「マーベルは間違いない。」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
マーベルは間違いない。
マーベルブランドの好調さは相変わらずだ。アメリカでは本年の最高興収を記録しそうだ。が、残念ながら日本ではそうはいかないようだ。祝日の朝一番、空席が目立っていた。
映画はすこぶるおもしろかった。
ピーター(クリス・プラット)やガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、ロケット(ブラッドリー・クーパー)たちが銀河を守るのが、誰かに頼まれたりしていないところがよかった。
すべての力を司る石をめぐっての攻防に終始するのだが、それぞれのシークエンスに工夫があり、キャラクターもたちまくりなので、観ていて飽きない。
なんといってもアライグマのロケットである。ドラックス(デビッド・バウティスタ)にバカにされ反抗するとき、目に涙を浮かべているように見えたのは気のせいか。目に涙を浮かべて反抗しているのは、本当に悔しいときでそれでも言わずにいられない、そんな人間的なところが好きなキャラである。ブラッドリー・クーパーの声もはまっていた。
ジェームズ・ガン監督としては、初めての大作だったと思うが、思う存分腕をふるうことができたのではないか。続編もあるようなので、そちらも期待大である。
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