「.」パラノーマル・アクティビティ5 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅にて鑑賞。日本劇場未公開で原題"Paranormal Activity: The Ghost Dimension"。前々作('11)のエンディングから始まる90分足らずの短めのPOV。細かなリンクと鏤められた伏線に加え、無音のエンドクレジットもシリーズを踏襲している。全篇に亘りCGが多用された画はこれ迄と違った雰囲気で、クライマックスもシリーズ最大の派手な演出。ただやや判り辛い微妙な絵的変化も多く、シリーズファン以外への排他的で取っ附き難いプロットで、単作として弱い印象を受ける。50/100点。
・このシリーズにしては、何も起こらない静的で平穏な焦らす溜めの画や展開が少なく、急ぎ過ぎた感が残る。更にシリーズを重ねる毎に当初の幽霊から悪魔へ、その対象が徐々に変化しており、本作において完全に悪魔の物語になってしまった。
・本作の(共同)製作者で、権利を持つJ.ブラムとO.ペリによると、本作がシリーズ最終(完結)作になると発言している。
・元々、'13年に完成していたが、'14年10月24日に公開は延期され、更に'15年3月13日と延期になり、最終的に'15年10月22日にリリースされた。
・シリーズ初となる3Dで公開され、予算は過去最大の10,000,000ドルと云われた。尚、撮影は僅か45日で終わった。
・鑑賞日:2016年10月28日(金)
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