風立ちぬのレビュー・感想・評価
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飛行機は美しい夢(名言)
13年9月18日フォーラム仙台で観て以来2度目の鑑賞
この作品で宮崎駿はプロペラ機が大好きなんだなと確信に至った
手を抜かず群衆をこまめに描いているのが好きだ
庵野秀明の声は最初は違和感を感じるが次第に慣れてくる
アニメオタクには声オタという種類がいて声優専門以外の人が声当ての仕事をやることに強い拒否反応を示す
そんな連中の誹謗中傷から役者さんたちを守るためにも庵野秀明は良い風除けになったかもしれない
俳優陣はみんな違和感なく良かったと思う
特に野村萬斎と西村雅彦が良かった
この映画は右翼だ左翼だと一部批判があったがあくまで一部である
その一部を世間一般多数派かのように報道する歪んだイデオロギーの塊であるマスコミという媒体はクソである
僕は煙草は吸わないが嫌煙ファシズムは大嫌いだ
パヨクも嫌韓厨も嫌煙家も映画をネットで語ってほしくない
なるべくならそんな連中の評価は読みたくない
子供向けかどうかは一部大人の主観だ
子供が見て面白いかどうかは観た子供が決めることだ
たとえ残虐な内容を観たからといって殺人鬼になるわけではないし猥褻な内容を観たからといってレイプ魔になるわけではない
反戦映画ではない
そもそも今さら日本で反戦映画なんて作る意味がない
困難を乗り越え生きぬく人間を淡々と描いている
映画に限らず海外に作品を売り込むということはとても大変なことだ
声がやたら大きく頭がおかしいほんの一部しかいない連中にも配慮しなければいけないからだ
その結果作り手側としては本意じゃない残念な歪められ方をされることもある
韓国にはラブストーリーとして売り込んだらしいが公開前に抗議した特高紛いの偏狭な怪物たちにはうまく理解できただろうか
風があなたを運んで来ました(名言)
エンディングテーマが最高
ジワジワくる
涙が溢れる
ひたすらに「美しさ」を追求した、巨匠渾身の一作。 宮崎駿に敬意を込めて、生きねば。
零戦の設計者・堀越二郎の狂気にも似た情熱と、妻・菜穂子との恋愛を描いた歴史劇アニメーション。
監督/脚本/原作は『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』の、巨匠・宮崎駿。
主人公、堀越二郎の声を演じるのは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズ(監督/脚本/原作)や『さくらん』(出演)の、映画監督・庵野秀明。
二郎の友人である航空技術者、本庄の声を演じるのは『メゾン・ド・ヒミコ』『ストロベリーナイト』シリーズの西島秀俊。
二郎が所属する三菱重工業設計課の課長、服部の声を演じるのは『海猿』シリーズや『パコと魔法の絵本』の國村隼。
二郎の夢の中に現れるイタリアの航空技術者、カプローニの声を演じるのは『陰陽師』シリーズや『のぼうの城』の、狂言師・野村萬斎。
第41回 アニー賞において、脚本賞を受賞!
第85回 ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞において、アニメ映画賞を受賞!
第37回 日本アカデミー賞において、最優秀アニメーション作品賞を受賞!
原作は2009年〜2010年にかけて「月刊モデルグラフィックス」に連載していた漫画「妄想カムバック 風立ちぬ」。これは映画鑑賞後に読了。
まず注意したいのは、本作は実在の航空技術者・堀越二郎(1903〜1982)の自伝映画ではないという事。堀越二郎の人生をベースにしながら、そこに作家・堀辰雄(1904〜1953)の自伝的小説「風立ちぬ」(1937)をミックスして作り上げた、完全なるフィクションである。ヒロインの名前は堀の長編小説「菜穂子」(1941)から取られているなど、飛行機マニアと文学オタク両方の資質を持つ宮崎駿の”妄想”の結露とでも言うべき作品なのだ。
宮崎駿がアニメ制作に携わるようになって50年目という節目の年に発表された本作。公開後、宮崎駿は長編アニメ監督からの引退を発表。この映画が彼の引退作品となった(はずだったのだが…)。
本作最大の特徴、それは説明を徹頭徹尾排除しているという点であると思う。
作中、いくつも印象的な場面が描かれるのだが、それが一体なんだったのか教えてはくれない。ドイツ留学中の出来事とか、クレソン食いまくるカストルプさんの正体とか、何か意味があるようなのだがその答えは描かれない。観客が考えることで答えを導くしかないのだ。
また、二郎という男の心理についても分かりやすい形では描かれない。喜怒哀楽の薄いこの男の感情を読み解くためには、多少の読解能力が必要となることだろう。
観客をふるいにかけ、ついてこられないものは容赦なく置いていくという非常に不親切な映画であることは間違いない。ジブリなんだからどうせ子供向けでしょ、なんて思っていると痛い目を見ることになるだろう。
確かに分かりやすい映画ではない。時間経過や場面展開が唐突で、形が歪なところも少々気になる。菜穂子との恋愛描写もちょっと湿っぽすぎるんじゃないの?なんて思ってしまう。
でもこの映画、めちゃくちゃ感動するんです。初鑑賞時なんて劇場でボロ泣き…😅
その理由はやっぱり、宮崎駿が真剣に「美しいアニメ」を作ろうとしているからだと思う。整合性やストーリー性、分かりやすさを排除してでも、どうしても描きたかったものがある。そういった想いがスクリーン越しにビシバシ伝わってきて、その創作意欲と制作姿勢に胸が揺り動かされてしまった。
本作の主人公の堀越二郎は目が悪いことに対するコンプレックスを持っている。朴念仁の様でありながら女の子にはすごく興味がある。
そして、飛行機が大好きで大好きで堪らない。それが戦争の道具であることはわかっていながら、開発を止めようなどとは露程も思わない。
…いや、こんなもん完全に宮崎駿自身の投影じゃないですか!
アニメがただ消費されるためだけのコンテンツである事を理解していながら、どうしてもそれを作ることをやめられない。周囲にどれだけ敵をつくっても、同じ道を歩む息子との間に大きな壁を作ってでも、ただ自らの理想である「美しいアニメ」を作ることに執着し続ける。
純粋な熱意に突き動かされる自分自身と堀越二郎を重ね合わせ、それを凄まじい妄想力で一つの作品として成立させてしまう。宮崎駿の正直さと、純粋ゆえの狂気はやはり凄まじい。
ちなみに、「タインマスへの旅」(2006)という宮崎駿のエッセイ漫画があるのだが、この作品では宮崎駿自身が作家ロバート・ウェストール(1929〜1993)と夢とも現ともつかぬところで出逢う。この関係性は本作における二郎とカプローニのそれと酷似している。この点からいっても、二郎が宮崎駿の投影である事は間違いないだろう。
二郎は大きな挫折と絶望を経験するが、最終的にはありのままを受け入れ、自己を肯定するに至るというエンディングを迎える。
ここに、宮崎駿の50年間にわたる葛藤と闘いの日々が込められているような気がする。自分が歩んできたアニメーション制作という道は果たして正しかったのか、苦悶の末に導き出した答えを作品の中で明示してみせた。その姿勢と覚悟にもう大感動ですよ!あのエンディングを鑑賞した時、心底宮崎駿作品を見続けてきて良かったと思った。
庵野秀明の声優起用は色々と物議が醸したが、個人的には全然アリ。はじめこそ違和感があったけど、後半になればキャラクターとピッタリ一致してきて普通に泣かされます。
そもそも、自分のアバター的なキャラクターを普通の役者にやらせたくなかったのでしょう。愛弟子のような存在である庵野秀明にこそ、宮崎駿はこのキャラクターを演じて欲しかったのではないでしょうか。その師弟愛に、また胸がジーンとしてしまうのです…。
宮崎駿が引退を覚悟して作った作品。その凄みは確かに伝わりました。
やれタバコ吸いすぎだの左翼的だの、歴史認識が甘いだのとなんか公開当時は色々とケチをつけられていたような気もするが、そんなことはどうでも良い。「美しいアニメ」だった。ただそれだけです。
当代最高のクリエイターとしてその生き様を我々に示し続けてくれる宮崎駿に敬意を込めて、生きねば。
風立ちぬ
途中から涙腺ゆるみっぱなしだったので、「やばい、歳のせいか…?」と思ってましたが、皆さんのレビューでも結構、泣いておられる方がいて安心しました。
一緒にいられた僅かな時間を、本当に大切に愛おしみながら過ごす二人。
やべ、、、シーン思い出したら、また泣けてきた…。
庵野氏の棒読みをもってしても、わたしの涙を止めることは出来ませんでした。
なり損ねた遺作?
本当に気持ち悪かった
宮崎駿のあられもない本音なんだろうな、これ…
個人的には死者を美化してセンチメンタルに消費する感覚には1mmも共感できないし、ただただ不快としか言いようがない
そこを百も承知で、それでもやらずに死ねるか! とばかりにパンツをズルっと下ろしてしまった誠実さが光る
おかげさまで最高に気持ち悪いです、はい…
ただ齢とともにどんどん表現がクドくなってきた近年の宮崎作品の中でも、震災の場面は出色だと思った。
画面は生々しいし、効果音を人の声でやるとか悪趣味すぎて最高
私はいつも、この世には「出来のいい映画」かそうでないか、とかいう以外に「私に関係ある映画」という評価軸があると思っている
この作品はまさしくそれで、個人的な思い入れいかんで評価が180度変わるので、私のようなモンにはアレな一方、刺さる人には一生抜けない棘となってしまうこともあり得ると思う
キャリアのほとんどで、あれだけ大衆に愛されるべく娯楽の王道を歩んできた作家が、ここでようやくそれを断ち切れたという意味でも画期的というか、きわめて重要な作品ではあると思う
当時それだけ死を意識していたんだろうな、きっと
「君たちはどう生きるか」が完成すれば遺作にはなり損ねたわけだけど
【宮崎監督が、現代日本への危惧を今作にて大いなる”警句”として描いた作品。】
私も含め、多くの観客は、宮崎駿監督の新作を”新たなるファンタジー作品”として待ち望んでいた記憶がある。
だが、監督が描いたのは1920年代の”大正”から”昭和”へ元号が変わり、平和だった”大正時代”から
・不景気
・大震災
・そして、暗雲立ち込めるきな臭い戦争の影
が、匂う”昭和初期”の時代であった。
主人公は、零戦設計者、堀越二郎。(声:庵野秀明、今では慣れたが当時は何故この人?と思ったものだ・・。素人然とした訥々とした声である。)
と二郎が尊敬するイタリアの設計士ジャンニ・カブローニ(声:野村萬斎、安定である)との時空を超えた尊敬と友情を軸に描かれる。
だが、今作はファンタジー要素よりも、
立花隆が資料に残しているように、
「これは、明治以来西洋に追いつき追い越せで、急ごしらえに作った富国強兵国家日本が、富国にも強兵にも失敗し、大破綻をきたした物語だ。」
と喝破した当時の日本の様を描いた作品である。
当然、宮崎ファンタジーを期待した多くの人々からの評判は芳しくなかったが(だって、幼子が今作を観ても面白くないでしょう・・)、宮崎監督の矜持を感じた作品でもあった。
ー今作公開直前の参議院選挙で現政権が大躍進。ねじれ状況を打破し、現在の体制を築いたが、当時の新聞に掲載された、安倍政権を揶揄したヒトコマ漫画
”第23回参院選 ー風立たぬ やらねばー 今のところ左うちわ”
で墜落する零戦に乗る当時の民主党のうなだれた顔
に大笑いしながらも一抹の不安を覚えた記憶がある・・。ー
そしてそれは2020年現在、現実的な問題として私たちの眼前に厳として存在する・・。
<2013年7月30日 劇場にて鑑賞>
賛否両論あるのも頷けます。
最初は庵野さんの声にとても違和感を覚えたり(途中で慣れましたが、上手い下手ではなく、庵野さんの声は若者の声ではないですよね)“宮崎駿監督にとって最後の作品なのに、ファンタジー系の愛や希望、勇気を与える作品ではなく、何故、堀越二郎という方の半生を描く事を選んだのか?”等を考えながら観ていたのですが、実は夢だけではなく愛や希望のある映画でしたし、そもそも実在の人物である堀越二郎の半生という訳ではなく、堀辰雄さんの小説“風立ちぬ”を元にした創作だったのですね。自分の思い違いでした(;^_^A
アニメーションという手法を用いていますが、完全に大人向け、そしてジワジワと胸に沁みてくる作品でした。
今更僕が書く事でもありませんが、自然の景観や風の動き、人々の何気無い挙動まで、本当に巧く描かれていますよね。
宮崎駿さんのプライベートを知らないので全く見当違いかもしれませんが、この作品には宮崎駿さん自身の半生が投影されているように僕には思えました。
他の人には分からない
アニメって劇場で観る事が少ないので、その印象は実写の倍はある。
この映画の内容はさらに印象が深い。
話そのものにはインパクトは少なく、クライマックスらしい所も無い。
二郎と菜穂子のロマンスも多くないが、たまに出てくるとホッとする。
多分「堀越二郎」という名は日本より世界の方が有名なのではないか。
それ故彼の半生にクローズアップし、
クリエーターとしての喜びと虚しさを引き立たせ、
更には、同様に有名な監督自身の思いもダブらせ、
日本国内プラス世界に向けた作品になっている。
あまり説明臭く無いので、評価は良さそうな感じがする。
このくらい台詞とかテロップもないと、
観る人によって評価が割れるのは当然。
しかも戦中の日本が故の男女関係は、
現代の女性には不愉快この上ないかも知れない。
結婚のシーンは濡れた。
話題の声優陣は、
何で庵野秀明を抜擢したのかという深読みを、方々で聞いたが、
結果として自分には気になって仕方なかったからダメかな。
それより瀧本美織はジャストフィットな気がする。惚れそうだった。
結婚シーンで濡れたのも、彼女の台詞あってこそ。
この「俳優声優」も多くなってきたので、みんな上手くなったのかな。
脇の声優陣はみんな良かった。特に國村隼が。
「他の人には分からない」
結論は一つじゃない。観る人それぞれの思いで良い。
映画ってそもそもそーゆーモノ。
自分には良かった作品でした。
ユーミンの「ひこうき雲」に救われた気がする
見終わってすぐにこの映画を面白いと感じられず、無の状態でエンディングの「ひこうき雲」聴いていた。歴史を全く知らない&興味がない自分はこの映画をみる資格がなかったのかもしれない。内容に関しては偉そうなことを言うつもりはないが、ヒロインと再会するのがあまりに遅すぎなのではないかと。酷評の目立つ庵野監督の声はトトロでの糸井重里ととても似た感覚で嫌いではない。宮崎駿監督が描く大人の愛をほんの少し見ることができたのが良かった。
せ、声優が!
個人的にはジブリ映画のトップ5にはいりますが、主人公二郎の声があれではテンションがあがりません!ヒロインが二郎を好きになる説得力かなくて!内容がいいだけにあの声では、女性の立場から言わせて貰うとテンション下がりっぱな
し!残念すぎます!誰か制作の時点で女性はいなかったんですかね!
呪われてたんだな・・・
ドイツも日本も破裂。飛行機を飛ばす夢を追い続けながらも、実際には機関銃を搭載した戦闘機作りという矛盾。だが純粋さゆえに戦争への嫌悪感を持ちながら戦争へ加担していた堀越二郎という設定だ。軽井沢での休養から帰ってきたら、特高から狙われてることが判明するが、戦争反対を唱えてもいないのに何故?と、当時の日本が狂いだしたことを揶揄していたのだろうか。意味深な部分でもあります。
菜緒子とのロマンス部分は堀辰雄の『風立ちぬ』から。飛行機設計のパートよりも印象に残る薄幸の女性だった。結核が不治の病であった戦前の時代だから、その儚い命には純愛を感じさせてはくれる。
どことなく兵器や戦闘シーンなどが多い宮崎作品であるが、宮崎駿自身は憲法改正反対論者で反戦主義。実話として戦争に加担した形となった堀越二郎ではあったが、ゼロ戦が一機も帰って来なかったことを自虐的に皮肉を込めて語っている。宮崎自身の作品をも投影したかのような嫌戦感を思わせる台詞だった。言ってみれば、“反戦映画”という単純なレッテルを嫌った作者が、「反戦のつもりでも戦争に加担してしまうことがあるんだよ」というメッセージを送ってるんじゃないかという気もする。その点ではちょっと不思議な作品。
宮崎駿監督、ありがとうございます。
私の心の中の、今まで意識していなかったところに触れてきて、涙をあふれさせます。
ジブリ作品は大好きでどの作品も何度も観てきました。しかし、嗚咽するほど涙を流して観たのは「風立ちぬ」がはじめてです。
なぜそんなに涙がこぼれてしまうのか。
それは、この物語が他人事ではないからです。
といっても、私はエンジニアでもなく、戦争経験者でもなく、病気でもありません。戦争のない平和な時代に生まれ、小学生のときから自分専用の携帯電話でインターネットをしている世代です。「風立ちぬ」に出てくる人々とは、自分を取り巻く環境が全くと言っていいほど異なっています。
しかし、この物語が描いていることは他人事とは思えないのです。
どの時代にも、夢をもち、何かに没頭して想いをかたちにし、大切な人を時間の許す限り愛し、涙を流し、懸命に生きる人々がいたんだと。そして自分も、そのように生きたい。
健康でも病気でも、どんな性別でも、
どんな仕事をしていても、誰を愛していても、
時間は有限で、みんな日々を懸命に生きねばならない。
そして懸命に生きても、すべて美しくおさまることもない。心血を注いで、光を当てた部分があれば、その影となる部分もある。光とも影ともとれない部分もある。ときには、そういった光りではない部分に苦しむ、しかしそれでも生きなければいけない。
そうやって生きなければならないのは、二郎だけではなく、この世界中の人すべてであり、私もしかり。他人事ではない。
このようなことを私は感じました。
私はふつうに生活しているだけでは
このようなことに気づけませんでした。
このようなことを考えさせてくれた宮崎駿監督に感謝します。
あくまで私見です。
「美しい」
「美しい」という言葉が、何度も使われていた。
それが、飛行機だったり、さばの骨だったり、初恋のひとだったり、愛するひとだったり
自分がその「美しい」ものを追い求めた結果、
何が起ころうとも
何が待っていようとも
ただ、求めるのをやめない。
それを、善でもなく悪でもない
人間の持つ「矛盾」として、宮崎監督は表現していた。
だからだろうか。
やっぱり、美しかった。
戦争のために造ったわけではないだろうに
個人的には一言で、好き嫌いって判断しづらかった。
こういう人達が居たことを忘れないための映画かなと。
空を飛びたい、でも飛行士には成れない。
ならば、設計士になろう。
すぐに時代に追い越されない飛行機を作りたい。
そういう純粋さだけでは、お金はでない。
世界を観て歩けない。
戦争があるから、資金が出て、飛行機を造れた。
本当は機関銃など積みたくはないが。
矛盾だらけの世の中でも、夢を追った人々は、
まさに夢中になってモノづくりをしてきたんだ。
戦争=死と、モノづくり=生と、相反するものだけど
表裏一体で近代化してきたのかもしれない。
庵野サンの棒読みが辛いw
ジブリの青春アニメですね。
【火垂るの墓】
【おもひでぽろぽろ】
【耳をすませば】
上記のリアリティのあるジブリ作品が好きな方にはウケるかもです。
【となりのトトロ】
【魔女の宅急便】
【もののけ姫】
【千と千尋の神隠し】
上記のファンタジー要素のあるジブリ作品が好きな人には、つまらないかも。
私は後者側なので、つまらなかったですね・・(´・ω・`)
宮崎駿監督の飛行機好きによる自己満作品って印象。
その証拠に主人公の二郎って、なんか自己中に見えます。
自分の好きな事だけ追いかけてて妹は放ったらかしだし
妻に対する愛情も薄いように感じます。
二郎は「美しいものが好き」なだけ。飛行機も妻の見た目も・・。
それに庵野サンの棒読みが気になって物語に入り込めなかった。。
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