「コメディではなかった。」スタンリーのお弁当箱 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
コメディではなかった。
タイトルと、愛らしい子供たちの笑顔から、てっきり意地悪な大人をきりきりまいさせる抱腹絶倒コメディだと思って見始めました。
スタンリーが弁当を持ってくるようになった訳を知った瞬間、さまざまな伏線が脳裏に浮かび、ただ哀しくて涙しました。
エンディングで紹介されるように、インド社会において就労児童の多さは目を見張ります。それゆえに、スタンリーの健気さがこころに響いたラストでした。
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