言の葉の庭のレビュー・感想・評価
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フィクションがノンフィクションを超える
いつものように、関係ない話しから始めます。
皆さまご存知の「踊る大捜査線」です。架空の警察、湾岸署の話しです。湾岸署?なんかカッコいいじゃん、フィクションぽいけど。その時はそう思いました。ちなみに映画の一作目は1998年の公開です。懐かしいですね。そして月日は流れました。なんと・・・
本当に湾岸署が出来ちゃった❗️
このドラマは刑事ドラマというより、その湾岸署を舞台にした人間ドラマです。主役の巡査部長、青島(織田裕二)の自己紹介のセリフは、「都知事と同じ名前の青島です」でした。今だったらこうでしょうか。
「都知事と同じ名前の小池です。好きな食べ物はラーメンです」
ラーメン大好き小池さんか❗️
はい。無駄な枕が終わりました。すいません。
ここから映画の感想です。中身は薄いです。
15歳の高校生タカオは靴職人を目指しています。雨が降ると学校に行かず近くの公園に行きます。(新宿御苑)すると日本庭園の四阿(あずまや)には妙齢の女性がいます。いつもビールを飲んでいます。何があったのでしょう?
実はなんとその女性はタカオが通う高校の古文の先生だったのです!年齢は27歳です。雪野と言う名前です。タカオは仄かな憧れを抱きます。
誰ですか?15歳の男子高校生と27歳の女性教師の恋物語にリアリティがないって言う人は?いいじゃないですか。素晴らしいじゃないですか。こんな話しが有ります。
ヨーロッパのある国の話しです。優秀な15歳の少年の話しです。その少年は担任の女性教師に恋をしました。しかしその教師は既婚でした。年齢は39歳です。なんと24歳差‼️
しかもその教師の娘はなんと同級生!少年の親は当然心配します。そして転校をさせます。当然ですよね。しかし少年は純愛を貫きます。そして少年は優秀な青年になり、29歳の時についに、その先生と結婚します。彼女は53歳です。
さて問題です。その優秀な青年の現在の職業はなんでしょうか? はいバレバレですが、知らない方もいるでしょう。正解は・・・
大統領です❗️
フランスのマクロン大統領でした。流石、アモーレの国です。そして今もラブラブなのです。いやはや凄いなあ。どちらも。純愛を貫いたんだね。マクロンさんがもし日本に来たら一言言いたい。
よっ❗️大統領‼️
ちなみに奥様の実家はチョコレート屋さんです。その地方で一番有名なお菓子はなんでしょうか?日本でも人気です。正解は・・・
マカロンです❗️駄洒落か❗️(実話)
閑話休題、映画の話しに戻ります。雨の表現が素晴らしいです。新宿の風景も美しいです。なんかプレ「天気の子」と言う感じでしょうか。尺が46分なのに中身は濃いです。タカオが靴の採寸をする為に雪野先生の足に触れるシーンにはドキドキしました。
終盤のRAIN(大江千里 作詞作曲 秦基博 唄)の使い方も素晴らしい。記憶にいつまでも残ります。いつまでも。時が流れても。
私が初めてこの作品を観たのは、あの映画「君の名は」を観たあとです。なんかご立派な事を言ってましたが後追いです。その美しさに魅了されて早速、舞台になった新宿御苑に行きました。ミーハーですね。
日本庭園にあの四阿がありました。びっくりしました。映画と一緒です。いや逆か。しかし一ヶ所だけ違っていました。そこは喫煙所だったのです。当然灰皿があります。しかし映画では灰皿の描写は無いのです。しかし・・・2年の月日が流れて去り。そこは禁煙になり灰皿は撤去されました。つまり全く同じ風景!
フィクションがノンフィクションを超えたのです。まさに・・・
事件は現場で起こってるんだ!
ちなみに現在は新宿御苑はお休みです。またいつの日か行きたいな。1日でも早くね。大好きなんですよ。
フィクションなのは承知なのですがタカオと雪野の未来はどうなっているのでしょうか。気になります。そう思わせるのは良い映画の条件です。
読んで頂きありがとうございました。
46分という短い時間の中でとても満足感のある作品だった。切ない。主...
靴職人といえば貴乃花親方の息子
完璧すぎる
タイトルとキャッチコピーからわかる文学的映画
46分という短い映画の中に、本当に凝縮された淡い"孤悲"の物語が描かれていると感じた。
高校生の主人公と年上の女性。
雨の日の朝だけに会うことのできる存在で、お互いが癒しの存在となっていく。
お互いに自分の人生歩めるのかどうか不安と葛藤しながら、他人と干渉することなく、歩んでいく物語。
女性は社会でうまくいけなかった人だったのに対し、主人公は、これからのまだ見ぬ大人に魅力を感じ、明るい未来を夢見て、必死に食らいついてそのために一生懸命に靴をつくる。
2人が対照的に描かれていて、背景に描かれる情緒的な表現に対比に比喩に暗喩に、込められた意味が一つ一つの表現に感じ取られ、細部にまでこだわって、表現されていることに感銘を受ける。
雨、小雨、大雨、嵐、雪、虹、晴れ。
この46分の中にどれだけの天気があっただろうか、どれだけの表現があっただろうか、どんな意味が込められているんだろうか、主人公たちの心の動きに、それが表されている細部に後だわってもう一度見てみたいと思わされた作品だった。
とにかく美しかった。。
新海誠にしか表現できない男.女の絶妙な距離と"孤悲"の物語だった。。。
私たち泳いで河を渡ってきたみたいね
雨の描写というか水の表現が凄い。絵がすごくて引き込まれる。
こんなに美しいのに夢を追う青年が恋したのはイジメられ追い出された女教師というクセの強いお話。青年が足フェチじゃなく物凄い真面目なのが良い。センチメンタル。シリアス。秦基博の歌声とぴったりな雰囲気だなと思った。
短くシンプル・でも奥深い
未成熟なほろ苦くときめくとき
何に救われるか
夢見る青年の青臭い夢物語。
さすが!
二度目 【学生・ラブストーリー】という嫌いな要素が二つも入ってるか...
二度目
【学生・ラブストーリー】という嫌いな要素が二つも入ってるから内容は好きじゃない
でも雰囲気はすごく良い
映像も綺麗
雰囲気を楽しむ映画だと思ってる
あとエンディングの歌はせこい、良い歌
歌も映画とすごく合ってて
面白いわけじゃないのにまた観ると思う
胸が苦しい
見てすぐの感想
本当に胸が苦しくなりました。雪野さんと少年が優しすぎて、正直に生きているからこそ社会で上手くやれてない?感じがして、そうゆう人こそ報われてほしいと思った。ストーリー全体が優しくて物静かで言葉ひとつひとつが心の奥まで来ました。また、会社や学校に行きたくないという気持ちはだれもが感じたことがあって、共感ができると思った。会社や学校で上手くいってないと感じる人ほど見てほしいです。しかし、こうゆう出会い方憧れるーーーー
現実に合ってほしいーーーー
みんなの感想を見て
たしかに、結構年の差ですね。雪野さんが少年を追いかけるときに裸足なのはちょっとわかんないなってなりました。でも、現実でなくて映画だからこそ先生と生徒の恋というのは許されると思いました。私も、そこで一瞬、え?となりましたが、映像がきれいすぎてどうでもよくなりました。現実のことを持ち込まずに映画に入り込める人にはおすすめの映画です!
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