「音楽、或いは流れる景色のような、そんな作品」陽だまりの彼女 桜さんの映画レビュー(感想・評価)
音楽、或いは流れる景色のような、そんな作品
とにかく、こののんびりとキラキラしている雰囲気がとてもいい。
この雰囲気に上野樹里の演技がピッタリ合っていて、まさにハマり役だなぁと。
既にこの作品を鑑賞した皆さんは気付いただろうか?
この映画、1度も「好きだ」とか、「愛している」というような、所謂「愛の言葉」の類が一切無いのだ。
それにも関わらず、言葉よりも感じられる2人の愛が、この作品の魅力の1つだろう。
原作の面白さなのか、脚本に幾つもの伏線が散りばめられていて、それが段々と繋がっていくのも魅力の1つだ。
原作は読んだことないので、いつか読めたらなとも思っている。
これを見れば、ビーチ・ボーイズの「Wouldn't It Be」という曲が大好きになるだろう。
数ある恋愛映画の中でもトップクラスに好きだったので、是非見て欲しい。
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