劇場公開日 2013年9月21日

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「これは演技を見るべき映画」凶悪 shosho5656さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0これは演技を見るべき映画

2018年8月7日
PCから投稿

悲しい

怖い

実際にあった事件をモチーフにしている。
この時点で悍ましいのだが、ピエール瀧とリリーフランキーの怪演によって
この映画の恐ろしさは頂点に極まっている。

本当に怖い人間は無邪気で、憎めなくて、どこかユーモラスだが
底抜けに残酷なことを平気でやってしまう。

見ていてずっと鳥肌が立った。

黒い家という邦画も中々怖気があったが、勝るとも劣らない作品だった。

人間の怖いもの見たさ を提示された気がした。それこそが最も
底なしで澱んでいるのかもしれない

shosho5656