「全員集合!」サプライズ なつさんの映画レビュー(感想・評価)
全員集合!
かなり昔に観て、また観たくなったのだがタイトルが思い出せずなかなか苦労して探し出した。
なんとなーく思い出しながら視聴。
やはり面白い。ヒロイン無双はとても良い。
登場人物もボコボコ出てきてまとめてキルキルなのでこの人誰だっけ?ってなるので悲壮感は薄い。
突然のボウガン嵐に唯一的確な判断ができるしこれだけでスキル高いの分かるし、すぐお湯沸かしてキッチン用品を攻撃用品に変え他の人にも装備するよう指示。いや無理よ。普通いきなり襲われた女性は、キャー!なのに、ぅおーん!みたいな声出すのよ。
掴みかかれても、すかさず金的からの肉叩き棒で周りがドン引く程の殴打ののち犯人確認。
そして、その肉叩き棒をふきんで拭くとかもうすでにどっちが犯人かわからない。
まぁ、そんなこれ誰だっけ?な登場人物なので笑いどころが多い。私足が速いから!って姉妹が走り出すのスローモーションだったり、パパンなかなか死なないとか兄貴も死なないから黒ひげ危機一髪みたいになってるし。
序盤に、エッチな半裸の女性がノリノリな音楽かけて飲み物飲んでたら殺されないといけないルールがホラー界にはあってだな…おっさんの遺体をソファに座らせるという悪趣味な事もしっかり逃げてきた姉妹に見せつける。
サバイバルキャンプの話をしている時のジーのハァンな顔とその憎っくき時代を切り裂くように打ち付ける長い釘。
そもそもサバイバルキャンプってなんだろう…
ジーは登場した時から嫌な奴ムーブをかましてたのでいいぞ!もっとやれ!な感じ。殺されるビッチはビッチである程良い。
窓から飛び降りてガラスの破片取ったりと結構満身創痍でラストバトル突入。
窓からひょっこり顔を出した奴にはナイフでドーン。
その死体を窓から見下ろす絵画の様に見えるのは本当に殺人鬼。
その辺りからだんだんと彼女のBGMが不穏なものに…やはり殺人鬼…電球を壊しカメラのシャッター越しに最後の敵と向かいあう。シャッターでモノクロの彼女の顔、反対に敵の顔。そしてその光に合わせるように何度も何度もナイフを立てる。
最後はフィリックとジーとの戦い。
ここにきてジューサー!お湯は残念だったけど、ジューサー!本当にこの人は何でもかんでも武器に変えてしまう恐ろしいヒロインだよ。
ジーはナイフを脳天に突き刺さす。
頭にナイフを突き刺して1発ってすごくない?腕力。
そして、犯人と結託していた彼氏との対面。ゴミを見るような視線。
彼氏も刺殺するのだが、そこへ警察が乱入!あぁ!そこにはアレが!発動を心待ちにしていたあの罠が…
ダメーーー!ヒロインの悲鳴でエンド。
アドレナリン出まくりヒロインは見ていて痛々しくはなるが頼りになるので結構安心して見れるしそれ以上にワクワクするのでとても楽しい。
エンドロールも死体写真が演者の名前になってて、悪役3人もちゃんと出てるのがとても好ましい。