世界にひとつのプレイブックのレビュー・感想・評価
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上手く説明できない、でも温かい
不思議な話だった。ぐっとくる感動ものでも、くすっとくるコメディでもなく、ただただ平坦に人間というものを描いていた。 人を傷付け、傷付けられ、不完全な人生を歩んできた人間同士だからこそ、助け合える。それはお互いの足りない部分を補い合うなんて美しいものではなく、相手をまた傷付けてしまうこともあればひどいことを言ってしまうこともあるけれど、それでも相手の苦しみを理解して、そのことでまた自分を理解して、支え合っていく。そんな綺麗ではない素晴らしい関係が描けていたと思う。ひとつ文句を言えば、最後までその2人の不完全さを描き抜いてほしかった。少し最後に醜さが足りなかったかな。 Jennifer Lawrence、嫌いだったけどどんどん惹かれてしまっている。容姿もセクシー。
繊細さには欠けるけどまあ面白い
キャストの巧さだけで十分楽しめるって意味で観て損はないかなと思う。ただ、扱われている題材のセンシティブさの割に、ストーリーテリングが大味で繊細さに欠けるところはちょっと残念。
ラッセル監督とは合わないみたいでノレない
前作のファイター同様,ラッセル監督とは合わないみたい.悪くはないんだけどノレない.J.ローレンスはこれでオスカー獲ったがウィンターズ・ボーンの方が良かったなぁ.
女はかわいげ
アカデミー賞にいくつもノミネートされてるってことで、ちょっと期待してたけど、私はつまんなかったー。 主人公の家族(ロバートデニーロ)がうるさいのと、ヒロインがかわいくない… 女子はかわいげが大切だね。 グリーのエマ先生はカワイイ☆
真っ向勝負のラブストーリー
真っ向勝負のラブストーリー。 見終わった後はわりと爽快な感じでだれでも楽しめる映画なのではないでしょうか。 キモはニッキを登場させないところで、どろどろした愛憎劇にしないよう注意がはらわれている。 まあ、コメディ要素もあるので、あえてつっこまないで見るべきでしょうか。 こんなテイストの映画はもっとあって良いと思う。
見惚れる
精神病に関して考えたことは無かったが、そのきっかけは誰にでも起こり得ることで、完治には長い時間が必要だと知った。 また、患者を見る周りの目は冷たく、家族にすら理解されないこともある。 ストーリーはとにかく変なひねりを入れなくてよかった。 ハッピーエンドで本当によかった。 ジェニファー・ローレンスが美人過ぎる。 登場からラストまでずっと見惚れてしまう。
コメディとラブストーリーと家族愛とダンスに奮闘劇と。
満遍なく詰まってる感。 ダンスにに至るまで半分の尺使うんだと、そこは期待と違ったけど予想以上に面白かったから良し。 主人公とヒロインのぶっとんでる役は最初なんやこの人たちって感じやったけど、段々普通の一握りなっていく、それを更正と呼ぶんだろうけど、愛すべきキャラだったなーとさみしい気持ちにもなる。 ロバートデ・ニーロの不器用なお父ちゃんも好き。
ゆったりと映画でも
肩肘を張らずに、大事な人と映画でも見る、そんな時にうってつけの映画でしたね。 演出も脚本も、とくに冒険的だったり、野心的だったり、挑戦的だったりせず、安定した作りでしたね。惜しかったなぁと思うのは、ラストのダンスシーンがあまりうまく撮れていないことと、その直前のジェニファー・ローレンスの失意からダンスでの盛り上がりへの心の移り変わりがしっかり描けていなかったところですかね。 でもまぁ、なによりジェニファー・ローレンスが可愛いし、それだけで観て幸せな気持ちになれましたね。 あまり恋愛物の映画は観ないですが、たまには、素直にこういう映画も良いですね。
あったかい映画。
ジェニファーローレンスの あの気取ってないのか 堂々とした演技が大好きです。 すごく印象的な女優さん。 心に傷を抱える男女のお話ってことで、 結構シリアスなのかと思いましたが、 映画が進むにつれて、前向きになっている 自分がいました。 現実にうまく対応できない人を 描いてあったけど、結構身近なもので 自分と重ね合わせたり。 でもあたたかい周りの人のおかげで 成長していく主人公が 最後は実にかっこよかった!ときめきました。 愛でいっぱいの素晴らしい映画でした。
ストーリーの甘さを役者が救う
各映画賞へのノミネートあるいは受賞でかなり評価の高い作品だが、実は個人的にはあまり期待していなかった。 その予感は半分当たってしまった。 主演助演含めて俳優陣の健闘ぶりは予想通りだったが、ストーリーの方は予想以上にピンと来なかった。 ポイントはティファニーのキャラクターだと思う。 脚本の段階ではこのキャラクターはあまりよく描けていないと思うのだが、演じたJ・ローレンスの堂々とした力技があまりよく描けていないキャラクターに存在感を与えてしまった。 これがストーリーが歪になってしまった最大の要因だと思う。 このストーリーの中で一番よく描けているのはパットのキャラクターで、演じるB・クーパーも好演しているが、このキャラクターが主人公になり切れていない。 ティファニーのキャラクターの存在感があるばかりに。 ラブ・ストーリーとして致命的なのは、ティファニーはいつ何処でパットに惹かれたのか?そもそも彼女は夫の死でどんなふうどれだけ傷ついているのか?この辺りは言葉に台詞に頼らずに見せて欲しい。台詞に頼らずに映像で見せることを怠っているように感じた。
主役の二人がドンドン格好良く魅力的に。
非常に良かった。 主役の二人がドンドン格好良くなり。 終盤には周りの人物も含めて最高な作品でした。 特に良かったのがジェニファー・ローレンス。 前半部分では正直言ってあんま可愛くない彼女。 その彼女の終盤の妖艶且つ切ない顔。 ググッと作品に惹き込まれました 相手役のブラッドレイ・クーパーも格好良かった。 また親父役のロバート・デ・ニーロも良い味を出していました。 全編通して笑いと苦笑が絶えない作品でありつつ、徐々に高められて終盤には涙がボロボロ。 鑑賞後の充実感が半端ない作品でした。 知らなくても十分楽しめますが監督の経歴を知っていると更にグッとくるものがありますので是非劇場でパンフを。 オススメです。
魅力的な俳優陣
内容は、典型的な人生やり直しとラブストーリーを絡めたもの。でもアメフトのくだりなど日本人には少々、おいおい!と吹き出してしまうところもあり、飽きさせない。まさにアメリカ映画といった感じ。 一番の魅力は、俳優陣。ブラッドリー・クーパーがここまで感情の微妙な変化を演じられるとは思わなかった。最後はやはりかっこいい姿を見せてくれる。大御所ロバート・デニーロもこの程度の役所でよく出てくれたなあといえる、さすがの演技。そして何より圧倒的な存在感を示してくれたのがジェニファー・ローレンス。あまり好きな顔ではないが、上手いし、なんとも言えない雰囲気を持っており、ついつい引き込まれてしまう。 逆に言えば、豪華な俳優陣がありがちなストーリーを補って余りある映画の魅力となっていると思った。
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