「宇宙が狭くさえ感じられる豪快ムービー」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー N.riverさんの映画レビュー(感想・評価)
宇宙が狭くさえ感じられる豪快ムービー
登場人物らの対立構造が少々ややこしいが、そこが面白味でもある本作。
追って、追われて、いがみ合って、助け合って。思いやって出し抜いて。
誰が味方で誰が敵なのか。
利害関係が複雑だからこそ丁々発止で皆、キャラが立っていて楽しい。
そんなキャラたちが我がまま全開で大活劇を繰り広げる。
ちょっと大げさかと思うくらいの演出に、インド映画テイストを感じてみたり。
全体を通してハイテク感はあれど、ノスタルジックに味付けされたユルさこそ病みつきになりそうで満足できた。
フィフスエレメントやスターウォーズや、それこそロシア映画の「ガーディアンズ」に、日本の超有名なアニメもちらほらと思い過らせながら観た本作。
ステイホームで狭いところでじっとしている今だからこそ、問答無用に縦横無尽の物語でスカッとしてみてはいかがだろうか。
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