「何だかんだ好きな作品です」チチを撮りに 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
何だかんだ好きな作品です
中野量太監督、初の長編作品ですね。
どこか「湯を沸かすほど」のベースを感じさせる作品でもあります。
そして監督らしく、少しクセが強いですね。
家を出た末期癌の父親と、最後のお別れをしに行く物語。
母と娘の三人の距離が暖かかく、すごく家族って感じです。
あと、さり気ないけど劇版がなかなかに良いんですよね。
ブンタにマグロ、赤く染まったフィルタ、ちひろの逃げ道になってあげる、はいチーズ、二度目の万引き。
こういった小さいシーン達が心地良いですね、
最後お父さんが食べられるシーンさえも可愛らしい。
何だかんだ好きな作品です。
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