「テーマの割に静か」小さいおうち りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
テーマの割に静か
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テーマの割には波乱がなく、静かにゆっくり丁寧に進むストーリーでした。
タキは時子奥様に思いを寄せていたように思いますが、そうではなくて板倉の方…?と最後は悩みました。
板倉もタキを何でこのタイミングでという所で抱きしめて、タキも時子も好きだったのかと混乱しました。
ですが、タキが時子の足をマッサージするときに緊張してる姿や時子の同窓生との会話から、時子を好きだったのに間違いないのかなと思います。
タキが手紙を渡さなかったことを、とても悔やんでいることに驚きました。
板倉を吉岡秀隆が演じていたことに疑問です。
色気漂う一目で惹きつけられるような色男の俳優が演じた方がよかったように思います。
なぜ惹かれたのか理解出来ないので、奥様の恋にハラハラしなかっなので、物足りなかったです。
最後、坊っちゃんに会えたのは以外でよかったです。
でも、その流れで板倉とも会えると思っただけに残念でした。
時子が板倉の絵を持っていたこと、タキが女中としてかはたまた自分のために手紙を渡さなかったのか、真相は闇の中で考えさせられました。
私は板倉が戦争から戻ってから、タキは板倉を好きになり恋人同士になったので、あんなに後悔しているのかなと想像しました。
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