「松たか子と神田沙也加」アナと雪の女王 CRAFT BOXさんの映画レビュー(感想・評価)
松たか子と神田沙也加
年末になってすでにビデオ化されているようになって、ようやく映画館で見ることができた。
物語のストーリー構成は、子供向けのディズニーアニメの形をとっているので、まぁあまり深いものではないし、登場人物たちの描き方も薄っぺらい。
それでもこれだけ多くの人を魅了したのは、やはり主人公であるアナとエルサ、それぞれのミュージカルパートだろう。中でも圧倒的だったのは、抑制した生活を強いられてきた姉のエルサが解放されて「ありのままの自分になるの」と歌うシーンだ。日本語吹き替え版で見たが、松たか子の歌は本当に素晴らしかった。神田沙也加も、数々の舞台の経験を経て素晴らしかった。いずれ、この二人でミュージカルの舞台に立って欲しいと、演劇ファンとしては願うところ。
まあ、この二人の歌唱力(たぶん、世界的にヒットしているのは、他の国のミュージカルパートの出来もいいのだろう)だけでとても印象に残る作品となった。
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