早熟のアイオワのレビュー・感想・評価
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3.4結構好きだった
胸糞展開多いのかもと身構えましたが、総じて結構良かったです。
三姉妹のコミカルさ、末っ子のバーのシーンや次女の新聞配達、ホームレスとの絡みのところは愛らしくポップで魅力的な雰囲気でした。
『エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ』8トラックだね♥
『プロミシング・ヤング・ウーマン』はこの映画をリスペクトしているか?
『母親の客引きの子供が私の中に宿った気がした。』
『赤い本を読み聞かせる振りをして適当な作り話をしてやったの。そしたら、また、お話読んでって。アンタは幼い時から私がする事分かっていた』ゾッとする言葉だ。
『私は母親と私を犯した男から虫離れた。私はこの二人に人生を狂わされた。』で言葉は続く『大したことじゃない』そして、
『7年後に塗り替えられるまで最高記録だった』続けて
『上には上がいる』と回送してから
最後に嗚咽する。しかし
ネタバレあり
三姉妹で明るく合唱した後『頭にあるのは今夜の事だけ、今夜は素敵な夜』
少女達は終末旅行を愉しむ。
家族の絆なんかかけらもない。そこが良い。超絶な物凄く興味のわいた自慢話♥だが。
しかし、両親が姿を消せば、後は自分一人って理解できるよ。誰が?って誰でもさ。子供すら当てにならないよ。
女の子が母親を捨てる時
ジェニファー・ローレンスの初主演作だったんですね。アメリカ公開時、彼女は未だ18歳。末の妹役、クロエ・グレース・モレッツは9歳。もうね、みんな天使ですよ。まごうことなく。日本公開は2014年なので、ハンガーゲームが先に公開されています。
Ain't No Mountain High Enough は、マービン・ゲイとタミ・テレルの余りにも有名なスタンダード。こっ恥ずかしいくらいに、スィートでストレートでキザっちゃーキザな歌だけど、元気が出る歌詞で本当に大好き!Sister Act2 のエンドロールもAin'tだったし、Stepmomの中でスーザン・サランドンが子供たちと口パクダンスで使ったり、色んな映画に登場する有名曲です。
悲惨な境遇の中にあっても明るさを失わず。姉妹で心を通わせながら、独立心旺盛に生きる三人の姿が、けなげを通り越してます。
母親を捨てる決意をしたアグネスは、二人の妹を車に乗せ、家には戻らないことを告げる。すでに。母親のことなど母親とは思っていない妹二人は、何の未練も不安も見せず、三人の旅立ちに笑顔で向かい、この歌を歌います。カセットの調子が悪く、"Ain't No..."
せっかくのサビの途中で止まってしまう曲。カセットの調子が良くなるのを待つ三人。再び、車内に響き渡るマービン・ゲイとタミ・テレルの歌声に、すぐさまノリノリになる三人。
どんなに山が高くとも。どんなに谷が深くとも。川がどれほど荒れ狂っていても。
君から僕を引き離すことはできない。
この先、たくさんの困難が持っているだろうし、上手くいかないこともあるだろうけど。三人なら乗り越えられない山は無い。
あっけない印象もあったけど、ストリー的には。
やっぱり、Ain't No Mountain High Enough は神曲w
このラストだけで十分だす!
良かった。とっても。
ハードな一日
下の娘二人は幼いからなのか自分の環境を完全には把握していないような無邪気さが可愛くて楽しく過ごしている感じも。
劣悪な環境に育ちながらもワザとらしく悲惨な描写にしない演出だからか?ラストには清々しさも。
キザ過ぎるポン引きはR・チャールズの伝記映画「RAY/レイ」でバンドメンバーだった筈。
赤い本を読んであげた母親の件がチョット長く感じられ根っからのダメ女だったのかと!?
今や女優として知名度の高い二人の初々しさがこの作品の魅力かと。
クロエちゃんが超cute
ジェニファーローレンスの10代の頃の作品は貧乏で辛い役が多いですね。
最低の母親とあんな過酷な環境の下で、長女はとてもよく頑張りましたね。彼女のメンタルの強さと努力は凄い。この暗い作品の中で、末っ子のクロエちゃんが超可愛い所だけが唯一の救い。
何故か過酷な環境が似合うジェニファー・ローレンス
ジェニファー・ローレンスとクロエ・グレース・モレッツが大ブレークしなければ、おそらく本作は日本で日の目を見ることは無かった映画かと思いますが、単純にブレーク前のジェニファーやクロエを見る為だけに鑑賞するには、内容は少々重めだったかな。
しかもこれ、監督ロリ・ぺティの実体験を基に作られた映画だったんですねぇ。
生々しい事実が綴られていて、見ていてホント切なくなりましたが、逆に言えばあの主人公の子がこうして監督を担うぐらいにまで成長したと言う現実に、妙にホッとさせられたと言うか、救われた気持ちで一杯にはなりましたね。
人は生まれる環境を選べません、それが辛すぎる現実です。
ジェニファーが演じた主人公アグネスのように、こんな環境に生まれてその後真っ当な人生を歩める例は、数少ないのが実情なのでしょう。
自宅が売春宿で、暴力父は失踪、母はヤク中の売春婦で生活の為に娘にも売春を強要って・・・切な過ぎて涙出てきます。
子供は耐えるしかないのがまた何とも悲しい現実過ぎて・・・。
ただ、そんな重苦しい状況でも、妹2人は健気に明るく生きていたりするから、一筋のオアシス的な雰囲気もあって、救われた気持ちになりました。
まあアグネスにとってはそれが弱点でもありましたが、妹達を守ることがモチベーションとなって今があると考えれば、妹達の存在は本当に大きいものがありましたね。
末っ子のクロエは物凄く小さくて、まさかその後ヒットガールになるなんてとても思えないような可愛さでした(笑)
次女役のソフィア・ベアリーだけはその後ブレークしなかったようですが、この映画では普通に可愛かったし、何気に彼女に一番癒された気がしました。
映画そのものの出来としては、正直メリハリが無く題材もいまいち生かせていなかった印象が残ったのですが、まあこの映画は何と言ってもブレーク前のジェニファー・ローレンスの演技・存在感に尽きる作品でしょうね。
苛酷な環境で生きる姿が似合いすぎる、ってまあ今回は耐えるだけで映画的な見せ場は若干微妙でしたけど、表情とかホント引き込まれます!
ジェニファーのファンならば、掘り出し物の一品として見て損はない映画でしょう。
人が人を理解するのには限界がある。 例え母親でも。
ポーカーハウスと呼ばれる娼館で、3姉妹は娼婦の母と暮らしている。
姉妹の長女アグネス14歳を、ジェニファー・ローレンスが演じています。当時18歳くらい?
末の妹キャミ-が、クロエちゃん。当時10歳くらい。
娼婦の母親はジャンキー。牧師だった父は、母親と子供達への暴力で逮捕。つまり姉妹達には、両親も、そして神もいない状態。救いがない。逃げ場がない。
家には母親のヒモの黒人が出入りし、アグネスを娼婦にしようと狙っている。
過酷な環境だけど、でも姉妹達は明るくて前向きで本当に愛らしい。また彼女達を取り巻く人達も魅力的で暖かい。母親以外は。
悲劇が起こって、アグネスがバスタブから「ママ」と泣きながら両手を差し出すシーンが、観てられなかった。母親はハイになっていて、そんなアグネスの姿を無視する。
このシーンで鳩尾が痛くなって、苦しくて。
凄く、凄く、凄く、良いけど。ちょっと私にはきつかった。
ラスト姉妹が唄う「Ain't No Mountain High Enough」に救われた。
越えられない高い山も、這い上がれない深い谷も、渡れない広い川もないんだよ♩
うん。私もそう思って、頑張ってるよ。
なんだか仲間を得た感じがする。
ジェニファー・ローレンス作品では「ウィンターズ・ボーン」が一番だと思ってましたが、本作の方がいい。
断然良い!
監督誰?って、「ロリ・ペティ」でした!!
ん?聞いたことある。そう、女優さんですよね?
「プリティ・リーグ」のピッチャー役が有名なんでしょうか?
でも私的には、俄然「タンク・ガール」です。
タンク・ガール、監督やるんですね!知りませんでした。
そして本作は、このロリ・ペティの実話なんです。
是非、是非、強くお勧めします!
ひと昔前のアメリカ、アイオワ
原題がポーカーハウスで日本だと"早熟のアイオワ"なのが不思議だけどみれば早熟のってのが伝わるかと。
スクリーンデビューなのにジェニファー・ローレンスの演技がいい、クロエ・グレース・モレッツを売ってるのは人気が出てきてるからだけど主演はジェニファーだと思うからクロエ観たさに見るとすこし物足りないんじゃないかと思う。
時折、シーンが綺麗な絵をしてて少女の儚さが観て取れる。
この作品をとった人のノンフィクションに基づく作品で有ることが正直衝撃を受けた。苦しいけど彼女が羽ばたいてよかった。
なんだかなあ
このようなDVの家庭は日本にも存在する。被害者の子供たちはたくましく生きるすべを身につけるのだろうが、幼い時の体験はその子供にも引き継がれていくという因果を見過ごすことはできない。まったく悲惨である。子供は親の所有物ではない。未来からの預かり物である。映画はこのことをうったえている。「あなたの子供は本当に大切にされていますか」
物語としてはどうかと
ジェニファー・ローレンスが主人公なんでは?と思いましたが、とにかく全体がダルい…。役者の演技が小粒に光っているだけに脚本とかどうなってるんですか?と思われるくらいストーリーが薄い。恐らく、克明に描けないのかも知れませんが、観ているのが少し辛かったです。
ジェニファーもクロエちゃんも最高!
ポーカーハウスの住人で13歳の女のコ。
酒とドラッグ漬けの絶望的な母親のもとから逃れられない苦悩と戦う姿をジェニファーは見事に演じている。
本当に見事としか言いようがない。
そして当時10歳のクロエちゃんが、めちゃくちゃかわいい!
クロエ推しは絶対観るべき。
久しぶりにいい映画みたなー。
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