サイド・エフェクトのレビュー・感想・評価
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掘り出し物
利用される精神科医、患者を利用する精神科医。
鬱病の新薬の治験に協力する主人公ですが、彼の患者が治験中に事件を引き起こします。
新薬投薬中の犯罪は、副作用のせいと言えるのか。
直接「見えない」病だからこそ、演技なのか、本当に「病んでいる」のか、鑑別の難しさが物語を盛り上げます。
実際、治験に協力する施設・医師は複数なので、主人公だけが袋叩きにあうということはありえません。同じ釜の飯を食う同僚達が、手の平返して冷酷に突き放すのも考えにくいです。ただ、主人公が飲み込まれていく泥沼は、医療の副作用そのものです。
患者側からすると、病気のせいにして難を逃れられることもあれば、一度レッテルを貼られると本心を信じてもらえないという、精神病への偏見が、生きていく上での副作用のような感じでした。
"Carol"では美魔女に夢中になったMaraが、ここでは美魔女を虜にする悪女に。この手の役を体当たりで引き受ける女優さんは少ないのでしょうかねぇ。
モヤモヤしたエンディングなら、評価を下げたと思います。最後は予想外に爽快でした。
患者の立場で観るか、医師の立場で観るかで、スッキリ度が違うのかも知れません。
"Past behavior is the best predictor of future behavior."
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ルーニー・マーラがいい!!
会社の後輩に勧められ、Google Playにて内容、あらすじは最小限の情報で鑑賞。
情報からのイメージと違い、普通のサスペンスだったみたい。
(作品の裏を読み取れていないかも)
メインの女優のルーニー・マーラを発見しただけで観てよかった。
日本人好みの女優さんかな。身長も高くないしグラマーという感じでもない。
イメージとしてはオードリー・ヘプバーンに似ているなぁと。
って名前で検索したらドラゴン・タトゥーの女の主演の方なのね。
全然イメージ違う。こちらの作品まだ見ていないので鑑賞します。
同僚医師達の掌返しっぷりが1番怖い。
ジュードロウは担当医として真相を暴き、どうにか家族は取り戻すが、唯一過失があるとすれば、アブリクサを処方する前に、サイトを見て実験結果を確認しなかったところ。新薬処方と引き換えにお金が貰える話にも簡単に乗っていたが、美味しい話には訳があると今回で叩き込めただろう。
エミリーの2面3面に合わせて、ルーニマーラの美貌が七変化して楽しい。動機も、周りの心配を裏切っても良心が揺らがないところも、とことん自己中な図太さっぷりで、ブレインはキャサリンゼダジョーンズだったとはいえ庇う余地なし!夫母は息子を失い、担当医は社会的信用と家族仲をめちゃくちゃにされ、裁判での証言者は騙され、そこまでしても有利な取引に乗り移るだけでなんの謝罪も出てこない。ある意味ほんとの精神病。一生精神病院に住む薬漬け生活もお似合いと思わせる。
キャサリンゼダジョーンズにミステリアスな知能犯役が定着しているから、への字眉の登場からして、ちょい役な女優さんじゃないし、なんか怪しいと見てしまう。目をつけた女性で寂しさを埋めるために、鬱の演技をさせ、担当医を騙してアブリクサを処方させ、夫を殺させ、アブリクサの副作用として無罪になるよう仕向け、更に新薬の製薬会社株でインサイダー取引し儲ける。恐ろしい。
よいよい
“副作用”には気を付けましょう(苦笑)
“サイド・エフェクト”って題名は、本当洒落が聞いてたね♪このニヤニヤは全部見なきゃ味わえないから、優越感(嫌な奴やな(苦笑))!
この題名の興味深さは主要キャラも大きいとこ!“探偵”役のジュード・ロウに、“謎”の発端・ルーニー・マーラ、一目で怪しいゼタ・ジョーンズ、いきなり“死んじゃう”チャニング・テイタム、みんな揃って行動・結果の副作用をモロに受けて、罠に嵌って嵌められるわ、とにかくみんな無傷になれない。しかもこういう展開なのに、最後はまさかの“後味スッキリ”!しかも笑えてしまうから、最後の最後まで読めなかった。
本音言うとソダーバーグの映画ってあまり好きじゃなかったけど(『トラフィック』は複雑すぎてよく覚えていないんです)、これは本当好きな映画。手が込んでて良いんです!
でも本当に“後味スッキリ”になるとは、予想できなかった…。
久々に観入った。
もう一捻りも、ふた捻りも足りない‼︎
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