劇場公開日 2013年11月23日

かぐや姫の物語のレビュー・感想・評価

全207件中、121~140件目を表示

3.0絵はすごい。

2013年12月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

2013年はスタジオジブリ宮崎駿、高畑勲そろい踏みの年で、両作のクオリティに注目していた。

「竹取物語」はよく知られた話で、これをあえて映画にしようとした高畑勲の勇気に敬意を表する。

絵のタッチが、クレヨン画のような繊細なもので、実はセリフなんてなくても成り立つのではないか、というくらい胸を打つものがあった。
ということは、セリフが映画のクオリティを若干下げている部分もある。
さらにいうと、この声は誰の声だろうと考えることが多かった。
ジブリの声優は、俳優を使うことが多くて、そのことがときに映画に対する集中力をそぐことにもなっている。
ここはやはり一考の余地がある。

うまくすればすごい映画になったかもしれないが、あとひと息であった。

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mg599

4.0「この地で生きていくことが罪と罰」

2013年12月29日
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鑑賞方法:映画館

難しい

もし願いが叶うならば、
自分が子供の頃に観たかった。
もし子供の頃の感性でこの映画を観ていたら、どんなに衝撃が強かったことだろうか。
内容はおそらく解らなくとも、この映像美と色彩と音と声優の演技力は幼い子供の感性に何かしら強く焼き付けたはずである。
そして成長したらどんな大人になったであろうか。
今の自分よりも汚れていない、まともな大人になれたであろうか…

アニメ映画をガッツリ2時間観たのは大人になって初めてかも
しれない。
40を過ぎた私にはこの2時間はとても懐かしい感覚に浸れて子供の頃の気持ちで最後までスクリーンから目が離せられなかった。

大人になってしまった自分の感性に、あの頃から変わってしまった自分自身に罪を感じ、これからの自分の残りの人生が罰なのでは…
なんて考えてしまいました。

観てよかったです。

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puccino

3.0大人な映画でした。(u_u)

2013年12月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

トーン、色あいなど非常に落ち着いており、まさに大人の映画だったと思います。かぐや姫の成長の速度が非常に早くて、でも回りの人の驚きの軽さが自分はチョットツボでした。(笑)
自分には難しくて、かぐや姫の地球に送られた本当の意味がよく分かりませんでした。最後になんですが、結局のところ誰も幸せになれないなんて、すごい映画だと。 もしかしてだけど、誰か幸せになれたのか? 自分にもモヤモヤ感が見終わって残りました。
とにかく、日本最古のSF ストーリーだったこと思い出し、しみじみしてます。(u_u)

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Nobito

3.0長すぎ!

2013年12月27日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

風景画のような映画だと思うけど、時間は長すぎて、ストーリも原作のままで、面白くなかった、音楽だけはいいだった。

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はんくん

5.0傑作

2013年12月24日
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泣ける

楽しい

難しい

2度見ました。
生きることの素晴らしさについて考えされられました。
ほぼ原作通りですが、かぐや姫の視点から感情を緻密に描いていて、つい感情移入してしまいました。また、水彩画のようなタッチの絵は見応えがありとても美しいです。
見て損はないです。
ただし、やや難解なので小さいお子さんには向かないと思います。

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ghibli

4.0素晴らしい。

2013年12月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

どくとくの線で描かれたところが魅力的でした。
自然の花々などが、美しい。
かぐや姫が最高に可愛い。
日本最古の物語が愛にあふれる作品で、嬉しい気分。
主題歌がとてもこの作品にマッチしていて、エンドロールにながれたとき体がしびれました。
映画館に観に行って良かったです。
素晴らしく、美しい作品でした。

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tatsu tatsu

4.5期待はしない

2013年12月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

期待はしていなかったが、想像以上に面白かった!
昔話だけあって、映画というより本を読んだ気分になった
しかし、どこか現代の少女を思わせるたけのこに注目

終わり方は少し悲しかったかな…

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オカレン

3.5开心到无奈

2013年12月20日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

難しい

开心到无奈。

一点点长大,每个变化都跟着很激动很开心。
たけのこ、我们每个人的童年都应该如此纯真吧!

我还是喜欢裸奔那一段,粗线条,悲愤到狂野。。。

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chob

5.0こっちも「生きろ」

2013年12月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

実は期待していなかった・・。予告編が面白くなさそうだったので。

が、今年観た映画のランキングが一つずつ下がりました。
リアルタイムで映画館で観られてよかった。そして日本に生まれてよかった。
鑑賞後は「幸せってなんだろう。生きてるってなんだろう。」と思わされました。
涙は堪えた。一人部屋で観てたら泣く!
ジブリどうこうではなくて良い映画。
勿論映像の美しさは隙がないし無駄もない。始まったら世界にどっぷりです。わらべうたを歌う声も良かったなぁ。

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べる

3.5ちょっと長く感じました

2013年12月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

予告で疾走するかぐや姫の姿を見たり、制作費50億ってのを聞いて 無闇に期待値が上がってしまっていた…。
かぐや姫の童話は誰もが知ってるけどそこから読み取れるモノとは…? じっさいよく分からない話ですよね。寓話でも教訓でもないし。意味が分からない。
このかぐや姫の物語も原作に忠実な作りなので、意味がわからない部分は同じ。
そこにプラスで描きたいところも ?? よくわからなかった。
アニメ表現に挑戦しようという心意気は感じるしパワーは伝わってきた。
しかし謎の物語に登場人物の心の奥がよくわからないまま話は終わる。
制作費と制作期間を抑えて90分くらいにして小品とすればよかったのではと思いました。

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散歩男

5.0深ーーーい!

2013年12月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ここ最近のジブリ作品では私の中ではベストです。
物語は原作にほぼ忠実なのだがなぜか泣ける。絵の美しさも凄い。
なんかとっても深い映画です。これほどのクオリティーの映画を
見れて幸せです。とにかく見て欲しい、そんな映画です。

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オネ

5.0本年ベスト級です

2013年12月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

琴線に触れる作品。

今まで生きてきたことを優しく肯定してくれたようなメッセージを感じた。

人間も半世紀近く生きてくると、世の中綺麗事だけでは生きていけないことは良く分かっている。
時に人を騙したり、利用したり、力を借りたり貸したり、泣いたり笑ったり、怒り争ってみたりする。

人間関係が上手くいかず悩んだり、世の中の不条理に唇を噛んだりしながら今日まで生きてきた。もちろん楽しい事や幸せに思える事だっていっぱいあった。

その全てを「それでいい、それでいいんだよ」と優しく包んでくれるような作品だった。
「そうやって世の中は回っていくんだよ」そう言っているように感じた。

言葉では上手く説明できないが、とにかくこんな世の中だって、全然生きるに値するんだ。
色々ありながら皆で生きて、そして回っていくんだ。

素晴らしい映画でした。
大スクリーンで観るからこその説得力ではないだろうか。

本年ベスト級どころか、生涯ベストでも良い作品だと思いました。

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harukita

4.5手応え

2013年12月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

竹取物語の魅力が、伝わった。
手応えというワード(1回ぐらいしか出てこないが)が心に響いて離れない。
いい作品に出会えた。

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ショウ

4.0帝!

2013年12月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

萌える

姫はかわいい。
親って子供への愛情が子供の本意とそれていってしまうものなのかな。
時代考証とかはどうでもいいが、あそこまで育った竹は食べない。高畑監督に筍掘り教えてあげたい。
ジブリ初ちくび。
そして帝必見。
めのわらわってそんなに目立ってたかな?
グッズが姫より多くてなんだかなー。
でも感動しました。泣いた。

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ねこ

5.0最高に良かった

2013年12月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

絵も音も、そして物語も、すべて良かった。
竹取物語は、1000年の時を超える物語だが、このアニメーションも未来に渡って永い時をこえられるクオリティーだと感じた。
このような作品を作ってくれたスタッフの皆さんに感謝します。

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arachan08

5.0これは高畑監督の最高傑作だ!

2013年12月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

スタジオジブリの高畑勲監督が8年の歳月をかけて制作した「かぐや姫の物語」。14:50からの上映はほぼ満員。子供連れの姿も多かった。高畑監督といえば、僕のような古いアニメファンの中では、宮崎駿監督と並んで神のような人だが、最近の作品はどうも外してるなーと言うものが多かったのも事実。でも、僕にとっては、親子で初めて連れて行ってもらった映画が「アルプスの少女ハイジ」だったし(生まれて初めての映画を見ての号泣体験)、その後も「母を訪ねて三千里」とか(多分この作品が、僕にとってのアルゼンチンを意識させた初めての作品)、「未来少年コナン」(言わずもがなの、宮崎駿との名コンビ作品。アニメシリーズは何度見たことか)、さらには「じゃりん子チエ」など、高畑さんの作品に実は僕の人生は結構影響を受けている。しかし、ここのところ、どうも不発感が否めないので、今度の「かぐや姫」も少し不安はあった。本当は宮崎駿の「風立ちぬ」と同時上映という話だっただけに、単体作品としてどこまでいけるのか、しかも題材がそんな古典だし、どうなっちゃうのかなーという不安もあった。

しかし、そんなことはまったくの思い過ごしだった。神様はやっぱり神様だった。高畑さんはやっぱり高畑さんだった。それどころか、こんな作品を作ったら、もう高畑さんは死んじゃうんじゃないかと思うくらい、高畑さんの考える美学がいっぱいに詰め込まれた作品だった。このデジタル時代にあって、あんなアニメーションを作れる人はもう出ないだろう。その最後の作家こそ高畑勲という人だったと後で思われるだろう。僕は、宮崎さんの「風立ちぬ」以上に、この「かぐや姫」こそが、高畑さんの遺作のように思えてならなかった。それだけに、一瞬たりとも、その高畑さんの「魂」とでも言っていい絵を見逃してなるものかとスクリーンを見つめ続けた。奇しくも、この作品は、地井武男さんの遺作となってしまった作品でもある。地井さんの演技も本当にすばらしく、そのほかの声優(この作品の場合、俳優といったほうがいい)の演技も本当にすばらしかった。アニメという枠を超え、何か、生の芝居を見ているような迫真の演技。そこに、細かく緻密に描かれた(おそらく恐ろしいほどの手間がかかった)、筆描きのようなアニメーションが躍動する。なにかもうそれだけで、僕などは感無量になってしまって、この人は何というものを作ったのかとひたすら圧倒されっぱなしだった。ストーリー的に泣くことはなかったが、最後のエンドロールが流れてきて、実に多くのアニメーターがこの作品に関わっていたんだなーということを見るにつけ、胸にグッとこみ上げてくるものがあって、他の人と多分違うところで感極まってしまったりもした。とにかく、すごい作品だし、これはもう芸術と言っていい域の、国民の宝であるとさえ言っていいくらいの作品だと思う。必見です!

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CAMA

2.0大人のための昔話

2013年12月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

うっかり「かぐや姫」なら子供でもわかるだろう、子供も好きなジブリ作品だから、と思って、子供を連れて行くと、きっと途中でだだをこねられるはめになるでしょう。

人間の愚かさ、かぐや姫の愚かさを試されるような内容で、わかるようなわからんような…もう一回見てもいいですか?ってかんじです。

捨て丸との件は、自分としてはいらんかったんちゃうんって感じです。あまりにも無邪気すぎる。二人とも。

表現の仕方は好きです。無駄な表現を削り、想像力で楽しめるので。

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冬人

5.0生きること

2013年12月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

正直、予告は少し怖かった。
筆で書いたような絵には迫力があったし、いままでのジブリ映画にはなかったから。

けれどその筆のような表現が、最初から最後まであたたかさを与えてくれていたように思う。
”母”の、すべてを包んでくれる温かみを感じた。

そしてストーリー。私たちがよく知っている、かぐや姫(竹取物語)に沿っているし、矛盾はない。

でも、全く印象が違う。
見る前は、かぐや姫はどこか不思議さを秘めていて、5人もの男性を翻弄して突然月に帰って、なんて勝手なんだろうと思っていた。

いのち。生きること。死ぬこと。愛。

かぐや姫を通して、考えさせられた。
生き辛いと感じる時代。自ら命を絶つ人も多い。
愛を見失ってしまいがちな、今。
そんな今にこそ必要な映画だと思った。

とにかく、見るべき。

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aikatheater

4.5必ずまた会える、といいね・・・

2013年12月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

かぐや姫に人間らしい感情を吹き込むことで、こんなにも奥行きのある竹取物語が出来上がるものなんですね・・・。
人間臭漂うかぐや姫には、思いっきり感情移入させられてしまいました。
それだけに、最後のシーンでは思わず涙してしまいましたよ・・・。
地球に憧れを抱く罪を犯したかぐや姫も、地球に絶望を感じてしまったかぐや姫も、まさに人間ならではの感情でした。

それにしても、自然と共に様々な感情を抱きながら過ごす、これが生きるってことなんだ、生きるって本当に素晴らしいことなんだ・・・そんなかぐや姫からのメッセージが、物凄く心に響きましたね!
生きていればいろいろとつらいことも起きますが、何も感じない、何の感情も持たないで生きるよりは全然マシ。
この世は生きるに値する場所なんだと、この映画を見て改めて再認識させられた次第です。

主題歌も本当に素晴らしかったですね。
映画の質をさらに引き上げるような、とても心に響く曲、そして歌声だったと思いました。

かぐや姫(朝倉あき)・・・う、美しかったぁ・・・。
そして高畑勲監督が仰る通り、なんて我がままな声なんだ(笑)
無機質な月で暮らしていた反動で、オテンバ姫になったのかな?
終盤のかぐや姫の心の叫びは、物凄く胸に響き渡りましたね・・・。

捨丸(高良健吾)・・・かぐや姫じゃなくても、こんないい男・・・女性ならまず間違いなく好きになってしまうでしょう。
決して結ばれることのない恋って、ホント切ない。

翁(地井武男/三宅裕司)・・・幸せの意味を履き違えてしまった姿が本当に悲しかったですね。
子供の幸せって何なのか、子を持つ親なら間違いなく何かを考えさせられたことでしょう。
地井さんの声、耳に焼き付けました!

媼(宮本信子)・・・いかにも宮本信子らしい味のある母様でしたね。
父様があんな状態でしたから、余計に優しさが心に染みました・・・。

相模(高畑淳子)・・・どこからどう見ても高畑淳子な感じが、妙にツボでした。
オテンバなかぐや姫に振り回される姿が、思いっきり似合ってましたね。

女童(田畑智子)・・・出てきた瞬間からもう虜になってしまいました!
いかにもジブリ映画に出てきそうな妙に愛嬌のある顔立ち、そしてかぐや姫の世話を甲斐甲斐しくこなすその姿・・・本当に可愛かったですし、めちゃくちゃ癒されました。

5人の大臣?さん・・・橋爪功が声を担当した皇子様、どう考えても声老けすぎでしょ(笑)
それと伊集院光が担当した右大臣、顔のインパクトありすぎです(笑)
まあそれにしても、人間の欲望って本当に醜いものですなぁ・・・。

御門(中村七之助)・・・今の時代なら、確実にセクハラで失脚するでしょうね。
まさしく俺様状態な御門様でした・・・。

最近のジブリ映画は、正直以前のように心から楽しめる映画が少なくてちょっと心配していたのですが、この映画はまさにジブリ全盛期を彷彿とさせるような本当に素晴らしい作品でしたね。
さすがは高畑勲監督、お見事でした。

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シュナイダー

3.0映像美

2013年12月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

この物語は竹取物語を映像化したもの。
なんと言っても筆で描かれた荒々しくも柔らかいタッチがこの作品の魅力だろう。

この世に憧れ、天からこの世に生きるチャンスを与えられた。純粋で周囲に愛され育ったかぐや姫。愛されたがゆえに、周囲の期待は高まり、理想とする世界から引き離されてゆくかぐや姫。いつしかこの世に嫌気がさし、天へ帰りたいと願ってしまう。
この世には季節と同じように、人の心、外見、思考など、月日が経つにつれて変わりゆくものがある。一方で、何年経とうとも、季節が移ろうとも、外見を着飾ろうとも変わらない純粋なものがある。そんなことを教えられたかぐや姫だったんじゃないかな。

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Samilton0123