「夢を持ってる人に観てほしい映画」言の葉の庭 ラックスマンさんの映画レビュー(感想・評価)
夢を持ってる人に観てほしい映画
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靴職人を目指すタカオと謎めいた女性のユキノ。
雨の日の二人だけのベンチで、一方は絵を描いてもう一方は本を読んでる。
無言の空間が心地いい関係って良いよね。
映画観て思ったのは、夢を大切にしたいなということでした。
タカオの兄貴が「十代の夢なんて……」って言ってました。
よく、夢を仕事に活躍してる人が家族が一番の応援者ですって言うのはよく聞く話だけど。実際はこんなもんなんだよね、きっと。いつか飽きるんじゃない、って。
タカオと兄貴の違いは、夢を持って生きる人か特に夢も持たず平凡に生きる人かってとこだと思うなあ。世の中、前者が少数で後者が多数のように見えるけれど実際はどうなんでしょうね。笑。
無理でしょ、って周りに思われながら、それでも靴を作りたいって思ってずっとデザイン画を描いていられるタカオはすごいと思う。若いなあとも、思う。夢に夢中でまっすぐ。
なれるわけないって言われても、好きなものは好きだしやりたいものはやりたいんだよね。
きっと夢を目指す人って最初はみんなこんな感じ。初心を思い出させてくれました。
映像美は言うまでもありませんね。新海監督の作品はDVDでしか観たことなかったんですが……最初実写かと思いました。それくらいリアル。新宿の景色も実際と変わらないし。でも実写よりキレイ。緑が映える。自然の景色を見たくなりました。
立ち止まってるときに何度でも観たい、そう思える映画でした。
同時上映のものも良かったです。
また観に行きたいです。
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