建築学概論のレビュー・感想・評価
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【”貴方は君は、私の僕の初恋の人だったから。”大学時代の想い人が15年後に現れたらどうしましょうと思ってしまった作品。90年代後半に○学生だった男は、今作に可なり嵌ってしまったぞ!】
■建築学科に通う大学1年のスンミンは、建築学概論の授業で音楽科の女子学生・ソヨンと出会い、一目で恋に落ちる。
しかし、恋に奥手なスンミンは告白できないまま、ソヨンと遠ざかってしまう。
15年後、建築士になったスンミン(オム・テウン)の前に、ソヨン(ハン・ガイン)が突然現れる。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・ノスタルジック感が半端ない作品であり、大学生のスンミンとソヨンの、清純な恋愛する姿もじれったい想いをしつつも、”もう一歩、踏み込んでいたらなあ・・。”という想いを勝手にダブらせてしまう作品である・・。
ー ホント、スイマセン・・。で、二人は別れてしまう。-
・そんな、スンミンは建築学をキチンと学び設計士となるが、ソヨンの事が忘れられないのか、今やパッとしない独身である。
・ある日、スンミンの前に大人の女性になったソヨンが現れ、済州島の父と住んでいた家をリフォームしてくれと言ってくる。
ー この、ソヨンを演じたハン・ガインというとても美しき女優さんは、初見であるがちょっと、吃驚した。以下、自粛。-
・そして、スンミンは彼女の要望に応じ、済州島の家をリフォームしていくのである。
ー この過程が、とても良く描かれている。幼き頃、父が家を建てた時の思い出をソヨンは語り”大きくなったわ・・。”と言いながら、懐かしむ。
ピアノ教室に通っていた事を思い出し、ピアノを置きたいと言ったり・・。そして、2人は再び打ち解け合い、ソヨンは念願だったアナウンサー試験に何度も落ち、医者の夫とも離婚の判を押したという。-
<普通であれば、そのまま二人が結ばれるストーリーが予想されるが今作は違う。
スンミンは大学生時代に、ソヨンから借りていたCDをプレイヤーがなかったために聞けなかったが、ソヨンにプレイヤーと共に大切に持っていたCDを送付し、自身は新天地に旅立つのである。
漢として、実に潔いラストである。
90年代後半に○学生だった男は、今作に、可なり、嵌ってしまったぞ!>
SEOYEUN
大学生の恋を、ペ・スジとイ・ジェフンがピュアな演技で魅せる。ひたむきな恋をする姿が微笑ましい。
いくつもの年月が流れ…ラストに流れた歌詞が切なく沁みた。
ー僕は君が好きだ
ー初雪が降ったら…あの空き家で
ーあなたは…私の初恋だったから
BS松竹東急 (吹替版)
韓国映画、ドラマにはまりそう
難しそうなタイトルだけど
恋愛ものということで観た。
うまくいってほしいと、願っていたラストは
見事裏切られた。
映画なんだからハッピーエンドにしてほしいな。
現実はそうなってはいけないんだろうけど。
よみがえる初恋
時が経っても忘れきれない初恋。
忘れていても、消えない思い出。
どこか心の中でくすぶっていた、
伝えきれなかった感情
時が経ってようやくわかる。
あの時、お互い想い合っていたのだと、、、
今となっては、お互いに大事な事情がある。
お互いが想い合っていたのに叶わなかった。
伝え合えなかった。
なんとも切ない
時は経ったけど、
思い出にケリをつけて
ようやく新たに出発できるんだね。
ただ切ない。
ずっと見たかった映画。
甘くて切ない初恋の物語。
お互い両思いなのに、お互い気持ちが通じ合っているのに
どうして恋になると人ってこんなにも臆病になっちゃうんだろう。
自分の思い込みだけでどんどん突っ走って
ネガティブな方向に行ってしまう。。。
切ない。
ただ、一言「好き」って言えばいい事なのに。。
でも、それが怖くてできないんだよね。
15年前、お互いに気持ちを伝えてたらどんな未来になってたのかな。
タイミングって本当に大事だね。
自分の初恋の相手を思い出しちゃった。
個人的に、こんな家に住めたら最高だなって思った。
窓全開にして、海が一望できる窓辺で
自分が被写体になって写真を撮って見たいなって思った。
初恋の人と再会し想いを確認する話
ソヨンとスンミン。大学での建築学概論の講義を通じて親しくなってゆく二人。ソヨンは母を早く失くし、スンミンは父を早く失くして片親同士。ソヨンはチェジュ島からソウルに出てきている。大学時代のソヨンがかわいい。
建築事務所で働くようになったスンミンの建築士としての最初の仕事の依頼は忘れかけていた初恋の相手ソヨンからだった。
大学時代のソヨンとスンミンと、大人になったソヨンとスンミンを演じる役者が違うところが、この映画のひとつの狙いか。
ソヨンが最初に住む家、スンミンの実家、ソヨンの家の増築工事と、家が重要なモチーフになっている。
CDが小道具としてうまく使われている。切ない。
共学に行けばよかった笑
ずっと見ようと思って観た。
学生時代のフラッシュバックが切なかった。
とくに彼女は先輩に取られたと思いこんで、今後は会わないと告げるところは切なかった。
でも待ってた彼女。
これが男女逆なら良かったと思った。
でも女性側が待ってたから良かったのかも。
とは思うがハッピーエンドだったら良かったと思った。
時の流れは切ない
久しぶりに再会した男女が初恋のときのことを思い出して・・・っていう甘くてせつない映画。
きれいで良かった。
最後がアンハッピーで、「エンドロール出るなー」って心で叫んでしまった
あの日に帰りたい
最近常々、7年くらい前に戻りたいという気分になる。戻って人生をやり直したいという強い思いがあるのだが、この映画のように大学1年の頃に戻るのもすごくいいな~と思った。
ソヨンはチャーミングなんだけど、すごく気が強くて、好き同志になっても辛そうだ。きっと長続きしなそうだし、つらい恋になりそうだった。
若さゆえに言いたい事が言えず、変に気持ちを隠ぺいしてしまったり、おかしな行動をとってしまう。しかしそれが、完全に大人になってもそれほど上手に気持ちを伝えられるわけでもなかった、そんな瑞々しさにあふれた素晴らしい映画だった。
二つの恋の物語
建築学概論の授業で距離を縮め、
恋に落ちた二人。
十数年後、人妻になっていた彼女が依頼主として彼の前に現れる。
家を建てるという実践の場で、大人になった二人は再び年月という距離を縮めていく。
学生時代の二人は何故離れてしまったのか?
そして、再会した二人は何を感じるのか?
現在と過去を交互に描きながら、二人に何があったのか?二人はどうなるのか?
(現在と過去のスンミンとソヨンを別々の俳優が演じていることで余計に)まるで同時進行で二つのラブ・ストーリーを見ているようだ。
音信不通だったソヨンがわざわざスンミンに家の設計を依頼したということは、彼女の側に彼に会う(会いたい)理由があったことは分かるし、それが未練だということも。
ソヨンの突然の訪問にスンミンの驚きは当然としても、彼が彼女に対してどんな思いを抱いてきたのか、今はどんな思いを抱いているのか、最初のうちは分からない。
しかし、彼の表情は正直。
二人で一緒に過ごしたどんな瞬間も全て覚えているのに、何も覚えていない素振りのスンミン。
昔、「君が好き」の一言が言い出せなくてすれ違ってしまったように、再び、気持ちを確かめられないままなのか?
切ない。とても、切ない。
好きという気持ちだけじゃダメなんだ。
一歩踏み出す勇気とタイミング、
すべてがうまく噛み合わないと、
恋は成就しない。
目新しさはない。
でも、とても丁寧に作られていて好感が持てるラブ・ストーリーだった。
“チェジュ島”、“初雪”。
『イルマーレ』が再見したくなった。
ピュアで癒されました(*^。^*)
学生の恋愛もこうあるべきではないか・・・っていうくらいピュアなところが、観ていて癒されました。
片思い・・・どころか・・・お互い初恋だったなんて
なんて胸キュンなんでしょうか~。
現在と過去の回想がうまく組み込まれていて・・・
個人的には回想シーンのほうが淡く・・・トキメキました。
男心もうまく描かれていて、男友達同士でかけあうシーンは本当に純粋な男子がどう恋を成就させていくのか・・・そこは面白かったです。
特に、好きな俳優がいたわけでもなかったのですが、
程よく、かっこいい。可愛い。キャストで飽きなかったですね。
音楽も良く、映像美も好みでした。
スタイリッシュな映像にピュアなストーリー。
大人向けで、心地よい癒し効果抜群な作品でした。
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