「小説原作の実写化としては“必見”!」陽だまりの彼女 ひまじん三太さんの映画レビュー(感想・評価)
小説原作の実写化としては“必見”!
“彼女の秘密(オチ)”についての「ありえない」「引く」「台無し」等々の『一定割合の方々の不評の声』は、当然あるでしょうし、あってしかるべきだとも思います。しかし、この映画について声を“大”にして云いたいことは、少なくとも原作を読んで、少しでも「良かったな」など肯定的に思えた方には絶対に観て後悔はしない、ていうか、観て欲しい。そうすれば観終わった後、素直に涙すること間違いなし!ということです。もちろん原作どおりのままではありませんし映画オリジナルの役や設定はありますし、ラストも違いますが、底辺に流れる二人の物語(世界)はきっちり押さえている上に、“主人公二人”が良いんです、ホント! 特に真緒! 上野樹里が素晴らしい! 中学生の時(葵わかな)も良い! そして音楽(素敵じゃないか)! 観後、家で動画サイトであらためて曲を聴くと思わず涙ぐんでしまう程切なく心に響いてきます。こんなに後味の残る映画は久しぶりです。 とにかくお薦めします。私ももう一度(二度?)観に行きます。
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