「私と浩介の中だよ」陽だまりの彼女 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
私と浩介の中だよ
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映画「陽だまりの彼女」(三木孝浩監督)から。
「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」らしい。
本屋で見つけた書籍の映画化とあって、興味津々で観た。
なるほど、女子が好きそうな展開だ、とメモしながら、
「女性」ではなく「女子」という視点が可笑しかった。
大人になった主人公ふたりが、仕事を通じて出会う。
意識しながらも、お互いビジネス用語を駆使して、
その場を凌ぐが、他に誰もいなくなった途端、
昔の関係に戻るところが「恋愛作品」のいいところ。(笑)
「さすがに、クライアントには言えないですよ」と彼、
「私と浩介の中だよ」と彼女。
私の心のアンテナに引っかかった、多くのメモから、
この作品を思い出すため「私と浩介の中だよ」を選んだ。
女性にとっては、何気ない短いフレーズかもしれないが、
男性にとっては、グッときてしまう台詞に違いない。
「何言ってるのよ、他の人ならまだしも・・」という意味が、
隠されていると感じるからだ。
正直、NHK大河ドラマ「江」の上野樹里さんには、
あまり魅力を感じなかったが、今回の真緒役はピッタリ。
こんな笑顔の素敵な女優なんだ、とファンになってしまった。
さっそく原作の書籍も読んでみようっと。
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