世界にひとつのプレイブックのレビュー・感想・評価
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勇気を与える全うな映画
妻に浮気された主人公はかっとして浮気相手の男をボコボコにして逮捕、その後精神的な病気と診断され8ヶ月病院に隔離される。そんな主人公な出所したところから話は始まり、色々な問題を乗り越えながら更正していく物語。主人公から勇気を貰える全うな映画だと感じた。映画の本筋とはあまり関係ないかもしれないが、ラストのダンスシーンで周りはプロのダンサーばかりの中お世辞にも上手いとは言えない二人が努力して準備してきたダンスを披露するシーンには、周りと比べるのではなく、自分の中で努力しそれに自信を持つことの素晴らしさを教えられた。
なんだか分からないが良い!
上手く説明できない、でも温かい
不思議な話だった。ぐっとくる感動ものでも、くすっとくるコメディでもなく、ただただ平坦に人間というものを描いていた。
人を傷付け、傷付けられ、不完全な人生を歩んできた人間同士だからこそ、助け合える。それはお互いの足りない部分を補い合うなんて美しいものではなく、相手をまた傷付けてしまうこともあればひどいことを言ってしまうこともあるけれど、それでも相手の苦しみを理解して、そのことでまた自分を理解して、支え合っていく。そんな綺麗ではない素晴らしい関係が描けていたと思う。ひとつ文句を言えば、最後までその2人の不完全さを描き抜いてほしかった。少し最後に醜さが足りなかったかな。
Jennifer Lawrence、嫌いだったけどどんどん惹かれてしまっている。容姿もセクシー。
女はかわいげ
真っ向勝負のラブストーリー
真っ向勝負のラブストーリー。
見終わった後はわりと爽快な感じでだれでも楽しめる映画なのではないでしょうか。
キモはニッキを登場させないところで、どろどろした愛憎劇にしないよう注意がはらわれている。
まあ、コメディ要素もあるので、あえてつっこまないで見るべきでしょうか。
こんなテイストの映画はもっとあって良いと思う。
見惚れる
コメディとラブストーリーと家族愛とダンスに奮闘劇と。
ゆったりと映画でも
あったかい映画。
ストーリーの甘さを役者が救う
各映画賞へのノミネートあるいは受賞でかなり評価の高い作品だが、実は個人的にはあまり期待していなかった。
その予感は半分当たってしまった。
主演助演含めて俳優陣の健闘ぶりは予想通りだったが、ストーリーの方は予想以上にピンと来なかった。
ポイントはティファニーのキャラクターだと思う。
脚本の段階ではこのキャラクターはあまりよく描けていないと思うのだが、演じたJ・ローレンスの堂々とした力技があまりよく描けていないキャラクターに存在感を与えてしまった。
これがストーリーが歪になってしまった最大の要因だと思う。
このストーリーの中で一番よく描けているのはパットのキャラクターで、演じるB・クーパーも好演しているが、このキャラクターが主人公になり切れていない。
ティファニーのキャラクターの存在感があるばかりに。
ラブ・ストーリーとして致命的なのは、ティファニーはいつ何処でパットに惹かれたのか?そもそも彼女は夫の死でどんなふうどれだけ傷ついているのか?この辺りは言葉に台詞に頼らずに見せて欲しい。台詞に頼らずに映像で見せることを怠っているように感じた。
主役の二人がドンドン格好良く魅力的に。
非常に良かった。
主役の二人がドンドン格好良くなり。
終盤には周りの人物も含めて最高な作品でした。
特に良かったのがジェニファー・ローレンス。
前半部分では正直言ってあんま可愛くない彼女。
その彼女の終盤の妖艶且つ切ない顔。
ググッと作品に惹き込まれました
相手役のブラッドレイ・クーパーも格好良かった。
また親父役のロバート・デ・ニーロも良い味を出していました。
全編通して笑いと苦笑が絶えない作品でありつつ、徐々に高められて終盤には涙がボロボロ。
鑑賞後の充実感が半端ない作品でした。
知らなくても十分楽しめますが監督の経歴を知っていると更にグッとくるものがありますので是非劇場でパンフを。
オススメです。
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