「アナと氷の女王」アナと雪の女王 xtc4241さんの映画レビュー(感想・評価)
アナと氷の女王
「アナと雪の女王」という邦題だけど、原題はFrozen。だから、雪というよりも氷と言ったほうが正しいような気がしますね。
まあ、氷より雪のほうがソフトな感じっということでしょうね。
僕はDVD発売初日にみたので、映画の3大要素(と思ってる)
①映像・音響
②ストーリー性
③人物像・配役
の3点からこの作品がなぜこれだけの大ヒットになったのか?
考察したいと思います。
①については、パソコンで見たので、その魅力の半分もわからないと
思う。2度も3度も見に行った人たち(特に若い女性)のその理由の多くが映像がきれいだったことを挙げている。確かにパソコンでみても、氷のとがり方や透明な色がすごく印象的でしたね。評価8点。
②については、超安心して自らの身をゆだねられるものでした。
なぜ、氷の女王になったのか?なぜ、急にいい人が悪い人になったのか?なんて余計なことは考えるヒマも与えない。
行きつくことろに行くようなストーリー。みんな安心してみることができたのでは。評価6
③は姉妹の魅力に尽きるだろうと思う。
ともかく表情がかわいい。その眉毛と瞳の動きを見てるだけで楽しくなってくる。八の字眉になったり、三白眼になったり、いたずらっぽくなったりとなんとも魅力的な姉妹だったね。評価9
ということで、全体の評価はたかいのだけれど、意外だったことをひとつ。それは「Let it Go」を歌うシーン。
松たか子のうたはいろんな国のシンガーよりも良いと思ったのですが、(あまり大仰でなく、さりげなさと芯の強さがあったので)、あの歌は万事うまくいった後に歌われるのではなく、ひとりになって孤独になってある種居直ったときの歌なんですね。
そして「なんにも怖くないは」というセリフのときの表情がとても印象的でした。