タイピスト!のレビュー・感想・評価
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面白い! フレンチポップラブコメスポコン(^.^)
1959年にタイピングの世界大会があったなんて!
この監督、1950年代のタイピング大会の短いフィルムをたまたま見たときから構想を練ったそう。面白い!
フランス番、シンデレラ物語りのような⁈
今でこそ、女性の社会地位向上なんて当たり前のように語っているフランスだけど、60年前はこんな感じだったなんて不思議な感じ。
たかがタイピングなんだけど、最後の決勝戦の時のドキドキ感はすごいし、意外な感じとにかく面白い。
ポップでセクシーでいかにもフレンチ、こう言う感じ好きす。
オシャレでファニー
この映画を劇場で観た人が羨ましい。
きっと楽しく幸せな気持ちで劇場を後に出来たのではないだろうか。
予定調和と言ってしまえばそれまでだが、どんでん返しや裏切りが無いからこそ安心して観終われる本作のような映画は近頃では珍しい。
最近の映画はあの手この手で小難しくしては、作り手自身が迷宮に入り込んでしまうような作品も少なくない。
本作のように誰が観ても分かる、そして楽しめる素直な作品は大好きである。
とてもオシャレでファニーなヘプバーン映画のような雰囲気から、まさかのスポ根ドラマへ、そしてラストでのカタルシス。
期待を裏切らない結末は「楽しかった」の一言だろう。
小難しい映画は疲れるから、軽快で楽しい映画を観たいと思っている人には本作はうってつけだ。
もっともっとこういう映画を観たい気がしたし、本来映画ってこういうもんだったよなって改めて思い起こさせてくれた。
タイピングの音が心地よい◎
フランス映画ってあまり見ない方だったのですが、ニュース?かなんかでタイピスト!面白いって言ってたので見てみました◎
めっちゃ面白かったw w w w w タイピングのお話なのにかなりスポ根ものですね!コミカルでわかりやすい内容と、時代を感じさせる風景。あと、2人の愛が可愛すぎます。
デボラフランソワ相変わらず美人///
この可愛い役を演じ切ってましたね!ますますファンになってしまいました!
えーデボラ・フランソワ♡こんなにハジケルのー?
個人的なツボだったんですが・・・
主演ローズを演じた デボラ・フランソワさん・・・
「メモリーズコーナー」って映画にも出ていて・・
その時は救いようもなく暗い役どころだったのに・・
今回この作品ではすっごく弾けていたwww
そこがビックリ!
こんなに明るい演技できるんだーと絶賛です。
ストーリーはタイピングをひたすらやる!ってわかりやすく、
大会などでとかく上へ!上へ! え? 世界大会?ってところまで上り詰めていく。
でも、しっかりラブラインも最後まで生きていて・・
お決まりのハッピーエンディング♡に女子ならテンション上がるかもしれない。
フランス映画ってあまり見ないからすごく新鮮でした。
念のために日本語吹き替えでもう一度みました。
雰囲気を味わうならフランス語で。
ファッションも可愛く、女心をキュンキュン♡させてくれます。
意外とスポコン?ものみたいな演出。
面白かったです。
何にでもかんにでも『道』を名付けて、上へ上へと・・
〜と、何でも無い事にプレミア?価値をつけてくのは、日本人の十八番だ!
クールジャパン】
ジャパニメーションやきゃりーぱみゅぱみゅに一番に評価を与えたのは、フランスだ。
パリと京都の空気感も何と無く似てる(て、パリは行った事無いけど・・)。
F1でも・・
ホンダを凌駕したのはルノーで有り・・
ブリジストンを倒したのはミシュランだった(ちょっと卑怯だったが・・)
フランスのヲタ度は、日本人にも通ずる???
フランス映画は苦手だけど、これはなんとか大丈夫なのだったスよ。
☆評価は・・
DVD100円基準で(*^^)v④
DVD買う度 ◎◎
モ1回見たい度 ◆◆
おすすめ度 ****
デートで見る度 ◇◇◇◇
観た後の飲みたいお酒】
シャンパンと赤ワイン
観た後の食べたい一品】
キッシュやテリーヌ
DVDのパッケージは軽やかな感じだった。
見終わった感じはなかなかの充足感!!!
アメリカ人はビジネスを!
フランス人は・・???
続きは見てのお楽しみ( ´ ▽ ` )ノシ☆ミ
王道スポ根
面白かった!まさかスポ根映画だとは思わなかったけど王道はやはり良い。お父さんとの確執の部分とか、男がアメリカまで応援に来る下りとか欲しがりさんの僕はもっと詳しくちょうだい!と思ったけど、王道な設定に王道なストーリーにぐいぐい引き込まれた。オープニングから超オシャレ!
フランス料理のように、味わい深い^^
キュートなフランス映画
タイプライター早打ちチャンピオンを目指すコーチと生徒のスポコン兼ラブストーリー。
フランス映画らしいポップな色使いやお洒落な洋服が良い。
悪い意味でフランス映画らしいのは、突然怒り出す登場人物だったり突然差し挟まれるエロ要素だったり。
でも今まで見たフランス映画のなかでは割りと分かりやすく(良い意味で単純)ちゃんとストーリーがあった。
早打ちローズ
『タイピスト』というフランス映画を観ました。
正直、あまり期待していませんでしたが、なかなか面白くて良い映画でした。
時代は、1950年代のフランスです。
主人公の女性は、田舎から社長秘書に憧れて都会に出て来ます。
タイプを打つ速さと美人なのが認められて、社長秘書になります。
会社と言っても、社長と社長秘書だけの会社です。
しかし、一週間の試用期間があり、秘書に向いてないと言われ、クビになりそうになります。
ただし、ノルマンディー地区のタイプの早打ちコンテストで優勝したら、雇用を継続するという条件が出ます。
結果は惨敗しますが、1年間、社長と一緒に早打ちのトレーニングをします。
社長は、彼女に気がありますが、いつも躊躇して態度がはっきりしません。
実は、昔、結婚を考えていた両想いの女性がいたんですが、戦争未亡人にさせたくないという思いから無言で去り、戦争が終わって帰って来ると、その女性は結婚していました。
そして、その女性には子供もいますが、お互い感情を抑えて、その旦那も含めて友達付き合いをしています。
主人公の女性は、最初、タイプライターを10本の指で打てなくて、左右の人差し指2本だけで速く打っていました。
また、そこが可愛いかったのですが、社長の御屋敷に住み込み、社長の指導や特訓の成果が出て、1年後には、アメリカのチャンピオンを破り、タイプ早打ち世界チャンピオンになります。
おまけに、社長は友達付き合いを続けている元恋人に、彼女のタイプの早打ちの上達のため、ピアノを教えてくれるように頼み、渋々引き受けさせたりもしています。
このピアノのレッスンで、タイプを打つ速さは格段に増します。
だんだん、彼女の方が、社長の虜なってしまいます。
社長は、相変わらず、昔の恋を引きずっていて、迷いがあります。
フランス大会の後、社長は一端、自分から身を引き、彼女を忘れようとしますが、二人の恋は燃え上がり、世界大会の時によりを戻し、世界チャンピオンとなります。
最後に、社長が、
「今まで、みんなのためばかり考えて生きて来たが、やっぱり、僕には君が必要だ」とプロポーズして、めでたし、めでたしです。
この映画の中で感じたのは、フランス大会の前日、彼女の方から社長を誘い、ベッドを共にします。
こんなベッドシーンは、最初いらないと思ったのですが、その後の二人の心の葛藤を考える上で、やはり必要だったと思います。
最後に、一言付け加えますが、彼女は、かなり可愛いいし、美人です。
王道のスポ根
元王者がどんな女王様が出るかと思ったら普通の事務員みたいなおばさんだったところが、真に実力者っぽくてすごくよかった。ステージで堂々とキスを長々としたりするところは日本との文化の違いをすごく感じた。濡れ場が非常に大胆でびっくりした。
セクシータイピスト。
映画の感想で書くのもナンですが(しっかり書いてますけど)、
タイピングにはけっこう自信がある私。というのも、過去に検定を
受けて資格を持っているからなんだけど(当時のはワープロ検定)
これが今作を観て懐かしい~♪と思ってしまったあの練習の毎日。
いわゆるブラインドタッチってやつ、これを習得するまでが辛い。
今作の主人公ローズは、一本指打法(なんか野球みたいだけど)で、
かなりの早さで打っていたけど、こういう人は練習すれば更に更に
早く打てるようになる。ピアノと同じで、結局はキーの位置を
指に覚え込ませてしまうという、ただそれだけの練習を約一か月半、
来る日も来る日もずっと打ち続けるわけだ。ホントに長いんだけど、
これがモノになると、スイスイとタイピングが出来るようになる。
手元を見なくていいので(ってかそれが狙い)、入力する原稿を見る
だけで指が勝手に動くのだ。打てば打つほどスピードも上がるので、
もう当時はバッカみたいに打ち続けてましたけどね。ホント…
一度手にした技法は滅多に褪めないもので未だに早打ちは出来る。
けど…まぁ今は早さを競う仕事じゃないので、あまり関係ないな。
しかし1950年代に花形の職業といえば秘書、これ日本も同じだわね。
そして旧式のあのタイプライター。キーも相当重かっただろうし、紙を
いちいちずらしての打ち込みは(慣れれば普通でも)大変だったろうな。
早打ちが一分間に512文字はスゴイ!と思ったけど、日本語は一文字
打つのにローマ字入力で2~3キーを打つので入力数でいうと多い方。
最後の選手権大会はかなり盛り上がってしまった(長かったけどねー)
さて、そんなタイプ早打ちに懸ける女の子のサクセスストーリーだと
思っていたら、けっこうな蛇足が多いところが難点。
どっちが良いともいえないが、かなりの面で上司との恋愛をしつこく?
描いているため、せっかくの緊張感が恋愛によってほどかれてしまう。
R・デュリスは巧い役者なので演技は申し分ないんだけど、なんで
あんなにしつこく彼女にタイプを教え込むのかと、自身のトラウマを
分かり易く説明すると長くなるのか、押しと引きが弱過ぎてまったく
説得力がない。あれじゃあ、扱かれるローズが可哀想、ってもんだ。
一想いに恋愛となればいきなりのベッドシーンに開いた口が塞がらず。
恋愛部分を大幅に削り、もっと明るいタイピングスポ根に仕上げても
良かったんじゃないかと思える作品。試合も長いので90分に纏めてOK。
(「ある子供」のD・フランソワがこんなに成長して!キレイになったね~)
かわいらしい服とタイプライター
とってもキュートで幸せになる映画
とっても良かったです!
オープニングのアニメからなんとなくレトロでポップな感じにぐっと惹きつけられました。
お話そのものもとっても良かったですが、何はともあれ登場人物がそれぞれ個性が際立って(アクが強いということではなく)みんなとても魅力的で人に惹かれる映画でした。まずはとにかくローズが可愛い!!不安をかくきれない表情、喜びを爆発させる笑顔、起こった時のむくれ顏、どれをとっても可愛かったです。特に、ルイからプレゼントをもらって、そのプレゼントに一度は怒るものの、『心からごめんなさい』とタイプして寝るシーンや、そのあとにルイが帰ってきてベットルームにくる気配を感じるや、どんなポーズで待ち受けるか考えるシーンはとっても可愛かったです。
それに対していつもクールで笑顔を絶やさないルイの笑顔の裏の素直じゃないこと素直じゃないこと…このキャラクターもとても可愛かったです。
ルイは最初からローズに惹かれていたのでしょう。上司として、賭けの対象としてローズの才能を開化させるという名目をつけながら。ドジなローズをそばに置きつつ、自分の気持ちに嘘を付きながら距離を保っていく、一方のローズはルイに素直に好感を持ちながらも煮え切らないルイの態度に距離は縮まらず…という甘酸っぱい感じの内容を微塵も感じさせないコミカルな演出で見せてくれる中盤までと、スターダムに上がったローズの為に自ら去る決意をしてからのシリアスな後半という流れもとっても良かったです。
悩みに悩んだルイがマリーに『愛し合っていたのになぜ俺から離れた?』ということを問い『あなたはいつも2番目でいたかったのよ、私も愛していたのに…』という流れの件は、人を好きになった人なら経験をすることじゃないでしょうか?好きだから一緒になれない…なんてことは本当はなくて、自分の気持ち次第…ありふれた恋愛模様ですがこのシーンがとても良かったです。
そして、最後のスタンディングオベーションに…。本当に幸せな気持ちになる映画です。
最後に、ファッションもとても良かったです。ローズのミックスツィードのワンピース、マルチボーダーのカットソーにふんわりスカート、多色使いのチェックのマフラー、お母さんのザックリ千鳥のワンピース、試験会場の太ストライプのブラウス…どれもかわいかったです。
Oh!イーストマンカラー これもCGのなせるワザ
一言でいうと恋と仕事に花咲くサクセス・ストーリーだが、1950年代のタイピストをヒロインにしたところが珍しい。タイピングの世界一を競うとなると、その速さは半端ではない。これはもはや格闘技だ。そのダイナミックな指の動きが大きな見せ場となり、ラブ・ロマンス映画でありながら、ロッキーのようなアクション映画を観ている気分になる。フランス大会も世界大会も、チャンピオンが競争心むき出しで分かりやすい。
保険会社の経営者ルイと秘書ローズの関係は、ドジでのろまなカメを鬼教官が鍛えていくような、どこかで見たことがあるドラマのようだ。
ルイにはロマン・デュリス。「ハートブレイカー」(2010)でカップルの“別れさせ屋”を演じたデュリスが、今回もちょっぴりSな上司をウイットに演じている。
ヒロインのデボラ・フランソワは、素朴な美しさと可愛らしさを併せ持つが、話が進むにつれ優雅さと品が身を包んでいく。誰もが「ローマの休日」(1953)のヘプバーンを連想することだろう。
この作品のもう一つの魅力は、50年代を表現したファッションと色彩、そして音楽だ。
ファッションは、今とは違ったラインの美しさがある。映像は往年のイーストマンカラーを彷彿させ、この作品が色彩の悪い映画館で公開されなくてよかったとホッとする。
フランス大会の決勝のあとルイが車で走り去るシーンでは、いかにも50年代の映画音楽といった、意識的に大袈裟な味付けがされていて楽しい。
ところどころに大戦の話を絡めるため、いちいち頭を戦後10年あたりへマジに切り替えなければならないのが疎惜しい。
当時の街並みやファッション見るだけでも価値あり。
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