「銀河を救え特攻野郎Gチーム💫 これぞ新時代のスペースオペラ!!」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー たなかなかなかさんの映画レビュー(感想・評価)
銀河を救え特攻野郎Gチーム💫 これぞ新時代のスペースオペラ!!
スーパーヒーローが一堂に会するアメコミアクション映画「MCU」シリーズの第10作にして、銀河を旅するデコボコヒーローチームの活躍を描く『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの第1作。
ひょんなことから手を組むことになった5人のはぐれ者たちが、宇宙征服を企む男ロナンの野望を打ち砕くために立ち上がる…。
監督/脚本は『ドーン・オブ・ザ・デッド』(脚本のみ)『ムービー43』のジェームズ・ガン。
○キャスト
コレクター…ベニチオ・デル・トロ。
主人公であるトレジャー・ハンター、ピーター・クイル/スター・ロードを演じるのは『マネーボール』『her/世界でひとつの彼女』のクリス・プラット。
女アサシン、ガモーラを演じるのは『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』『アバター』のゾーイ・サルダナ。
植物人間グルートの声を演じるのは『プライベート・ライアン』『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼル。
喋るアライグマ、ロケットの声を演じるのは『イエスマン ”YES”は人生のパスワード』『ハングオーバー!』シリーズのブラッドリー・クーパー。
ガモーラの妹、ネビュラを演じるのは『オキュラス 怨霊鏡』のカレン・ギラン。
宇宙の帝王サノスを演じるのは『グーニーズ』『メン・イン・ブラック3』のジョシュ・ブローリン。
製作はケヴィン・ファイギ。
製作総指揮はスタン・リー。
笑えて泣けて熱くなる、バカバカしいのに時にシリアスな、エンターテイメントの大傑作!
映画を観る楽しみを再確認させてくれるような素晴らしい作品だと思う!
スター・ロードをはじめとする「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の面々は個性的で、彼らの冒険をずっと見ていたくなるような愛すべきキャラクターとなっている。
5人とも何処か間抜けなところがある一方で、決める時にはきっちり決める。『ルパン三世』っぽい造詣であり、これを嫌いな人はまずいないと思う。
作品を彩る60〜70年代のミュージックがとにかくかっこいい!特にオープニングに流れるレッドボーンの「カム・アンド・ゲット・ユア・ラヴ」が最高!
問題点としては、ザンダーやらサノスやらオーブやらクリーやらロナンやらようわからん単語が飛び交うので、世界観に慣れるまでは「なんかようわからん映画だなー」という感じになってしまうところ。
最終決戦の舞台も地球ではない上、特に主要キャラクターの故郷とかでもないので、なんとなく入り込めなかった。
吹き替えはタレント声優を起用していたので多少心配だったが、全員素晴らしかった。
吹き替えと字幕両方でみたのだが、むしろ吹き替えの方が個人的には楽しめた。やはりギャグシーンは日本語の方がわかりやすいし楽しいね。
MCUシリーズを全く見たことがない、一見さんでも問題なく鑑賞できる作品。
実際自分もMCUシリーズには『GotG』から入りましたが、とても楽しめました。
逆に言えば、シリーズファンからするとこれまでの物語と繋がりがないので物足らないという意見が出てもおかしくないかも。
とはいえ、一つの映画作品としてはMCUシリーズ中でも屈指の出来だと思います!これぞ新時代のスペースオペラだ🌟