ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのレビュー・感想・評価
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続編は「アイム・ユア・ファーザー」?
なるほど、「スター・ウォーズ」な映画。
いきなり俺の大嫌いな「I’M NOT IN LOVE」(いや10ccの「びっくり電話」とかは好きですよ)から始まるが、そこからずっと楽しい。
「AWESOME MIX VOL1」の選曲については、曲の良し悪しはともかく、ヒット・ソングのサントラ、というと、やっぱりニンマリする。
なかでもお気に入りは、ラストの「AIN’T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH」。ベタだが、使いどころがアガる、アガる。
ヒットソング満載の超有名サントラ、っていうと俺の世代だと「トップガン」「ビバリーヒルズ・コップ2」「オーバー・ザ・トップ」「ロミオ+ジュリエット」あたりか。「ロッキー4」もTVなどで使用頻度は高いか。
それはさておき、本作続編ありきの展開は、まあ仕方ない。
だが本作のそのスタンスは、宇宙ものというジャンルだけでなく、緑の暗殺者の姉妹の確執の行方、人間の主人公の父親の正体、植物の再生、大ボスとの対決、と期待の膨らませ方も、スター・ウォーズっぽい。
無理やり感はあるが、主人公がVOL2を手に取るあたりはやはり楽しい。
ただし、キャラがそつなく立っているせいもあり、逆に猛烈に楽しい、特出した部分がないのが気になる。
宇宙一凶悪なアイツも普通の小さいおっさんだし、主人公も面白いし、あの宇宙服?もかっこいいんだが、全体的に毒がないのが、毒映画ばっかり見てたせいか、物足りない。というか毒映画ばっか観るな、ってことか。
カワイイけど、好きだけど、とっても楽しかったけど、まあ、1回でいいや、って何の話か。
好みとしては、やはりヨハンソンの「ルーシー」、、じゃなくって、ヨハンソンの爆裂くびれが堪能でき、アクション自体にカタルシスを詰め込んだ「キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー」。
ただし、続編は本家に対抗するかのような「スター・ウォーズ」な展開も見込めそうなので、それは期待。「マイティ・ソー2」が激烈につまらなかったので、あんまり関わってほしくはないが、まあ、どうでもいいか。
蛇足
クレジットの後のアレなんて、当時どれだけの人が見に行ったのか知らんけど、そんな有名か?だすなら、リー・トンプソンだせよ。ってなもんで。
戦闘機がかっこいい!
MARVEL・MCU作品10作目
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(Guardians of the Galaxy)2014」を観ました。
MARVEL作品とはいえ
今までのアベンジャーズの面々は出てこないのね……と思いつつも
これも観ないと今後のシリーズに影響があるんだろうなぁ~、と
大した期待もせずに観始めました。
とっても面白かったです!
とにかく飛行機や戦闘機がカッコイイ!!
目が釘付け……というのは、こういう事です(笑)
ドラックス、囚人という事で何か悪い事をしたんだろうけど
とっても家族思い。奥さんと娘はどんなだったの?と妄想アレコレ(笑)
力任せの脳筋ファイターでどこかヌケているところもあり。
ロナンにやられちゃうキャラかな?と思ったらまさかのメンバーに!
この俳優はどこかで観た……?と思っていたら
「DUNEシリーズ」のラッバーンでした!!
ヨンドゥ、口笛を吹きつつ矢みたいな武器であっという間に敵を倒すところ、凄いです!
最後、ピーターに出し抜かれた時の「やれやれ……」みたいな苦笑い、
「殺す」と言っておきながら、そのつもりはなかったのでしょう。
なんだかんだ言いながらピーターを可愛がっているのかもしれませんね。
数多くの脱獄を繰り返したアライグマのストップ。
銃の取り扱いや飛行機の操縦など、プロです!
訳ありでアライグマの姿になったんだろうけど(背中に何かたくさん埋め込まれていたし)
見た目とは裏腹に超キケンなケモノです!
「I am Groot」というセリフのみの樹木人であるグルート。
ロナンの兵隊相手に(一度にたくさんの兵隊をその腕で串刺しにして振り回した)
エグイ戦い方をしました。
グルートがメンバーの中で一番強いのでは?と思ってしまいます。
みんなを守ってバラバラになってしまいますが、生命力が強い!!
ストップが挿し木をしたことで再び登場!
サノスの養女だったガモーラ。
殺人マシーンに仕立て上げられただけあり、戦闘力は高いです。
ピーターに対してツンデレ要素高めです(笑)
彼女も重い過去を抱えていそうです。
逃亡したネビュラの再登場を願っています。
ピーターの父親は誰??
ヨンドゥは知っているみたいでした。
26年前にピーターを攫ってきた時は渡すつもりだったらしいです。
……まさかですが、ピーターの父親はヨンドゥに地球から連れ出すように
依頼したの?と勘ぐってしまいました。
ピーター、ガモーラ、ストップ、グルート、ドラックス
それぞれのキャラが個性的でとっても面白かったです!!
銀河を廻る闘争劇
マーベル作品だけど、超絶パワーを手に入れた系ではない。
科学技術とマンパワーでなんやかんや戦う。
犯罪者がそれぞれの理由で一緒に行動するが、なぜか正義に目覚める。
75点
映画評価:75点
見応えあり、笑いあり、涙あり!
まさに最高の作品!
マーベルスタジオは天才なのか?
観る前の私の感情は
『億劫』でした。
また新しいヒーロー?
それとも今までの世界とは別物?
いずれにしろ観るのが面倒くさかった。
新しいヒーローを観る暇があるなら、
早くアベンジャーズの続きが観たい。
そう思っていました。
それにこの映画の表紙を観ただけで
だいたいのストーリーは想像がつきましたし。
どうせ写っている5人は何だかんだで仲間になって、なんやかんやで世界を救うんだろうなぁって。
まぁ、本当に予想通りだったんですがね(笑)
こんな物語はどこにでもありふれているし、
オリジナリティなんて全然ありません。
でもですね、
想像よりも面白かったんですよね。
どいつもこいつも
メインキャラ足らないのに
めちゃくちゃアホで格好良いんですよ。
冗談の通じないゴツいオッサンが
まさかここまで最高だとは
普通は仲間にならないで、復讐終えたら死ぬだろうって。
観て良かった。
今後のアベンジャーズには必要だと
私は感じたし、
他のヒーローと同じように好きになりました。
楽しかった。
【2021.5.9鑑賞】
私はグルート
宇宙が舞台。
キャラは多いがそれぞれに見せ場有り。
他単独作品とは一味違うユニークな表現が最高。
全員で一つのヒーローという感じが良い。
・オーブ初登場。
・初めて無限の石の説明。
・初めてサノスの全身姿。
・冒頭のダンス
・たまんねぇぜ
・アイアムグルート
・最後のダンスバトル
・オーブに耐えれた理由…
エンドロール後
コレクターの場所にハワードザダックがいる
「宇宙よ。これがヒーローか。」
原題
Guardians of the Galaxy
感想
マーベルシリーズ10作品目。
期待していなかった分面白かったです。
懐かしい洋楽と迫力ある戦闘とワクワクしました。
個性豊かなキャラクターがいいですね。
山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一と声優陣も豪華でした。
やっぱり一番はかわいいアライグマのロケットでした。
キャラも最高です。
ガモーラは緑肌で1番美人です。笑
ドラッグスは筋肉脳。グルートは優しき枯れ木。
マイティ・ソー/ダーク・ワールドで出てきたコレクターが出ます、保管庫が破壊されエーテルはどうなったのでしょうか...。
宇宙服犬と喋るアヒルは今後活躍するんでしょうか。
次はアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン見ます。
※Iam GROOT
※ロクでもない感想です※
何とも米国アクション映画な感じだったけど普通に面白かった😃 でもまぁ消化不良のところあったし、そりゃ2作目出して伏線回収だわな~あと宇宙が舞台なのに生命体が人型ばっかりなのには少々違和感。でも宇宙船のデザインは素敵だった。
すごい余談なんですけど、吹替ないと思って字幕見たら画面に集中して疲れた上に吹替あったという…目がしょぼしょぼしてました。
銀河を救え特攻野郎Gチーム💫 これぞ新時代のスペースオペラ!!
スーパーヒーローが一堂に会するアメコミアクション映画「MCU」シリーズの第10作にして、銀河を旅するデコボコヒーローチームの活躍を描く『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの第1作。
ひょんなことから手を組むことになった5人のはぐれ者たちが、宇宙征服を企む男ロナンの野望を打ち砕くために立ち上がる…。
監督/脚本は『ドーン・オブ・ザ・デッド』(脚本のみ)『ムービー43』のジェームズ・ガン。
○キャスト
コレクター…ベニチオ・デル・トロ。
主人公であるトレジャー・ハンター、ピーター・クイル/スター・ロードを演じるのは『マネーボール』『her/世界でひとつの彼女』のクリス・プラット。
女アサシン、ガモーラを演じるのは『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』『アバター』のゾーイ・サルダナ。
植物人間グルートの声を演じるのは『プライベート・ライアン』『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼル。
喋るアライグマ、ロケットの声を演じるのは『イエスマン ”YES”は人生のパスワード』『ハングオーバー!』シリーズのブラッドリー・クーパー。
ガモーラの妹、ネビュラを演じるのは『オキュラス 怨霊鏡』のカレン・ギラン。
宇宙の帝王サノスを演じるのは『グーニーズ』『メン・イン・ブラック3』のジョシュ・ブローリン。
製作はケヴィン・ファイギ。
製作総指揮はスタン・リー。
笑えて泣けて熱くなる、バカバカしいのに時にシリアスな、エンターテイメントの大傑作!
映画を観る楽しみを再確認させてくれるような素晴らしい作品だと思う!
スター・ロードをはじめとする「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の面々は個性的で、彼らの冒険をずっと見ていたくなるような愛すべきキャラクターとなっている。
5人とも何処か間抜けなところがある一方で、決める時にはきっちり決める。『ルパン三世』っぽい造詣であり、これを嫌いな人はまずいないと思う。
作品を彩る60〜70年代のミュージックがとにかくかっこいい!特にオープニングに流れるレッドボーンの「カム・アンド・ゲット・ユア・ラヴ」が最高!
問題点としては、ザンダーやらサノスやらオーブやらクリーやらロナンやらようわからん単語が飛び交うので、世界観に慣れるまでは「なんかようわからん映画だなー」という感じになってしまうところ。
最終決戦の舞台も地球ではない上、特に主要キャラクターの故郷とかでもないので、なんとなく入り込めなかった。
吹き替えはタレント声優を起用していたので多少心配だったが、全員素晴らしかった。
吹き替えと字幕両方でみたのだが、むしろ吹き替えの方が個人的には楽しめた。やはりギャグシーンは日本語の方がわかりやすいし楽しいね。
MCUシリーズを全く見たことがない、一見さんでも問題なく鑑賞できる作品。
実際自分もMCUシリーズには『GotG』から入りましたが、とても楽しめました。
逆に言えば、シリーズファンからするとこれまでの物語と繋がりがないので物足らないという意見が出てもおかしくないかも。
とはいえ、一つの映画作品としてはMCUシリーズ中でも屈指の出来だと思います!これぞ新時代のスペースオペラだ🌟
設定は案外複雑で入り組んでいる
【設定の整理】
クリー帝国(青)は,ザンダー星(人間)と長期間にわたって戦争を行なっていた。
ついに両者のあいだに平和条約が結ばれるも,クリー帝国の中には不満を持つものがいた。
狂信者ロナンもその1人である。ロナンは父祖がザンダー星人に殺されたことを恨み,平和条約に反対。帝国の方針に逆らって,ザンダー星を滅ぼすことを決意。
ロナンは破壊者サノスにザンダー帝国を滅ぼすことを依頼。その報酬として「オーブ」と呼ばれる石を探し出すように言われる。実はオーブの正体は「パワーストーン」という紫色の結晶で,6つの「インフィニティストーン」の1つだった。パワーストーンは,使用者に強大なエネルギーの使用を可能とする。サノスは6つのインフィニティストーンを全て集めることを目的としていた。サノスは2人娘のネビュラとガモーラを,ロナンに貸与する。またロナンは自分の部下を,オーブ(パワーストーン)が眠る廃墟となった星に送り込む。
やがてロナンは「オーブ」の正体を知る。彼は手に入れたオーブを,自分自身で使い,ザンダー帝国を滅ぼそうとするのであった。
それとは別に,銀河の貴重な品々の収集家である「コレクター」は,ブローカー(仲介人)に,オーブの入手を見つけてきてくれる人間を探すよう依頼。ブローカーは,荒くれ者の集団「ラヴェンジャーズ」に,実行を依頼する。ラヴェンジャーズのボスであるヨンドゥは,メンバーの1人スターロード(ピーター・クイル)にこの任務を任せる。
クイルはかつて地球からさらわれてきた。本当はピーターをさらうようヨンドゥに依頼した人物がいるのだが(続編参照),ヨンドゥは依頼を無視し,自分の手でクイルを育てたのだ。
クイルはオーブの眠る惑星にたどり着き,オーブを入手。鉢合わせたロナンの部下を撃退し,追っ手を交わす。ところがクイルはオーブをヨンドゥに渡さず,自分でブローカーの元へ持ち込み,報酬を持ち逃げしようとする。それを知ったヨンドゥは,クイルに懸賞金をかけ,検証稼ぎのロケット&グルートのコンビがクイルを狙う。同時に,サノス&ロナンから離反し,自由の身になろうとしたガモーラも,オーブを高値でコレクターに売り払おうとオーブを狙う。(コレクターはブローカーにオーブ入手を依頼したはずだが,実際に持ち込んだのはガモーラ達である。けれどもそれを機にする様子はなく,ブツさえ手に入れば誰に金を払おうと構わないようである)
まぁまぁかな
アメリカで大ヒットし、アイアンマンを超えるという…
超えないなwww
母親が亡くなったことで家族がいなくなった少年が宇宙人?に地球から拐われるところから始まる。
みんなそれぞれ敵だしバラバラだったけれど、彼を中心に星を守るために本当に悪いやつと戦ってハッピーエンド。
ならず者ども、ノリでチーム結成!?
マーベル・シネマティック・ユニバース第10作。
"ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー" シリーズ第1作。
Blu-rayで鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読です。
コメディー要素を前面に打ち出していて、MCUの大き過ぎる振り幅に舌を巻きました。何せ、MCUにおける前作が硬派なサスペンス・アクションの「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」だったんですから…
性格がバラバラで個性的だし、全員ならず者だからまとまらない。私欲に走ろうとしたり、スタンドプレーはお手の物。
ですが、各々熱い想いを秘めており、やがて宇宙最強のチームとなって強大な敵に立ち向かう姿はカッコいいの極み!
ひとつの想いの元に結束し、一致団結して強大な敵に立ち向かっていく様は、さながらアベンジャーズのようでした。
軽妙なノリとポップな音楽に彩られた胸熱な絆の物語がとにかくアツい。誰もが面白いと思える要素がふんだんに詰め込まれていて、これぞエンターテインメントだと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2023/05/06:Disney+(IMAX Enhanced・4K UHD・字幕)
※修正(2023/05/06)
音楽の力は偉大なり
マーベル・シネマティック・ユニバース第10作目にしてガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1作目。
アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.の口から「マーベル史上最高作」と言わしめた本作は、さしずめマーベル版スター・ウォーズと言った所か。
原作がアメリカでもマイナーな作品だったらしく、映画化が決まってもあまり期待されていなかったようだが、相も変わらず魅力的なキャラクター達とスター・ウォーズな世界観、70年代から80年代までの懐メロを多用して観客の心を鷲掴みにし大ヒットを記録、原作コミックの売り上げまで伸ばすという、全米で予想外のガーディアンズ旋風を巻き起こしてしまったのが本作である。
なので日本公開前から評判が凄く高かったのもあってか、かなり期待していた。
簡潔に言うと、十分に楽しめたんだけど、やはり周りの声に踊らされてやたらに期待値を高めるのはやめようと思ったってのが正直な感想。
自身が本作に感じた最大の魅力、それはガーディアンズのメンバー5人のキャラクター性や彼らが織り成すストーリー性ではなく、部分的ではあるが監督のジェームズ・ガンのセンスの良さ、VFXの完成度、そして何より懐メロのベストマッチ具合だ。
70年代から80年代にかけての懐メロは自分のような若い世代でも、心を掴む曲ばかり。
この映画を観てからというもの、予告で流れたBlue Swedeのウガチャカこと「Hooked on a Feeling」はもちろん、 序盤で流れるRedboneの「Come And Get Your Love」をすっかり気に入ってしまい、プライベートでダウンロードして暇さえあれば聴いてしまうほど、最高にイカした曲だった。
劇中で、ノリノリだったスター・ロード大先生みたいについつい踊りたくなってしまうくらい、ポップで素晴らしい曲だ。(実際に外でノリノリで踊ってたらさすがにヤバいやつ扱いされるのであんなことはしないけどw)
これらの曲がなかったら、きっとこの映画の魅力は半減してただろう。
それほどまでに懐メロたちがこの映画の一本柱になって支えていると言える。
VFXも素晴らしい出来映えで、今改めて見返すと、この映画の後(1年後)に出た、ディズニー傘下になって明らかに映像のパワーが落ちた本家スター・ウォーズよりもスター・ウォーズしちゃってて、思わず笑ってしまった。(同じディズニー傘下でどうしてここまで違うのか甚だ疑問)
こういう革新的で創造性豊かな映像こそ、SF物には必要不可欠なのだ。
個人的にはこんな映像を求めてた。
満腹である。
監督に抜擢されたジェームズ・ガンはMCUの歴代監督達の中でもセンスがずば抜けており、冒頭で少年クイルがラヴェジャーズに連れ去られるシーンの最中にマーベル・スタジオのファンファーレを挟むという、一連の流れを観た時、「この監督はできる」と確信した。
それだけではなく、序盤でウォークマンを手に取り、「Come And Get Your Love」が流れ、スター・ロードがノリノリで踊り出すと同時に、タイトルがドン!と出るタイミングも絶妙。
軽快にダンスをし、小さい獣を捕まえてマイク代わりにして歌い出すというあのシークエンスは下手なPVよりセンスがある。
マーベルは本当に素晴らしい逸材を発掘するなぁとつくづく感心してしまう。
キャラクターに関しては、メインのガーディアンズのメンバー5人よりもラヴェジャーズのリーダーであるヨンドゥ・ウドンタに強く惹かれた。
クイルとヨンドゥはさしずめ家出したどら息子を怒鳴りつける頑固親父のような関係に見えるけど、口では散々罵倒しながらも憎みきれないのか、クイルを息子同然のように接し、最後には必殺ヨンドゥ・スマイルですべて許すという父性や人情味溢れるキャラが凄くよかった。
戦闘スタイルも、ヤカの矢を口笛で華麗に操作して、敵を瞬殺、矢をパシッと受け止めるという独自だけど最高にクールな戦い方が個人的にグッと来た。(あんなチートアイテムかわせるのMCUじゃクイックシルバーくらいだろうなw)
本作はMCUでも特に独立性の高い一本だが、アベンジャーズとのリンクネタも少なからずちゃんとあるのも忘れちゃいけない。
サノスに関することや、アベンジャーズ1作目にちょろっと出てきて、本作で悪役のロナンに瞬殺されたサノスの側近であるジ・アザー、インフィニティ・ストーンの1つであるオーブ(パワーストーン)、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」にも出たコレクターや、彼が所有するコレクションの1つにダークエルフの雑兵が展示されてたりと細かいリンクネタの散りばめ方は相変わらずうまい。
映画館で観た時は、期待値を高くし過ぎてほんの少しだけ肩透かしを喰らったが、何度か見返すと旨味がどんどん出てくる、そんな映画だった。
やっぱりMCUに外れはないし、世代を問わない音楽の力は偉大だな。
追記
一昔前の単独作が黒歴史扱いされたあのアヒル野郎が帰ってくるなんて誰が思っただろうか…。
We just like a Kevin Bacon. ウガシャカ、ウガウガ。
これまでのアイアンマン等のメジャーなキャラクターから離れてのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の挑戦作とも言える10作目「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」。公開当初は「誰それ?」状態だった事は否めませんが・・・これが面白かった!
監督のジェームズ・ガンが「誰も知らないキャラクターだから自由にできた」と言っているようにピーター・クイルのキャラクターは原作アメコミと全く違ってたりします。原作ではそれまでけっこう真面目系なキャラだったんですけど、映画が大ヒットしたので原作でも映画に近いキャラクターに変更されました。
でもこの作品はやっぱロケットとグルートですよね~。見た目に反して毒舌なロケット(ブラッドリー・クーパー!)とある意味一番役に立ってたグルート(ヴィン・ディーゼル!!)。グルートが敵を蹴散らした後にニカッてするシーン大好きです。こりゃ人気でるわ~。
それにしても何故「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」をやったか?と考えると、後の「インフィニティ・ウォー」への布石の為にガモーラ、ネビュラ、ドラックスを紹介しておく意味もあったんですね、きっと。原作の「インフィニティ・ガントレット」では特にネビュラは重要キャラなので先に出しておこうとしたのでしょう。何年も前から伏線張っとくとかMCUマジ考えられてるわ~。
何はともあれ軽快な音楽と共に楽しめる一作。ダメな奴ら(といっても各自けっこう高スペック)が集まって大活躍するという王道ストーリーでもそれぞれのキャラクターが立ってるのでメチャメチャ面白い作品に仕上がってました。さぁ、お次は「アベンジャーズ/エイジ オブ ウルトロン」だっ!
好みの映画!
いやーおもっしろかったー!!!
アメコミだと余裕ぶってたらめっちゃ泣いた^q^
でもあんなに泣いてたの私だけっぽい^q^
私アメコミも鉄板脚本もベタ設定も大好きなんやけど
この映画それだけじゃなくて、もうなんか色々つぼだった♡
一番の目当てはもちろんアライグマのロケット!
かわいくてしょうがなかった。あのキャラがいい。
CGってわかってても騙されるくらいのクオリティ。すごい。
泣けるし、笑えるし、
切ない設定もあるし、
キャラもたってる。
感情移入しちゃうし、
SFの世界観もいい。
とにかく好みの作品だった。
最強MIXほしい。かおかな。
アベンジャーズ見たら絶対ハマると思うのに無知なので
今から全部みなくちゃっと思ってる。
この映画もDVDになったらあと5回くらい見たい。くらい好き。
ロケットとグルートのフィギュアがほしいです。
新たな作品の一作目なのに続編ありきな構成に呆れました。
2014年9月下旬にMOVIX昭島のスクリーン6にてレイトショーの2D上映で鑑賞。
アンディ・ランニングとダン・アブネットが生み出した同名のコミックを『スリザー』のジェームズ・ガン監督が実写化し、“マーヴェル・シネマティック・ユニヴァース(MCU)”の第十弾にして、“フェーズ2”の第四弾でありながら、この段階での初のオリジナルな作品となった異色な一作が本作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』です。
幼い頃にヨンドゥ(マイケル・ルーカー)の宇宙船に吸い込まれ、地球外の惑星で育ち、銀河系でトレジャー・ハンターとして成長したピーター(クリス・プラット)は、ある日、手に入れた“オーブ”というアイテムを質屋に持っていった直後に、買い取りを断られ、そのオーブを狙う緑色の肌を持った女性暗殺者ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)や遺伝子改造されたアライグマの姿をしたロケット(ブラッドリー・クーパー)と樹木の姿のグルート(ヴィン・ディーゼル)に襲われ、それによって、彼らは皆、その地の警察に逮捕され、刑務所へと送られてしまう(あらすじ、以上)。
鑑賞前の期待度は高い方でした。MCUとしての前作『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』がシリーズを持ち直し、本作は今までに映像化された事の無い作品にして、このシリーズが宇宙へと拡がりを見せるだけでなく、『マイティ・ソー ダーク・ワールド』のラストに登場したコレクター(ベニチオ・デル=トロ)、『アヴェンジャーズ』に出てきたサノス(ジョシュ・ブローリン)が本格的に姿を見せ、ロイド・カウフマン率いるトロマ映画社で下積みをしたジェームズ・ガン監督が初めて大作に挑戦するという事もあり、注目度は大作のなかで非常に高く、予告を観て、「これは面白そう」と強く思ったので、期待しないわけにはいきませんでした。しかし、残念なことに、期待は悪い意味で大きく裏切られ、非常にガッカリする結果に終わりました。
説明しなければならない事柄が多いのに、それが殆ど行われていなかったように思います。冒頭で少年時代のピーターが母親を病気で失うところから始まりますが、彼が病院の外に飛び出して、ヨンドゥの宇宙船に吸い込まれてから、いきなり時代が20年近く経過し、そこに登場した青年のピーターはウォークマンで音楽を聴いている点を除き、少年のピーターと繋がるところが無く、少年時代に関する情報が少なく、彼の性格や物事の捉え方、トレジャー・ハンターになった経緯、ヨンドゥとの関係等が見えず、早速、置いていかれるような感じで観ていました。この作品は、今回が第一弾で、同時にMCUの新作でもあり、『アイアンマン』や『キャプテン・アメリカ』等の第一弾で主人公に関する事を徹底的に描き、「この人は、こういう人物」というのを見せてきただけに、本作の主人公の詳細な人物像が見えないので、その行動に共感したり、感情移入する事が出来ません。他にも組織(今後に“アヴェンジャーズ”と“ガーディアンズ”が共闘するかもしれないのに、“ラヴェジャーズ”という名前の組織がメインで出てくるのは非常にややこしいです)やアイテムなどの用語や役割などが今一つ伝わらず、作品のテンポが良すぎるので、それらがうろ覚えの状態で見ることしか出来ず、「あれは何だったんだろうか?」とこんがらがる事もありました。
MCUとしては十作目の作品ですが、前述の通り、新しいキャラクターたちによる新しい話の第一弾でもあるので、その間口の自由度は広い方だと思いますが、続編を意識しているように見えるせいか、話を描かなすぎで、伏線を張るだけ張って、それが回収されず、かと思いきや、終盤で今まで何の伏線も張られていなかった真実が明らかになったりと、いい加減な構成が目立ちます。サノスがそんなに活躍しなかったのはしょうがないと思えます。これもMCU的には同時進行な話の可能性が高く、サノスが途中で姿を消すのは、ロキ(トム・ヒドルストン)と結託して、ニューヨークを侵攻していたかもしれず、サノスの真の実力などが明らかになるのは、何れ、描かれるかもしれない“アヴェンジャーズ”のメンバーが銀河系に進出してからだと思うので、ここで描く必要は無いのかもしれませんが、それでも、『ダーク・ワールド』で初登場した時は「今後に大活躍するんじゃないか」という雰囲気を漂わせていたコレクターが思わせ振りで終わったり、銀河征服を企むロナン(リー・ペイス)が悪役らしく見えなかったり、ガモーラと因縁のあるネビュラ(カレン・ギラン)がロクに活躍せずに戦いの場から逃げ出して、「決着は次回作までお預けよ」と言うような感じで、続編ありきな作りに唖然とし、普通なら、ピーターの適当な言動やロケットの口の悪さなどを心地よく感じられる筈なのに、それを一切感じなかったのは話がつまらないだけでなく、作品のやる気の無さに呆れ果てていたからかもしれません。
本作は娯楽のSFファンタジーであり、『2001年 宇宙の旅』のような科学的考証に基づいているモノとは違い、『スター・ウォーズ』や『スター・トレック』等と同様に光速で動く宇宙船が登場したり、宇宙空間でドックファイトが起きるのが普通な作品で、過去に作られた、そういう系統の作品の大半が現在の場所から、次の目的地へ宇宙船で移動し、その航法や到着までの間に起きる出来事が見所の一つで、本作にもそういうのを期待していたのですが、それは見られず、「ここへ行く」と決まったら、次の瞬間には、その地へやって来ていたり、いつの間にか、敵が接近していたりと、宇宙物の醍醐味が見られないのも自分としてはマイナスなように思います(「これは21世紀の“スター・ウォーズ”だ」と評されている作品なので、そういうお決まりの描写があっても良かった筈ですが、それを望むのは贅沢すぎるでしょうか?)。
私が本作を観たスクリーンはスクリーンマスクがシネスコ型に開かず、ヴィスタ型で上下に黒い帯が残る形な上に音量が小さめで、劇場の醍醐味を味わえない形での鑑賞になり、ディズニー傘下のマーヴェル作品では奇跡とも言えるガン監督の新作を目にし、そこに監督の師匠であるロイド・カウフマンのカメオやB級映画の異才ロブ・ゾンビ監督の声の出演など、夢のような作品を最適な環境で味わえなかったというのも、本作のガッカリの要因の一つなのかもしれませんが、これでハッキリしたのは『ウィンター・ソルジャー』の遺した遺産は本作だけで食い潰され、自分が完全にMCUの今後の作品を劇場で観なくても、問題ないと認識した事です。それだけ、本作はつまらない一作と言えます。
シリアスなアメコミ映画への引導
マーベル制作、ジェームズ・ガン脚本、監督作。トロマ映画出身にしてスーパー!という愛しい作品を世に送り出した素敵な監督。マーベルシネマティックユニバースでも異色の作品で傑作だろう。底抜けに明るくひたすらに楽しい。映画はこうでなくてはいけない。
2009年のDCによるダークナイト以降、シリアス一辺倒だったアメコミ映画に対してマーベルはアイアンマンで一矢を報い、本作にて引導を渡したと思う。スターウォーズ以降スペースオペラは作るのが難しくなった。本作はスターウォーズとは異なるもうひとつの銀河の姿、クリス・フォスによって提唱されたカラフルで滑らかなデザインをついに完璧に近い形で表現してくれた。
ガン監督によるコメディセンスも光り、序盤の三つ巴のドタバタアクションが異常にテンポがよく、後に仲間となったときのチームワーク感を出している。5人の主要キャラを見事に捌ききり伏線の回収も見事。ディスコミュージックがスペースオペラに合うということは目から鱗であり、とてつもなくクールでサントラも最高。
CG技術の発展は視聴者を不感症とさせていく。けれどそんな今だからこそ表現出来る限界へと挑戦すべきだ。グルートやロケットの質感は「今」だからこそ見ることができるのだ。10年前では不可能だったのが今になって見れることが素直に嬉しい限り。
崇高なヒーローがいてもいいと思う。逆に足りないヒーローがいてもいいのだ。そこをチームで補えばスーパーヒーローをも越えられる。
ウガシャカウガウガ〜
一回レビュー消えた!ショックすぎ!!!
本気で書いたのに!!
ウガシャカウガウガ〜〜はずっとiPodにもはいってて聞きまくってたのにやっと作品みれた!!
ほんとこれ聞くとテンションあがる!
オリジナル曲がはいってないのに超ヒットしちゃったサントラの意味も理解!!
見る前は、原作も読んでないからファンタスティックフォーてきな、特殊なみんなが寄り集まったチームかと思ってたけど、彼らこれっぽっちともチーム感なくて(笑)ただ単に各々の目的というか野望に突き進んで行く上でみんなが都合よく一緒にいる状態?だった。(笑)なのにだんだんとチーム感生まれてきちゃって最後にはグルートみんなをまもっちゃってウィーアーグルートとか言っちゃって泣かせてくる。泣いてないけど。いやそもそもグルートはいい奴なんだよさいしょから。あと、あの人あの人!名前忘れちゃったけどノバ軍の部隊トップみたいなひとがロケットのことずっとネズミとかなんとか言ってきたのに、最後の最後だけ”ロケット”ってちゃんと名前よんだところがほんとうに泣けた。ほんとに。泣いてないけど。
MCUシリーズとしても、サノス(ガチな黒幕。ロキたんのことも操ってた)でてくるしインフィニティストーンにがっつり触れてるし、コレクターでてくるし、彼のコレクションなかなかうけるし(マーベル大失敗作のハワードザダック特にw)、で面白かった!
アベンジャーズとは遠い宇宙の話だから、今回彼らは出てきてない(わたしがみつけれなかっただけ?)ようだけど、今後サノスを追っていくうちに夢の共演が果たされるのか!っておもうと胸がドキドキワクワク。
よかった!
映画の日にも関わらずアイマックス3Dシアターのプレミアシートでみたのだが、それだけの価値は十分にあった。アライグマが笑える。凶暴かつ天才科学者でもある。なおかつ樹木の妖精でもあるアイアムグルートとのペア愛が素晴らしい。コレクターのその後も気になるし、ピーターの育ての親の悪党も間抜けでいい。設定は分かり易いが壮大。いろいろ単純ではあるが物語世界は深く、登場人物たちはユニークでパワフル!
宇宙最悪&最凶のコンビ
完成度がなかなか高く、オススメしたい作品です。
昨年、映画館で観て以来、今作の雰囲気や登場人物、音楽等
にすっかりはまってしまい、数回、DVDを借りて
一人でニヤニヤしながら観賞しています笑
今作のメンバー達は、誰もが憧れる正義のスーパーヒーロー
などではなく、周囲から妬まれていたりしています。
過去に傷を負った者や、復讐心溢れる者などなど
とのかく個性が強く、そこがまた親しめたり、共感できたり
どこか憎めないキャラクター達です。
ちなみに、私のお気に入りキャラはロケットとグルートです。
また、作中の音楽やBGMが最高ですね!
誰もが知っているマイケル・ジャクソンの曲や
昔懐かしい、聞いたことある曲が盛り沢山です。
BGMも雰囲気によく合っており違和感なく、
自然と作品を楽しめます。
また、アクションが爽快でCGも綺麗です。
皆さんも是非、機会がありましたら、借りて
みてはいかがでしょうか?
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