劇場公開日 2013年7月20日

「私は好きです」風立ちぬ ryutaroさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0私は好きです

2013年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

宮崎駿氏の映画がややプライベートムービー化したのは紅の豚から。
作家の個性を発表するのが(作品)です。嫌いなら観なければよい、それだけなのです。(世間に認知されて資金調達が回るなら、作家はポピュリズムに頼らない作品をやりたいのです。)

風立ちぬ の作品が醸す臭いは、実写の良くできたセットやCGより、まるで大正昭和初期に迷い込んだような、独特の哀しみを感じさせてくれた良作と思いました。
これを大ヒットさせる鈴木プロデューサーの手腕が只事ではない位に怖いのです。

ryutaro
浮遊きびなごさんのコメント
2013年7月25日

ryutaroさん

はじめまして、浮遊きびなごと申します。
レビューへのコメント、ありがとうございました!
どうにも気恥ずかしいですが(笑)、嬉しいです。

ふわりとした画とテンポが心地好い映画でしたね。
レトロでどこか物寂しさを覚えるこの雰囲気は、
仰る通り実写やCGで表すのは難しいかもしれません。

批判的な意見の中にも「確かに」と頷くものがありますが、
個人的にはレビューに書かせていただいたような
前向きなメッセージに溢れた映画だと感じています。
(作品ではなく個人批判になっているレビューも散見されるのは残念ですが)

作家性の強い作品が多くの人の目に触れられるのは良い事です。
賛否どちらにせよ、色んな人に観て、
自分なりに何かを感じ取ってほしい作品ですね。
返信お気になさらず。ではでは!

浮遊きびなご