「変態の苦しみ」マニアック 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
変態の苦しみ
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  刺青だらけの女が連続殺人鬼を自宅に招いた時に掛ける音楽が『羊たちの沈黙』のクライマックスの地下室で掛かる音楽で、そんなのやばいに決まってる!と思ったら案の定殺されてしまった。
 イライジャ・ウッドが、お母さんの教育があまりによくなかったせいで、マザコン殺人鬼になってしまった。決して快楽殺人を行うわけではなく、彼もそうせずにはいられないひどい変態として苦しんでいるところがとてもよかった。
 ほぼ主観映像でストイックに描いていて、殺人鬼に自分がなってしまったかのように錯覚させる面白い構成だった。
 頭の皮をはぐ場面をたくさん見たせいか、翌日頭が痛くてつらかった。
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