「名作でした」死霊館 勇人さんの映画レビュー(感想・評価)
名作でした
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正直ポルターガイスト系は描写がはっきりせずに大してびっくりしないだろうな~と先入観を持っていましたが、失礼な勘違いだったなと今は後悔しています。
幽霊の表現が凄く上手いです。
登場人物達の「目に見えないものに対しての恐怖感」がめちゃくちゃ観てる側に伝わってきて、ここで恐怖シーン入るかなって言う自分の想像を越えて怖がらせてきます。
作中何度も住民は霊に脅かされたり霊に遭遇するのですが、霊の意図までは分からない。
しかしロレインによって悪霊の存在が分かり、その悪霊が住民だけでなく霊達をも苦しめていたという事実が分かります。
透視能力を持つ人物の描き方も非常に丁寧で好感が持てました。
ラストのロレインの夫エドと悪霊の戦いは迫力があって、グロ重視ばかりの他ホラーにはないエドと悪霊の読み合い(精神戦)も良かったと思う。
ホラー系にしては珍しい「家族愛」の描き方が素晴らしくて最後ちょっと涙出た。
また新作が出るらしいので観たいと思ってます。
本当に観て良かった名作です。
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