劇場公開日 2013年7月20日

「「生きろ」がテーマ」風立ちぬ yamayuriさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5「生きろ」がテーマ

2013年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

単純

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yamayuri
ryuu topiannさんのコメント
2013年7月28日

yamayuriさん
いつも、暖かいコメントありがとうございます。この作品、劇中でも語られている様に
10年と言うのが、一つの節目なのかも知れません。才能に恵まれた、宮崎監督でも10年が限界で、その後は同じテーマの焼き直しになるのかも知れません。
「生きろ」がテーマなのは解りますが、では何故2013年の夏に、彼は既に「生きろ」と言うテーマの作品を制作しているのに、繰り返し「生きろ」と言う映画を制作する必要性が有ったのでしょうか?その事が観る側に伝わって来ないのです。
結核の菜緒子の目の前で喫煙するし、戦前の男は、喫煙者が多数でも、このキャラでは繊細さが、伝わらなかったし、手紙を残して、去って行った菜緒子を追う事もない主人公のキャラが今でも、理解出来ませんでした。そして、特攻隊員は、誰も帰って来なかったと言っても、ゼロ戦の設計をした張本人の言葉だから、始めから帰還しないものを創っているのは承知しているので、真実味が伝わって来なかったのです。残念です。
でも、映画は、ヒットしているのだから、不景気な映画産業界には救いですね。それで良かったのかも知れませんね。

ryuu topiann