劇場公開日 2013年9月7日

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わたしはロランスのレビュー・感想・評価

全48件中、21~40件目を表示

5.0グザビエ・ドランは天才でしかない。

2017年3月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

Mommyでグザビエ・ドラン監督を知り、今回が二作目。またも彼の鬼才ぶりに脱帽。
今作は、女を愛するけど、女の身体になりたいと思う主人公と、その彼女の苦悩を描いたもので、非常にテーマ自体は重い。しかし、グザビエ・ドラン監督の色彩美の描写、カメラワーク、演出により見やすい作品となっている。特にところどころで見せるミステリアスな演出は、登場人物の感情を見事に描写していた。
キャストも見事で二人とも完ぺきに演じきっており、スザンヌ・クレマンの表情や目の演技が素晴らしかった。
音楽もクラシックを中心に映像とマッチしていめ、ラストの回想からのエンディングテーマが流れるところは鳥肌もの。

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ジンジャー・ベイカー

3.53.4

2017年2月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

思ったより重たい映画。
恋人に「女になりたい」と言われても、理解者になろうとする彼女は本当に強いなあと思った。
最初は少し動揺していたけれど、やはり愛しているのは変わらないって言うのは、素敵。

「彼は、女になりたかった。彼は、彼女を愛したかった。」というDVDの表紙に書いてあるセリフ、とてもシンプルだけどこの映画をよく表している深いい言葉だと思った。

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onaka

4.0フレッド、パーティに参加するの巻

2016年10月3日
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鑑賞方法:DVD/BD
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もりめろん

5.0男として女として

2016年5月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

ロランスは女性になっていく度に男前に磨きが掛かってフレッドは女として綺麗になっていく。

ロランスの苦悩や葛藤よりフレッドにより魅力を感じるしロランスが望み通りになればなる程、女性たちが傷ついている。

映像、色彩、カメラワークが素晴らしく長時間ながら飽きずに鑑賞。

レストランで怒りを露にするフレッドに涙が出そうになるし極み付けはラストの出会いの場面から流れる"Let's go out tonight"からのエンドロールが完璧過ぎる。

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万年 東一

3.5とにかく。Anyways

2016年2月29日
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鑑賞方法:VOD

視線の表現の仕方がすごく好きだな〜〜

話の節々にそこだけ切り取って保存したくなるような綺麗なシーンがたくさんあって見てるだけでたのしい。
集団パーマおばさんのところが一番のお気に入り。綺麗なのに加えてちょっと滑稽なのが◎

カフェで怒鳴るシーンはその真意は別として
マイノリティに対する抵抗を真っ向からしたフレッドに感動する。
ほんと、なにが土曜のランチよ。
っていう気持ちになる。

でも、ここでレビューしてるほとんどの人は私も含めて普段はあのカフェの客のような態度しかとれないだろうなと。いくら理解しててもやっぱり自分の属するコミュニティとちがう形のものは異質だと感じてしまう。
結局は他人事だから美しいって思える。当事者意識をもたないかぎり難しい。どうしたらいいんだろう。
それ故にラストのとにかくロランスなんだって言うところがすごく重く、心に響く。マジョリティとして生きてきた私は今まで自分とは何か真剣に考えて生きてなかった。Laurence Anyways

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26

3.0どうにも……

2015年12月16日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

胸騒ぎの恋人に続いてグザビエドラン作品をみるのは二作目ですが、どうにも「ぬめっ」としていて好きじゃない。「生理的に無理」というアタマからっぽの拒絶表現がありますが、残念なことにこれにぴたりと当てはまってしまいます(´・ω・`)

尺の長さで低い評価をされている方もいらっしゃいますが、今作においては私はそこは気になりませんでした。というかロランスとフレッドの関係を描いてあのラストへ観客の感情をまるっと持ってくにはこの長さは必要だったかなと。胸騒ぎの恋人も同様、みていてイライラ含む感情を降り幅大きく動かされましたが、これは監督さんの力量ゆえなのでしょう。高い評価を受けているのはわかる気がします。

インタビューなどを読んでいても若いのにしっかり自分で考えに考えているのだなぁと感心してしまう。作品のヴィジョン、撮影、演出から脚本、美術まで、ここまで考え抜いているひともこの若さではいないんじゃないのかなぁ(グザビエドラン自身は、若いのに~、という表現で自分を評価されるのが不快なようですがまあそれはしかたないよね)。

自分も見習わなくては(えっ

ゆえになのでしょうか、ドラン印のようなものをしっかりと作品から受け取れます。これはこのひとしかこういうふうに撮れないだろうなぁという。そこを評価されているのだろうし、それにハマるひとはとことんハマるだろうことも理解できる。
が。だから、そのアクの強さゆえに自分はなかなか受け付けられない。スッと入っていけない。

才能があるのはさすがに自分でも感じられるので、できればもう少し商業性を意識したドラン印薄めの彼の作品をみてみたいけれど……まあそんなのは撮らないだろうなぁ(^-^;

と、わたしはロランスとは関係ない話を長々書いてしまいましたが(汗)、今作はみて損はない作品。ぜひご視聴をオススメします(`・ω・´)

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ぱんだまる

5.0愛は何も変えてくれない。だけど、愛してしまう、それが愛。

2015年11月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

学校を休んで見た。
私はロランスと同じような人間だ。
ただ、まだ男で居る。
だけど、フレットに感情移入して
泣いてしまうことが多かった。
やっぱり性という人間の根本のことを
普通の人間が認めることは難しいのだと思った。
それが、当然なのだ。
レストランで怒るフレットのシーンで泣いた。
人間の残酷さを見た。
「ブルーバレンタイン」を思い出した。
いつだって、恋愛の終わりに
始まりのことを思い出す。
私だって知っていることだ。

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タテスジコ

2.5愛は性を超える。らしい。

2015年7月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

女装が美しかった。
舞う服も色が鮮やかでまぶたに残る。
アートな映画かなー

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じゃにすけ

5.0最後がグッときた

2015年6月24日
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鑑賞方法:映画館

知的

長い映画で、構成も複雑でありながら、見事なまでにまとめ上げている。
かなり自由に、あらゆるイメージ映像が差し込まれているにも関わらず、妙な統一感があるのは、不思議というか、制作者側の技量というのか─。
とにかくグザヴィエ・ドランが想像したことを、純粋に表現しているだけの作品ではなかろうか。性に対する感覚が超越していて、“普通”とは違った性というものはドランにとってもはや対した問題ではなく、“普通”とは違っていることを当然のごとく物語の中に自然に織り込み、決して社会派的な映画になることなく、あくまでもピュアな恋愛映画として描ききっているところに非凡なるものを感じる。
発想をここまで自由に表現しつつ、なおかつ人の心を揺さぶるわけだから、ドランの評価が高いのも頷ける。
これからも彼に注目していきたい。

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SH

4.0laurence, anyways.

2015年5月28日
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邦題よりも、原題のほうが遥かにしっくりきます。(それはもちろんそうなるものなのですが)

わたしはロランス、というと、自分がロランスという人間であることを納得し主張するような、わたしはロランスなんだ、というようなニュアンスが出るけれど、それはちょっと違うと思います。

どうやっても、あれやこれやと努力をしても、結局は《ロランス》でしか存在し得ないってことだと思うんです。男か女かではもう存在に決着がつかないんだと思います。anyways、に映画中の出来事が全て詰められていて、これ以外のタイトルは無理だろうなと感じます。
タイトルにここまで納得した映画を久しぶりに見ました。

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Sai.

3.5監督の芯

2015年5月10日
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鑑賞方法:映画館
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Natsumi

5.0スペシャル

2015年2月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

私が発する言葉を理解し、同じ言葉を話す人を探すこと。自分自身を最下層に置かず、マイノリティーの権利や価値だけでなく、“普通”を自認する人々の権利や価値も問う人を……

…愛がすべてを変えてくれたらいいのに……

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ミニシアターでしか上映していないなんてもったないなさすぎる…!

シンプルに言ってしまえば、女になりたい男の話。でも、ただのトランスジェンダーの話じゃない。壮大なメロドラマ。3時間近い長尺映画だけど間延びしてない。
こんなにも人の機微を美しく表現できるなんて。なんと監督は若干24歳だという。本人もゲイだと公表しているから自伝的な部分もきっとあるのだろう。

自分らしくあることを考え、どんなに自由を求めても、しがらみに囚われる自己と他者がいる。
何より恋愛は、対人との掛け合いであるから、殊更に惑う。相手の全てを理解することは出来ないし、かといって自分の生き方を曲げることも難しい。折り合いをつけることは、便利で生き易いだろう。だが、偽りの人生を送りたくない、と主人公は言うのだ。

女性が好きな男性。女性として生まれ心が男性の人。男性として生まれ女性として生き女性が好きな人。
多様性に溢れた世の中だ。抑制し鬱屈した社会ではなくなればいい。

何を普遍的として何を普遍的でないとするのだろうか。彼らはそれが普遍的で日常的なことなのだから。

そしてこう言うのだ。
私たちは"スペシャル"なのだと。

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3i9u

3.5愛したい気持ちと自由への望みが矛盾する

2014年8月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

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だいず

4.5何かが起きると思った。だからついていこうと思った。

2014年7月12日
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鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

幸せ

男、女、国籍、人種、社会的地位、年齢、いろいろあるが、
人間と人間が一緒になる理由は、こういうシンプルなことでいいんだと思う。
いろいろを越えても繋がりたいという想いは強く、観るものの心を強く打つ。
その想いの結果がどうなろうと。

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chibirock

4.5わたしはわたしとして。

2014年6月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

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ハチコ

4.0トリッキー!

2014年6月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

○ジワる。
後から思い返すと「いい映画じゃん...」。

○主題より、映像構成が際立って素敵。
セレブや ヤンキーな
サブキャラも素敵。

○キーワードは「リスト作り」。
「何気ない中にある幸せ」の
描き方が絶妙。

○「わたしはロランス」。
...の強さが結局は好き。

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憶 文月

4.5愛とは…

2014年3月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ここ何年かで観た中で一番かもしれません。プロット良し・画が綺麗・スタイリッシュ。そして、スザンヌ・クレマンの演技が凄い‼︎
度々、泣かされました(T ^ T)

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はちみつロボ

4.0新しさを感じる

2014年3月1日
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泣ける

難しい

幸せ

こんなに上手く人の感情をムービーで表現した人、今までいただろうか?フランス語ができたら、目を閉じて鑑賞してみたい

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yumintrollet

4.0楽しそうやんって軽く感じてしまったけど、ストーリーが進むにつれ、人...

2014年2月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

楽しそうやんって軽く感じてしまったけど、ストーリーが進むにつれ、人と違うということの重さ、背負うことの苦しさ、またその先の幸せ、簡単じゃないって感じた。わたしもスペシャルに生きよう。ウィンク上手にできたらカッコイイなぁ。

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アイコ

4.5面白かった。

2014年2月9日
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楽しい

美しかった。美しいから泣いた。

あと感想書きたいんですが五十文字以上って制限がうざい。どうにかして、わけわからん。
そんなだらだら言いたいことないので字数かせいでます。

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kame000