「Everything's gonna be alright ♪」きっと、うまくいく ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)
Everything's gonna be alright ♪
数はそれほどでもないけど、今まで色んな国の映画を見てきて、自分にとって一番ハズレがないのがインド映画。
特にPKという作品でアーミルカーンを知り、3時間笑って泣いて共感しまくりだったから、この作品はいつか観たい観たいと思ってた。
やっぱりこの作品でもアーミルカーンはすごかったw。
インドはカースト制度のおかげで就ける職業が限られているので、カースト関係ないITとかエンタメで才能を開花させている人が多いんだそうです。
実際、成功すればとんでもない額を稼げる医者やエンジニアを目指すために、親は勉強させると聞いたことがあります。この作品もそういう背景なのかな。
でも、本当の知性はやっぱり誰かの役に立つべきであって、将来の年収のためだけに利用されるものじゃない。みんなで力を合わせて赤ちゃんを出産させるシーンを観て、知識はこうやって使うものだなぁと、しみじみ感じた。
誰かと比べることのつまらなさ、勝ちだの負けだのに固執することのくだらなさ、金額で価値を測ることの卑しさを、とことん感じさせてくれた、スカッとする映画でした。
翻って、私も20年近く勤めた職をもうすぐ辞めます。誰かと比べられること、評価されること、否定されたり、正しいか正しくないかを指摘されたり…、そんな自分を削られる世界は、どんなに給料が高くても、もうこれ以上いられない。辞める決心をして10ヶ月、少しも意思が揺らがないほど、毎日しんどい。
All is well, All is well...
不思議な発音のこの言葉、今後の私の座右の銘になりそうです。ありがとう!
ゆ~きちさん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、インド映画はハズレなし。まぁ、作られてる本数がハリウッド以上ですから、いい作品・売れた作品しか日本に輸入しないんでしょうけど・・・
俺も個人事業主となって1年過ぎましたけど、やっぱり会社と違ってストレスが少ないです♪