劇場公開日 2013年9月21日

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ウォーム・ボディーズのレビュー・感想・評価

全90件中、81~90件目を表示

4.0ハートビート・ゾンビーズ

2013年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

主人公は、人間の女の子に恋したゾンビ! 全米でスマッシュヒットを飛ばした異色のラブコメ。

ゾンビと聞くとやっぱ気色悪いシーンばっかりが浮かぶ訳だけど、
この映画はゾンビが主人公でありながらそんなシーンはほとんどナシ!
ポップなオープニングからほっこり温かなエンディングまで、全編キュートで楽しい映画でした。

ゾンビ同士のユーモラスなやりとりや、ジュリーに良い(死)人と思われようとする主人公Rの奮闘ぶりにニヤニヤ。
凶暴なガイコツの襲撃や、人間vsゾンビvsガイコツの対決にちょっとだけハラハラ。
Rの恋をきっかけにして、一度死んだ人々がかつての暖かい
気持ちを思い出す様子に、こちらの胸までじんわり暖かくなってくる。

ゾンビと人間を結び付ける為に共通の敵(ガイコツ)を
持ってきたのはややヒネリが無いという気もするけど、
ま、そんな不満は些細な事だ。

やっぱり面白いのは主人公・Rのキャラクター。
心の声とはいえ、こんなにしゃべるゾンビ観たこと無い(笑)。
自己嫌悪、皮肉っぽいグチ、ジュリーへの想いに対する戸惑いまで弱気な青年ゾンビくんがしゃべるしゃべる。
一途で優しいRに少しずつ惹かれていくヒロイン・ジュリーも、
気丈だがどこかヌけてる所や、『なんでゾンビなんかに?』と混乱する様子がなんだか可愛い。

周りを固めるサブキャラもステキだ。
主人公の親友の中年ゾンビ・M。
Rを応援し、体を張って彼を守る熱さにグッと来る。
実は彼も最初と最後ではRと同じくらいに成長していて、最後のシーンには少しだけ泣いてしまった。
ジュリーの親友・ノラも陽気でグッド!
Rに会った時の第一声が「What up?(調子どう?)」てアンタ(笑)。
Rをメイクアップしてキャッキャと喜ぶノー天気さが笑える。

さて、
かの名匠ロメロ監督の『ゾンビ』に登場するゾンビは『大量消費社会
に取り憑かれた人間』の比喩であるとも言われているが(←話がカタいよ)、
『ウォーム・ボディーズ』のゾンビはいわば、人と接して傷付く事を恐れるあまり、無感動に生きる人々の姿だ。
中盤のRのセリフには胸が苦しくなる。

「何かを望むから傷付くんだ。最初から無かったと思えばいい。心を閉ざせば傷付く事もない」

……ここ4, 5年の僕とまるっきり同じじゃないすか。
そんなん言ってちゃダメよ、Rくん、寂しいこと言うなよ。

けどRくんは大丈夫だ。彼は見た目ほど腐っちゃいない。
自分の壁を壊して突き進む勇気を持っている。

この物語は、人を好きになることの嬉しさを、人と繋がることの喜びを思い出させてくれる。
傷付く事を恐れずに進めば、人生は暖かく色付くと言ってくれている。
『壁を壊せば世界が広がる』という、ストレートでポジティブなメッセージ。
素直にステキな映画だった。

ただ……
壁を壊せば世界が広がる。
そう伝わったつもりじゃいるけれど。
やっぱりそれって難しいと思える今日この頃。

〈2013.09.21鑑賞〉

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浮遊きびなご

4.0ゾンビボーイmeetsガール

2013年10月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

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arakazu

3.0ゾンビ男子が可愛い

2013年10月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

ゾンビ映画をあまり観ない私ですが、恋愛映画だったので期待してました。

が、まぁ恋愛映画としては普通な感じですね。もつと笑えるかと思っていたら、そうでもなかったのがちょっと残念です。
完全に予告編で面白い部分を出し過ぎたのか、『あー、これかー』と冷静にみてしまいました。

予想を裏切らない程度には楽しめたので、☆3です。

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ハル

3.5ロミオとジュリエットのゾンビ番

2013年10月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

コミカルな中にロマンスとヒューマンを入れるのが得意な監督。今回も発想がおもしろく、見てると楽しい。わざとかもしれないがもう少しゾンビと人間の差を出してほしい。

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関

3.0ゾンビ恋愛物って…

2013年10月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

どう話すすめんの、って思ってたらこれがなかなか良く出来ていました。
ロミオとジュリエットか?って感じですが、人間対ゾンビに悪もんガイコツ軍団を加える事でうまく対抗勢力図が出来上がったのでした。
感染が治る説明が出来てないけど、まあ、ゾンビ映画だしね〜。
だいぶツジツマ合わなくてもokということで。

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peanuts

4.5斬新な笑い。

2013年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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単純

興奮

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ハチコ

3.5対立勢力に属する男女の恋の話

2013年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

「敵対する勢力に属する若い男女が恋をする」という、いわゆるロミオとジュリエットの形式(ただしハッピーエンド)の話です。
敵対する勢力の設定として、ゾンビと人間というのを見持ってきたのが斬新。

以上。

いやほんとに。その斬新さが全て。
ゾンビは徘徊するし人を襲って食うし死んでるから死なないけど、これスプラッタ映画ではないし、そもそもホラーですらないから。

ゾンビとはいかようなものかの新解釈はなかなか面白い。
実は思考能力があって、それなりに考えてコミュニケーションをとっているというのはありそうでなかなかなかったアイデア。
ゾンビがなぜ脳を食うのか、その答えとストーリーが融和してるのも大変良い。

だけど、断片だけの発話のはずが割と初期からまともな会話してたり、他のゾンビも音楽や収集行動してねぐらを決めてるのかとか、車あるならその足でさっさと逃げろよとか、傷ついた体は最後どうなるのかとか、ガイコツはガイコツで組織的行動とってたりとか、唐突に暖かいとか言い出したりとか、変なところがいろいろあるのだ。

でもまあ、ゾンビというのは単なる「対立する勢力」の置き換えなので、少なくない突っ込みどころも目をつぶるのが正解だろう。
抱擁シーンでキスしつつそのまま食いだしたら話が破綻するしね……。

で、この設定と解釈の斬新さをのぞいてしまうと、冒頭にも書いた「ハッピーエンドのロミオとジュリエット」以上でも以下でもない。
ああ、こう解釈してこう処理するんだーと感心するものの、それは映画の楽しみ方としてどうなのという。

設定の斬新さをメインストーリーに上手く融合させた処理の上手さで☆4……といきたいところだけど、メインストーリーに関係なくフォーカスあたってないゾンビ要素の投げっぷりが、さすがに無視できないぐらい多すぎるので☆3.5。
一風変わった恋愛ものを見たい人にはオススメ。

(個人的ベストショットは、ゾンビの顔色の悪さをごまかすためのシーン。女の子の生き生きとした表情が素敵。BGMのイントロで劇場内からくすくす笑いが……)

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くりぽん

4.0まさにロミオとジュリエット(*^_^*)

2013年9月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

最初はゾンビ映画特有の血なまぐさいシーンも有りましたが、最終的には原因不明のウイルスによって街中が人喰ゾンビとさらに進化した凶暴なガイコツ集団で溢れているのに対して、数少ない生き残りの人間は塀に囲まれた城にいて対決姿勢だった。ある日、ゾンビ男子R〔名前を頭文字しか思い出せない〕が人間女子ジュリーを一目惚れしてからゾンビから救い、しばらく一緒に過ごしたことから始まったロマンティックラブコメディです!最終的にはハッピーエンドですのでデートムービーとして最高お薦め作品です!

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ミラポチセブン

3.0斬新でした

2013年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

ヴァンパイアと恋に落ちる作品がありますが
ゾンビが人間と恋する・・・斬新です!

もともとゾンビ映画が好きなので面白かったです。

ツッコミどころ満載ですが
そこは自然に観ることをお勧めします。

グロさがない(と思う)ので
女性も観やすい作品です。

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kiiie

4.5ゾンビが言葉を話す、音楽を聴く、ドライブする、恋をする…これまでの観念を全て覆されるラブストーリー!

2013年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

興奮

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流山の小地蔵
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