「史実にロマンスを絡めた映画」終戦のエンペラー 亮一君さんの映画レビュー(感想・評価)
史実にロマンスを絡めた映画
史実だけではドキュメンタリー映画になるので、フィクションのロマンスを絡めた感じ。日本人としては余りにも大きな出来事。GHQのマッカーサーが昭和天皇と会談して一緒に写真撮影した史実を映画にしたもの。この史実をどう思うのかは人それぞれかな・・日本において終戦は玉音放送が流れた8月15日だが、世界的にはアメリカ戦艦ミズーリの甲板上で降伏文書にサインした9月2日だ。マッカーサーが日本に降り立って、ミズーリの上で立ち会うまでの日々は歴史的に見ても大きい。映画ではその辺りを描いている。現在の日米関係をみると昭和天皇の戦争責任を問わなかったアメリカは先見性があった。日本は滅びず、見事に戦後復興をして国家として繁栄した。天皇は現人神(あらひとがみ)から象徴天皇となったが、現在の日本人でそれに疑問を持つ人はいない・・2013年のアメリカ作品。
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