劇場公開日 2015年6月20日

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「リブートでは良作」マッドマックス 怒りのデス・ロード 昴 晃一郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5リブートでは良作

2015年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

取り急ぎ1~3見直してデスロード参戦。(2D字幕)

【マッドマックス2:The Road Warrior】の世界観を上手く継承したリブート。

スピード感満載、破壊力抜群。カーアクション好きな人は多分、
喰いついて良いと思います。
よわい70で、未だこれが創れるかぁー、と感心。

キャラも魅力的だし、カーデザインも相変わらず飛んでるし(笑)。
一見、無駄な演出もああいうのは好き^^
(ダブルネックギターのヤツとか、無駄玉撃ちまくりとか)
最新技術取り入れて迫力は充分に堪能させてもらいました。
リブート、近年では良作ではないでしょうか。

只、オールド(と言うか個人的趣味嗜好)の観点から言ってしまうと

 トム・ハーディは精悍で野性味もあり渋い声なので新マックスとしては当たり。
 しかし、どうしても【マックス=メル・ギブソン(安原義人)】からの払拭は出来なかった。

 マックスが助演だった。美味しい所は全部、
 フュリオサ(シャーリーズ・セロン)に持ってかれ。
 マックスの立場無いなぁ…^^;
 (シャーリーズ・セロンは良かった!特に目の演技が素晴らしい)

 変なストーリー性は要らない。
 マッド・マックスは困ってる人を助けてる最中に速いカーチェイスと
 ど派手な破壊(火柱ボーン!車同士でバーン!で粉々。人撃たれまくり、さされまくり、火浴びせさせまくりっていうヤツ)が魅力なので
 ぶっちゃけ細かい演出は必要ないです。頭を空にして、それだけを楽しみたいから。ストーリーは最低限押えてくれればOK。
 今回、あれで最低限押えてるんだろうけれども、そこまで要らないですよ、ジョージ・ミラー監督。
 (破壊シーンの中では1つ足りないシーンがあった。お約束でやると思ってたのにそっちばっかかよ!って思わず突っ込んだ(笑))

 ニュークス(ニコラス・ホルト)の抜け方が自分が求めている抜け方と違う。
 ジャイロみたいな感じが欲しい。

 インターセプターの出番が…orz

 ラストは2みたいに一人佇むマックスというので次回へ…の方がらしい演出だと思う。
 それをいきなりからじゃ、、、ねぇ^^;

自分が抱えている不満点はストーリーの性質上、恐らくどうにもならないでしょうなぁ><
最近の映画は強い女性出さんと売れんのか?っていう位、強い女性出まくりですよね。
本作もそうなったった。。。良いのか悪いのかは別物だけど。

まぁ3よりは全然面白かった。でも2以上の評価はごめんなさいです。及第点って所ですね。

☆3半。

多分、IMAX(3D)とか4D(X)で観たら迫力感倍増なんだろうなぁ…
しかし、自分の身体が対応できてない(目とか耳とか、ボディ諸々とポンコツなので)から残念。

余談。

吹き替え、誰がやってるんだろう?って見たら、AKIRAとかないわ。
リクタス=真壁って完全見た目でしか選んでねぇじゃん!(爆)
昔みたいに専門職でお願いしますよーm__m

昴 晃一郎