「お薬、増やしておきますね」サイド・エフェクト @花さんの映画レビュー(感想・評価)
お薬、増やしておきますね
日本では精神科に掛かるって大事だけど、海外では精神科で薬を処方してもらって自己管理するって当たり前なんだなぁと文化の違いに驚いた。
エミリーが主役かと思いきや、ドクターバンクス視点で物語が進んでいく。
薬を服用して、夢遊病状態の殺人は心神喪失と判断されるのか?
果たして、故意か?薬の副作用か?
とテンポよく話が展開していくので飽きません。
脇を固めている俳優陣も豪華で、見応えがあります。
とはいえ、難しいロジックは無いので安心して鑑賞できます。
一人鑑賞会にオススメです。
余談ですが、精神科に通われている方の多くは、薬を服用しています。
今作のような薬の描き方では、薬が怖いもののように感じがちですが、あくまでフィクションです。
実際は治験を重ね、認可の下りた合法の薬が投薬され、安全に適用されていると思います。
安易な薬物批判や精神疾患への無知からくる批判をしないよう、映画というエンタメを楽しむ側の配慮が必要だと思います。
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