ライジング・ドラゴンのレビュー・感想・評価
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この年齢でこの動きは凄い
総合:75点 ( ストーリー:50点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
ジャッキー最後の活劇作品だそうだ。年齢を考えれば彼はとてつもなく動き回っている。冒頭のローラースケートの場面など凄い。適当に緩い場面も織り込んできて楽しい。もう彼のこのような作品が観れなくなるのは惜しい。その意味も込めて少し贔屓目に観た。
ただ、何か政治的な思想が物語にところどころに織り込まれているのが気に障る。これがなければもっと純粋に楽しめただろうに。
結局反日映画だったな~。
なんかね~以前ジャッキーは反日思想を発表した後の映画だけあって映画にも反日シーンが流れたのがショックだった。なぜかずっこけ海賊は日本人しかもジョニデの衣装を着てていかにも日本人はアメリカモドキって言いたげなキャラ。ストーリー的にもの凄く不自然。この時点で映画の質を自ら下げてるようなもの。終盤でも反日シーンがっ。映画にこう言う個人的な思想を入れるのは映画ではないです。子供の頃はジャッキーはスーパースターでしたが大人の事情を知っちゃうとちょっと悲しい。1番悲しいのはこれを観てこの事を気づかない日本人と考え過ぎじゃと思う日本人がいる事。ストレートじゃなく遠回しに紛れて個人の思想を映画を使うジャッキーには失望でした。
うーん。
ジャッキー映画!!
かっこいい!!!!!
アクションはアレでしたが、やはりジャッキーは偉大だ
物凄く雑なストーリーに、ご都合主義の数々・・・。
アクションの質も含めて、単純に一つの映画として考えたらお世辞にも褒められた内容では無かったと思うのですが、そこにジャッキー・チェンがいるだけで、もうそんなことなんてどうでも良いと思えてしまうのですから、ジャッキーの偉大さ恐るべしですね。
まあ手放しで面白かったとまでは言い難い映画でしたけど、何だかんだで楽しんで見れちゃいました。
しかし、さすがのジャッキーも歳には勝てずか・・・。
当然ながら昔のジャッキーと比べてしまえば、アクションのキレは数段劣ると言わざるを得ないでしょう。
最後のボロボロになった姿を見ていたら、何だか泣けてきちゃいましたよ・・・。
この映画を最後にアクション大作から退く決断をしたのも、寂しいですが概ね納得かなと。
まあ今後も映画出演は続くようなので、アクション少なめでも脇役でも、いつまでも元気な姿を我々映画ファンに見せ続けて欲しいと心から願ってやみません。
とりあえず今回の映画は、アクションの衰えを笑いとハートフルな演出でカバーした感じだったでしょうか。
悪く言えば古臭い・・・けど、ジャッキーの笑いはこれでいい。
身近にあるもので笑いを取るアクションこそジャッキーの真骨頂ですもんね。
キャットファイトやハゲタカとの絡みも、何だかんだで大団円、この微笑ましさこそジャッキー映画。
いつもながらに見終わっての後味は悪くない映画に仕上がっていて、ホッと一息でした。
ただ中国の物は(意図としてはそうじゃないものも含まれている気が)ちゃんと返してください的なナショナリズムを前面に出した部分は、さすがにちょっと共感できませんでしたけど・・・。
さよならジャッキー
格闘少なめCG多め
ど派手なアクションと素敵な笑顔は健在!
ジャッキーも年取ったなぁ・・・
黒澤明と比較するのも変だと思うが、晩年の黒澤作品がつまらなくなったのと同じ印象を受けた。理屈っぽいのだ。メッセージ性が強い。略奪された遺品は、元の国に戻されるべきだということか。確かにそうだと思う、イギリスの大英博物館や、フランスのルーブル美術館に行くと、ミイラがたくさんあって変だなと思う。本来はエジプトなどにあるべきだと私も思う。でも、昔のジャッキー作品はそうじゃなかった。黒澤のもだ。観客を楽しませようという気持ちが感じられた。今回も冒頭の全身ローラーのシーンや、ソファを使ったファイトなど随所にジャッキーらしさは感じられて、うれしくさせるものの、盛込みすぎで長い。今回で最後のアクション映画だから、あれもこれも入れたかったのだろうが、もろ「カリブの海賊」からいただきましたというシーンもあり、がっかり。十二支の頭像の話だけにして、話をすっきりさせた方がよかったのでは???
最後かぁ
往年のジャッキー作品を彷彿させる“最後”の娯楽活劇!…なのだけど
ジャッキー・チェンの“体を張ったアクション映画”最後の作品。
ジャッキーももう59歳。ハリウッドの俳優で50過ぎて体を張ったアクションをするとニュースになるが、ジャッキーにとっては普通の事。
今回のアクション引退宣言は、これから俳優として長く活躍していく為、年相応の役柄をやりたいというジャッキーの強い望みのように思う。我々はこれまでジャッキーのアクションを充分楽しませて貰ったので、このジャッキーの決断は快く受け入れねばならない。
とは言え、今回もジャッキーは動く、動く!まだまだ動ける、動ける!
冒頭のローラーブレード・スーツでのアクションや、クライマックスのスカイダイビング〜火山滑降なんて、ここ最近のジャッキー・アクションの中でも最も激しいのでは?
ドーベルマンとの追いかけっこ、南の島での大冒険、落ちたら負けのソファー・バトルなどジャッキーの十八番であるコミカル・アクションも盛り沢山。
しかも、今回演じる役が、「サンダーアーム」「プロジェクト・イーグル」と同じトレジャー・ハンター“アジアの鷹”というのが堪らん。
時代は21世紀、作戦や計画はハイテクになったけど、変わらぬのは、「プロジェクト・イーグル」よろしく美女たちの登場。
故郷に戻ってこそ、水を得た魚のように俄然生き生きするジャッキー。
80〜90年代のジャッキー映画好きなら満足間違いナシの痛快娯楽活劇。
楽しいのは楽しいのだけど、背景に、うっすら政治臭が漂うのを見過ごせなかった。
かつて失われた中国の秘宝を取り戻そうとするストーリー。
…ん? かつて失われた中国の秘宝?
映画の中では“十二支像”という事になってるけど、本当は日中問題になっているあの島の事じゃ…?
島や日本の事は触れてないが、マヌケなフランス人やバカなアメリカ人海賊なんかも登場して、チクチク刺してくる。
勿論、深読みし過ぎかもしれないけど、ラストのジャッキーのメッセージはそう感じさせてしまう。
ジャッキーが大作から去る意味がよく解る。
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