「子どものとき感じた、恐怖と興奮!」GODZILLA ゴジラ こうたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
子どものとき感じた、恐怖と興奮!
僕が小学生の頃に観ていたゴジラ。
恐怖を感じる圧倒的強さ、やられてもやりかえす。笑
最後には勝つ!
そんな強いゴジラを見て、興奮していたのを思い出します。
確かに、ゴジラは原子力が一つのテーマです。
今作品での社会的テーマの扱い方について、監督はよく研究されていると思います。
日本版のゴジラを全部観て勉強したようです。
でも!
ゴジラは、その圧倒的強さをどう表現するかが最重要だと思います。
作品中にある、ゴジラのドアップや雄叫びは生唾ものです。
冒頭の抜け殻のシーンとか、ゴジラが海中を泳ぐシーンでのヒレの動き具合とか、
興奮しまくりです。
こういう箇所はオリジナルのジオラマでは出せない、CGならではですね。
では、何故評価が「4」なのか。
僕は、同じレジェンダリー作品の「パシフィックリム」は評価5だと
思っています。
それに比べると、爽快感が足りないと思いました。
例えば、家族愛を描写するシーンが長すぎ、
ハリウッドにありがちな、ヘンテコな日本の設定が冷める、
ゴジラは調和の象徴??
とか、ダメでした。
監督が「オリジナル」のゴジラをリスペクトしているのも分かりました。
以前のGODZILAでは変な発音の「ガっジーラ」でしたが、今作では
渡辺謙が「ゴジラ」と日本ぽく発音してました。
パシフィックリムの「カイジュウ」みたいに、いいと思いました。
でも、だったら、ザ・ハリウッドのゴジラを観たかった。
個人的にもう少しでパシフィックリムに並ぶと、惜しい感じがしました。
初めからフル回転になるはずの次回作に期待です。
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