「We just like a Kevin Bacon. ウガシャカ、ウガウガ。」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
We just like a Kevin Bacon. ウガシャカ、ウガウガ。
これまでのアイアンマン等のメジャーなキャラクターから離れてのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の挑戦作とも言える10作目「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」。公開当初は「誰それ?」状態だった事は否めませんが・・・これが面白かった!
監督のジェームズ・ガンが「誰も知らないキャラクターだから自由にできた」と言っているようにピーター・クイルのキャラクターは原作アメコミと全く違ってたりします。原作ではそれまでけっこう真面目系なキャラだったんですけど、映画が大ヒットしたので原作でも映画に近いキャラクターに変更されました。
でもこの作品はやっぱロケットとグルートですよね~。見た目に反して毒舌なロケット(ブラッドリー・クーパー!)とある意味一番役に立ってたグルート(ヴィン・ディーゼル!!)。グルートが敵を蹴散らした後にニカッてするシーン大好きです。こりゃ人気でるわ~。
それにしても何故「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」をやったか?と考えると、後の「インフィニティ・ウォー」への布石の為にガモーラ、ネビュラ、ドラックスを紹介しておく意味もあったんですね、きっと。原作の「インフィニティ・ガントレット」では特にネビュラは重要キャラなので先に出しておこうとしたのでしょう。何年も前から伏線張っとくとかMCUマジ考えられてるわ~。
何はともあれ軽快な音楽と共に楽しめる一作。ダメな奴ら(といっても各自けっこう高スペック)が集まって大活躍するという王道ストーリーでもそれぞれのキャラクターが立ってるのでメチャメチャ面白い作品に仕上がってました。さぁ、お次は「アベンジャーズ/エイジ オブ ウルトロン」だっ!