サイド・エフェクトのレビュー・感想・評価
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もう一捻りも、ふた捻りも足りない‼︎
つまらなかった。全然、ハラハラもドキドキもなく、サスペンスとしては二流。 発想は面白いのに、見せ方が下手すぎ。たとえ、こうなるんじゃない!って展開が見えていても、ハラハラさせる演出はあるのに… だいたい、旦那がチャイニング・テイタムである意味がないし、キャサリン・セダ・ジョーンズが出てきた時点で、もう胡散臭い過ぎでしょ! 脚本もキャスティングもイマイチ過ぎる一本。
久しぶりにソダーバーグの世界観を堪能
ソダーバーグ監督作品、ジュード・ロウ、ルーニー・マーラ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ出演という情報だけで見たんだが、なるほど「サイ・エフェクト=副作用」という本作のサスペンスを楽しめた。 薬の副作用という点と、夫殺しにまつわるある犯罪計画に関する副作用という意味で、ダブルミーニングになっている。久しぶりに、ソダーバーグらしい雰囲気を堪能できて良かった。 ジュード・ロウ、ルーニー・マーラの二人はもちろん良いのだが、キャサリン・ゼタ・ジョーンズをキャスティングしたのも、如何にもな配役でミスリードに繋がっていて良い。
前半乗り切って後半スカッと
面白かった。「やられたらやり返す倍返しだ」と言う感じ。ただ、題材が重すぎて前半しんどいし気が滅入る。後半はスカッとする。キャサリン=ゼタ=ジョーンズがバットマンのジョーカーに見えた。しかし、このネタはやっていいものなのかしら?
見事。
「コレが最後だなんて…」なんて惜しさを思わずにいられない、スティーウ゛ン・ソダーバーグ監督の劇場用映画引退作。 騙し騙され、騙され騙し…最後にちょっと安くなるのは残念ですが笑 息をつかせぬ映画運びと、古いカーテンのようなソダーバーグ色が素晴らしい、お見事なサスペンス! …最後にちょっと安くなるのは残念ですが!笑 監督、今後はテレビドラマ界に活躍の場所を移すとのことですが… ハリウッドですらそんな現状に、映画好きとして今後に漠然とした不安が禁じえませんね…涙
主役
さすがソダーバーグ。静かな映像とサスペンスのギャップでみせる。 だけど、主人公が安定しない構成と後半の展開の忙しさもあって、中盤からは観ててちょっと居心地が悪い感じがした。 これで映画監督ラストってのは寂しい。また撮って欲しい。
起承転結がしっかりとしている映画
最初に言うとこの映画個人的には大好きです。 様々なキャラクターが絡み合い一体誰が悪いのか?を論点にストーリーは進んでいきます。 ストーリーは複雑に見えても最後はきちんとした糸としてつながりとても気分は爽快に終わります。 サスペンス好きの方にはたまらない1本となると思います。 ルーニー・マーラの独特の世界観がたまりません。 脇を固める俳優陣たちもとてもたまりません。 チヤイニング・テイタムはとてももったいない使い方してますが、それもまたこの映画だからこそ合ってるのかもしれません。
サイコアナリスト
ダニーボイルのトランスとちょっと似てる。どちらもサイコアナリスト絡みなだけだが。好みはダニーボイルだけど、ソダーバーグではベストなのではと思う。でも本当にソダーバーグの映画は粗い。サクサク撮ってる感が良い感じではある。
面白かった!
中盤~後半ストーリーが一気に展開していき、瞬きするのも惜しいくらい。 結末で得られる爽快感も最高でした。 あと、ルーニー・マーラの演技がとにかく素晴らしい。 DVDが発売されたらまた観たい作品です。
サスペンス!
クスリの副作用の恐さを描いた映画かと思ってたらしっかりサスペンスでした。 二転三転のストーリーはさすがソダーバーグ。さらにクスリって題材がいかにも身近で損得もいっぱいついてきそうで良いですね。 女の執念恐ろしやって感じでしょうか?実際にありそうであなおそろしや…
薬の副作用ってこわいんですね・・・
サスペンスとしておもしろかった。さすがソダーバーグ監督。そつがない。ジュード・ロウがどんどん追いつめられていってかわいそうになった。キャストが豪華だった。主演を張れる人がたくさん出ていた。でも、ルーニー・マーラにやられた。「ドラゴン・タトゥーの女」以降すごいね。「ソーシャル・ネットワーク」ではそんなに目立つ存在じゃなかったんだけどな。俳優っていい作品に出会うと一皮むけて変わるんだね。
幸福薬の代償
不幸せなふりで本当に不幸せになる。 これを借りるとして、一緒に見るならやっぱり『カッコーの巣の上で』ですかね。 精神病を主題とした映画は面白いです。 他のおすすめは、『メメント』『ラースとその彼女』『ステイ』『17歳のカルテ』 本人の頭の中をのぞけるわけもないので、 本当に精神を病んでいるかどうか、なんてことはわからないのですね。 本人が望めば、精神病になれます。その振りをすることなんて簡単です。 精神科医が、本当の病態を見つめられることなんてありません。 映画の中だけではなく、現実でもそうです。 なーんて。 ちょっとサスペンス風味。
女性主人公が私にとって副作用
JALの機内エンターテインメントで鑑賞。 暗い感じを受けたまま最後まで見る。なんだろう、どうして重い感じになっていたのか。わかった、夫人役のルーニー・マーラが苦手なんだ私。 作品そのものは、うまくまとめられている。 だが、ジュード・ロウとルーニー・マーラ、役にはまったとは言え、シリアス過ぎて怖い。
自分が知る自分と、人から見える自分と
「未来を取り戻そう」がコピーの薬、アブリクス。 鬱に処方されるこの薬を軸として起きた殺人事件を中心に据え、関係者それぞれの思惑が絡み合った混沌が描かれる。 何かおかしい。仕組まれているように見える。しかし、それは誰が。何を。 見失った未来は取り戻せるのか。 取り戻すこと叶わず失われてしまうのか。 登場人物のほとんどが精神の薬を服用もしくはその経験があるというのは、アメリカならではのリアルなのだろう。 「イギリスでは精神科にかかると病気だと思われる」と劇中で語られるのは、その点について逆説的な皮肉もしくは警鐘にも思える。 そしてこの話、何が怖いかというと、「事実とは自分が体験したものではなく、他者が自分を見て妥当と判断したもの」という現実を淡々と突きつけるところだ。 裁判でも、何故犯行が起きたのかを突き詰めるよりも、周囲の人間にとって適切と思われる落としどころを探す方が重要視される。 立場が悪くなるとき、それは真実がどうだったかよりも、他人にどう見えるかが問題なのだ。 最後にオチはつく。 収まるべきところに収まる。 しかし、後味悪くすっきりしない。 そういう映画。 以下余談。 先月、ホワイトハウスダウンで大統領を救ってた時には、こんなことろでぶっすりやられる姿をみるとは思わなかった、チャニング・テイタム。
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