劇場公開日 2014年4月19日

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「序盤からフルスロットル! アクションは質/量ともに文句無し!!」キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー Opportunity Costさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5序盤からフルスロットル! アクションは質/量ともに文句無し!!

2014年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

非常に良かった。

シリーズ2作目の強みを十二分に活かした本作。
前作及び映画「アベンジャーズ」で語った説明部分を踏まえて序盤からフルスロット。
質の高いアクションシーンの畳み掛け。
キレッキレのアクションシーンに圧倒されます。

特にキャプテン・アメリカの格闘が見物。
希少金属ヴィブラニウム製の丸型盾をフル活用し洗練された動きで魅せます。
他のマーベルヒーローと比べて生身一本勝負のキャップ。
ビームは出ない、雷も出ない、空も飛べない。
しかし頑丈な体、そして更に洗練された格闘技があるじゃないか。
その心意気にグッときます。

かと言って大味な筋肉馬鹿アクション映画ではありません。
米国が抱えていた問題、現在抱えている問題を反映した意外と深い作りになっています。
米国の正義が揺れる中、登場人物達が信じていたものが崩壊。
単純な勧善懲悪の話ではなく改めて信義を問い直す話となっているため、話の面でも飽きさせません。
チラチラッと映る或る建物、そしてロバート・レッドフォードの出演。
ド派手なアクション映画の皮を被ったポリティカルスリラーという雰囲気です。

アクションは質/量共に文句なし、かつ話自体も色々と考えさせられる本作。
随所に巧いこと過去作や話の設定の説明が差し込まれているため、前作を観ていなくとも十分楽しめます。
シリーズ続編、及び来年公開予定の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」への布石も多数散りばめられており、今後のマーベル作品を観る上でも欠かせない一本だと思われます。
オススメです。

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Opportunity Cost