「バカが...いや赤が落下傘で降ってきた」レッド・ドーン たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
バカが...いや赤が落下傘で降ってきた
オリジナルの「若き勇者たち」でさえ、ありえない設定と言われたのに、ソビエトどころか北朝鮮ごときがアメリカ全土を占領するって、設定だけで一笑に付されて国威発揚にすらならないでしょう。
落下傘部隊が降下してくる出だしの描写も、CG丸わかりで迫力でオリジナルに負けてるし、そもそも30年たっても敵の戦術がほとんど進歩してないってどーなの!?
設定もストーリーも、敵だけ代えたオリジナルの焼き直しだが、冷戦下に作られた「若き勇者たち」のほうが、ジョン・ミリアス監督の愛国心を、主人公たち若者の真っ直ぐな気持ちに投影した熱い作品でした。
だが、本作の監督はアクション描写にしか関心なかったようです。
アクションの見せ方も、ミリアスのほうが上手いけどね。
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