を見ることができた。
What a movie… What a lovely movie! 俺のMADが目を覚ます!!
バイオレンス・カーアクション映画『マッドマックス』シリーズの第4作目。
1985年公開『マッドマックス/サンダードーム』以来、約30年ぶりの新作でもある。
死者の幻影に苦しみながら、果てしない荒野をさすらうマックス。そんな彼を、ならず者集団「ウォーボーイズ」が襲う。
時を同じくして、ウォーボーイズたちの本拠地にして、不死身の男イモータン・ジョーが支配する砦「シタデル」の大隊長フュリオサは、とある計画を遂行しようとしていた。
マックスとフュリオサ、そして狂気の荒野に生きる人々の運命が交錯する!
監督/製作/脚本はジョージ・ミラー。
主人公マックスを演じるのは、前作までのメル・ギブソンに代わり『インセプション』『ダークナイト ライジング』のトム・ハーディ,CBE。
女戦士フュリオサを演じるのは『ハンコック』『スノーホワイト』の、オスカー女優シャーリーズ・セロン。
イモータン・ジョーの妻の1人、トーストを演じるのは『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『ダイバージェント』シリーズのゾーイ・クラヴィッツ。
ウォーボーイズの1人であるニュークスを演じるのは『X-MEN』シリーズや『ウォーム・ボディーズ』のニコラス・ホルト。
👑受賞歴👑
第88回 アカデミー賞…美術賞、音響賞、編集賞、衣装デザイン賞、音響編集賞、メイク・ヘアスタイリング賞の6冠を達成!✨✨✨✨✨
第41回 ロサンゼルス映画批評家協会賞…監督賞、美術賞、撮影賞の3冠を達成!✨✨
第87回 ナショナル・ボード・オブ・レビュー…作品賞!
第11回 オースティン映画批評家協会賞…作品賞!
第58回 ブルーリボン賞…外国映画賞!
イモーターン!イモータン!イモータン!イモータン!イモータン!イモータン!イモータン!イモータン!イモータン!イモータン!イモータン!イモーターンッ!
今イモータン俺の方を見たんじゃない!?今イモータン俺を見たよね!イモータンー!うぉー!ウォーイモータン!イモータンーイモーターンターンイモイモイモタンタンイモタンタン🍠🍠🍠👅👅👅!
もはやこれは映画ではない。
インタビューでトム・ハーディも言っていたように、これは完全にロックン・ロール🎸🔥
そう、これは2時間ノンストップのロックン・ロール・ライヴなのです!♪
この世界に純粋なロックン・ロールよりも価値のあるものは存在しないので、この映画も勿論満点です💯
真面目な話、加点方式で考えても減点方式で考えてもこの映画に満点以外つけられない。
勿論作品の好き嫌いは個人によってある。
かなりのクセ強映画なので、この作品を受け付けない人もそりゃいるだろう。
しかし、バイオレンス&カー・アクション&ディストピアというジャンル映画において、この作品以上に真髄を究めた作品が他にあるだろうか?これから先、本作以上にこのジャンルを追究する作品が生まれるだろうか?
そう問いかけたくなるほど、この作品の完成度はずば抜けている👍
フュリオサが助かるのがご都合主義的。たしかにその通り。
ニュークスとケイパブルの恋愛が唐突でありきたり。たしかにその通り。
ただ車で追いかけっこしているだけ。たしかにその通り。
…しかし、これらの要素がこの映画においてはなんのマイナスにもならない!
だってこういう映画観に来てんだもん。
いやまあ確かにフュリオサ助かるんかーいっ!とは思ったけど、あそこで死なれてもねぇ。誰がシタデルを統治するんだって話になるし。OK OK。
爆走するカーアクションの素晴らしさは今更言うまでもないんだけど、それ以上に素晴らしいと思ったのは映像表現。
激しいアクションの際に、コマ落としにより昔のサイレント映画のようなカクカクした動きを表現。これによりスピード感が桁違いに上がる。
また、雷鳴轟く砂嵐の中に突入する場面。雷が鳴り響く時だけ画面がモノクロに切り替わる。
この今まで観たことのない映像表現がたまらなくカッコ良い✨⚡️
さらに、夜の荒野では画面が完全にモノクロに。
武器将軍とのバトルの時は、まるで黒澤明の映画のような緊張感に。
はぇー、こういう表現がありなのか〜、と本当に感心した。ジョージ・ミラーは天才です。
荒廃した世界において、民衆を操る為に必要なことは、生命線たる水を独占すること。そして独自の宗教によって自らを神と奉らせることにある。
この設定も上手い。リアリティが半端ない。
しかもその宗教の教義はV8エンジンを崇めることだというのが丁度良いコメディ要素になっている。
実はこの映画、シリアスとコメディの塩梅がサイコーなんです♪
車の先っちょに吊るされるマックスとか、悲惨なんだけど笑えてしまう🤣
役者陣も完璧。
メル・ギブソンから役を受け継いだトム・ハーディ。
この荒廃した世界で、どうやってそのムキムキボディを維持してんだよ、とか思ったけど、見事に野獣と化したマックスを演じておりました。
根は真面目でいい奴なんだろうな〜、というのが伝わるニュークス。このニュークスを演じるニコラス・ホルトも良かったですね!『X-MEN』といい素顔が分からん役ばっかりやってるな😅
そしてイモータン・ジョーを演じるヒュー・キース・バーン!
まさか第1作でラスボスを演じたヒューを、再度ラスボスとして起用するとは!
こういうファンサービス的な配役がニクい✨
何より素晴らしいのは、もう言うまでもなくフュリオサを演じたシャーリーズ・セロン!
映画を観終わったあと、特典映像でインタビューに答えるセロンを見てたまげた。そういえばこの人、世界最高クラスの美女だったわ。
こんだけの美人が頭を丸坊主にして、顔をオイルで真っ黒にして、片腕になって大暴れしてんだから凄い。とにかく役者根性が凄い。一発でファンになりました。
2作目でぶっ壊れたはずのインターセプターにしれっと乗って登場したり、世界で一つしかないはずのV8エンジンがイモータン・ジョー軍の標準装備だったりと、過去作からの繋がりは薄い。
続編というよりはリブート作として鑑賞した方が良いだろう。
120分続く怒涛のクライマックス!
つまらないところが1分もない。
あまりにクライマックスが続くので時間感覚が狂ってくる。
もうそろそろ終わりかな?と思って時計を見たらまだ1時間しか経ってなかった。えっ!まだ1時間も観ていられるの!?ラッキー💕
この映画に満点をつけなかったら、他のアクション映画をどうやって評価していいのか分からん。
オーストラリアらしいハードロックの精神に溢れる、クソバカ度根性映画。
俺のMADが目を覚ます!
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