「私は好きです」風立ちぬ ryutaroさんの映画レビュー(感想・評価)
私は好きです
宮崎駿氏の映画がややプライベートムービー化したのは紅の豚から。
作家の個性を発表するのが(作品)です。嫌いなら観なければよい、それだけなのです。(世間に認知されて資金調達が回るなら、作家はポピュリズムに頼らない作品をやりたいのです。)
風立ちぬ の作品が醸す臭いは、実写の良くできたセットやCGより、まるで大正昭和初期に迷い込んだような、独特の哀しみを感じさせてくれた良作と思いました。
これを大ヒットさせる鈴木プロデューサーの手腕が只事ではない位に怖いのです。
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浮遊きびなごさんのコメント
2013年7月25日
ryutaroさん
はじめまして、浮遊きびなごと申します。
レビューへのコメント、ありがとうございました!
どうにも気恥ずかしいですが(笑)、嬉しいです。
ふわりとした画とテンポが心地好い映画でしたね。
レトロでどこか物寂しさを覚えるこの雰囲気は、
仰る通り実写やCGで表すのは難しいかもしれません。
批判的な意見の中にも「確かに」と頷くものがありますが、
個人的にはレビューに書かせていただいたような
前向きなメッセージに溢れた映画だと感じています。
(作品ではなく個人批判になっているレビューも散見されるのは残念ですが)
作家性の強い作品が多くの人の目に触れられるのは良い事です。
賛否どちらにせよ、色んな人に観て、
自分なりに何かを感じ取ってほしい作品ですね。
返信お気になさらず。ではでは!