「危険と平和の均衡」危険なプロット "Auggie" Wrenさんの映画レビュー(感想・評価)
危険と平和の均衡
危険と平和との均衡が織り成す緊張感が、観衆を ずいずいと引き摺り込んで行く。
与えられた課題に則って、個 人 的 に 友人家族の“家の中”の様子を書く生徒。そして その若干 捻くれた文章に 魅 了 さ れ て し ま う 先 生 (←過去に作家になる夢を諦めた)にも、やがて その文章の現実と虚構との区別が付かなくなる。
飽く迄も冷静に進行して行く心理戦――。
我々は じりじりと翻弄されて行く様を愉しませざるを得ない…。
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