マッドマックス 怒りのデス・ロードのレビュー・感想・評価
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狂っているけどそれがいい
U-NEXTで鑑賞。
ストーリーは過去作と比べてシンプルになっており、とても観やすい構成になっていました。バイオレンスも非常に強く、シリーズで一番と言ってもいいぐらい狂っていました(でもそれがいい!)。
登場する車やバイクはどれも個性的で、バリエーションに富んでいました。ハリネズミのような外観から、火炎放射を噴くギタリストがいるステージなど、一度見たら忘れられないぐらいのインパクトがありました。
登場人物も魅力的で、特にマックスとフュリオサの活躍に惹かれました。今作でマックス役を引き継いだトム・ハーディは正義感が強く、自由を求めて行動する姿勢がかっこよかったです。フュリオサは髪のない大胆な姿でありながらも、リーダーシップと力強さを兼ね備えた女性でした。
「女性は道具じゃない」とジョーに反抗し、美女たちと共に緑の地を目指しているところから、狂った社会の中でもわずかな希望を信じて進んでいこうとする彼女の信念を理解できました。
豪快なアクションだけでなく、不安定な世の中を生き抜いていく大切さも込められた奥深い映画になっていました。
しんどい!
Straightforward Film that Packs a Punch
Why doesn't this happen more often? A pitch to a Hollywood Studio Executive: "I want to do a two-hour car chase." What could go wrong? This film has awesome hand-built vehicles, exquisite costumes, and real-life explosions start to finish. Its after-world villain who rules the meek with his water supply feels ominously more real than five years ago. The women are powerful. A Grade-T2 action film.
心臓バクバクの闘争と逃走劇!!
何度もシリーズ化された大人気映画、マッドマックス。
どのシリーズも観てきましたが、ハラハラする気持ちはどの回も最高です!
今回の作品は主人公を演じる俳優さんが今までと変わっていましたが、
かっこよすぎました!!
世界観もですが、映像がとにかく大迫力でした。
何もない更地で生きる術や敵と対峙した時の処世術など、サバイバル要素も多くてどういう展開が待っているのかドキドキしながら鑑賞していました。
自分のトラウマと対峙した時、一人で解決できない時に誰を頼るのか、
自分について把握しているのか、自分と置き換えて考えられるシーンもありました。
生きている環境が荒れ果てた土地の中で、
悲観するのではなく、生きていくためにはどう乗り越えていくかを
試行錯誤しながら強く生きていく人たちの人間模様も観れました。
生きるか死ぬかの瀬戸際に置かれると、人の感性は研ぎ澄まされるんだなと感じました。
今の時代は何でも手に入りやすい環境です。
マッドマックスの世界で生きていくことになったとき、
自分が何ができるのかを考えるのも大事だなと思いました。
"Do I say!" "Remember me?" フュリオサの言葉には力がある
白血球さんのような暗黒舞踏のような白塗り若者・子どもたちがたくさん、ベン・ハー的な太鼓ドンドンのパーカッション・チームと狂ったギタリスト🎸、大蔵大臣か財務大臣か、とにかく会計係も同乗のイモータン・ジョー軍団❗️改造車に骸骨アクセサリー、完全に暴走族仕様で笑えて怖かった。
「ウォー・ボーイ」のニュークス、ジョーを崇めるバカ若者だったが表情が出てきて穏やかになりブルー・アイが美しく輝くようになった。ニコラス・ホルトなんだね。最後はとてもいい顔だった。
フュリオサ=セロンのサイドミラーを見る眼がとてもかっこいい。緑の地がもはやないことを知って力尽きた彼女の絶望が最高潮でその後ろ姿に言葉を失った。マックスは言う:「希望はもたないこと、心が壊れたら狂気しかない」。それでも希望を捨てず、仲間を失い仲間を増やして「生命=種」と共に砦に戻る決断をした。
砂だらけの汚染された風景の中に時たま入る真っ赤な色が凄まじかった。壮絶な狂った世界に流れる弦楽器のメロディーが優しく美しくかすかな希望を伝えてくれた。
女たちの活躍
わけわからんが最高
よく映画の煽り文句に「全編クライマックス」などという言葉を聞くが、実際にそうと言い切れる作品は少ない。
どうしても物語を紡ぐ上で必要な説明シーンを入れなければならずダレる瞬間があるからだ。
しかしこの作品はどうだろう?説明なんかする気もないのか、わけのわからんままどんどん進む。ずっと走りっぱなしアクションしっぱなしというくらい、本当の意味で「全編クライマックス」だった。
つまり、最高でした。
物語なんかどうでもいいんだなとよく分かる事例とも言えるのではないか。
マッドマックスシリーズは「1」しか観ていないので、ヒャッハーする世紀末的な世界観は初めて観る。要は全くわからんということ。
しかし問題を感じることは特になかった。なぜなら物語だけではなくわけわからんことの連続だからだ。
ウォーボーイズが命知らずなのはなんとなく分かったけれど、長い棒の上から攻撃していくスタイルは意味が分からない。お正月に見る出初め式かと思ったぞ。
輸血袋(マックス)を車の先頭にくくりつけるのも意味不明。はっきりいって戦闘の邪魔以外の何ものでもない。
つまり、最高なのである。
面白いとは聞いていたけれど、正直こんなに面白いとは期待以上だった。
勢い余ってこのあと「マッドマックス フュリオサ」まで観てしまったからね。
辻褄が合わない。時空でも違うのかな
マッドマックスは1〜2.サンダードームも含め全作観てます。その中でも1.2が最高で、当然新作マックスを楽しみにして観たが、
予告編に騙された。
往年のファンは、ヒャッハーは勿論の事、
V8インターセプターでのマックスが暴れ回るのを期待してしまった方々は少なくないのでは。少なくとも私はそうだった。
その期待は冒頭で無惨に打ち砕かれる。
そもそも、マックスの、どの時代の話しですか?インターセプターが冒頭でクラッシュ。
ウォーターボーイズとかやらに、目を当てらないダサいカスタムされ無惨な目に。
って事は、
「1」と「2(ロードウォリアーズ)」の間の話しエイリアン・ロムルスみたいな「1.5」ではないよね。
当然、やむなく自爆装置で大破させた、
2の後のはずもない。
ここが整理されないからわけわからん。
続編を創るならもうちょっとファンのニーズを正確にリサーチするべきで、
インターセプターの勇姿が炸裂していたのであれば、ファンは劇場であとは3回観るだろう。
マッドマックスって映画は、
世界観だけで成立するものではない。
マックスいてナンボでしょ。
最近のフェリオサ同様、
ジョージ・ミラー監督、何処か大事な事、
忘れてませんか?
アニャ様、ごめん
唯一無二のカーアクション
これぞ映画だ!!
圧倒的な世界観に引き込まれます。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した近未来の荒廃した世界。その描写の緻密さと迫力に、思わず息を呑みました。砂漠を舞台にした壮大なカーアクションは、見る価値があります。
主人公マックス役のトム・ハーディの演技も素晴らしく、メル・ギブソンから役を引き継いだとは思えないほど自然でした。しかし、個人的に最も印象に残ったのは、シャーリーズ・セロン演じるフュリオサです。彼女の強さと人間味のある演技に、思わず引き込まれてしまいました。
「マッドマックス:フュリオサ」を先に見ていたこともあり、フュリオサを主人公として物語を追いかけていましたが、それがこの作品の楽しみ方をより深くしてくれました。ストーリーの繋がりを感じながら、キャラクターの成長を追うのは非常に興味深い体験でした。
アカデミー賞6部門受賞も納得の出来栄えです。編集、美術、衣装、音響など、細部まで丁寧に作り込まれており、まさに映画芸術の集大成といえるでしょう。
「映画ってこういうのやな」という感想にも強く共感します。大迫力のアクションと深みのあるストーリー、そして細部まで作り込まれた世界観。これぞまさに映画の醍醐味です。映画ファンの皆さん、ぜひ体験してください!
ノンストップ・バイオレンス・カーアクション
公開当時レビューをし忘れたので、フィリオサをレビューしたついでにレビューします。
マックスの立小便から直ぐに愛車ごと捕らわれるお馴染みのオープニングがファンをくすぐったのでは無いでしょうか。
最初から30分はトムハーディズ・マッドマックスの素顔すらよく見れなかったので、大丈夫なんか?と思っていたが、シャーリーズセロンの野生的な女性戦士を好演で問題なし。マッドマックスいるのか?
と思っていたが段々とらしくなってきましたね。
兎に角、全編カー・バイオレンスアクションを押し通した監督はナイスでしたね。
アイデアが面白おかしくも秀逸で少しも飽きさせません。疾走するタンクローリー車を邪魔するだけの話しなんだけど、こんなにもエンターテイメントに出来る力技にただただ感服しました。お見事です!
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