劇場公開日 2014年3月14日

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「やっぱり観にいってよかった!」アナと雪の女王 いくみさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5やっぱり観にいってよかった!

2014年6月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

別の映画を観に行っていた時、「アナ雪」の公開前の予告編が流れ、エルサの歌う「Let it GO」を初めて映像で見て、聴いたとき、それだけで感動して泣いてしまいました。
その予告編だけで、エルサの苦悩と、そして自由になってのびのびと生きる喜びがすごく伝わってきました。
「絶対映画見に行く!」と決意しました。

実際に公開されると、あれよあれよという間に大ヒット&社会現象みたいになり、なんとなく映画を観る機会を逃してました。
芸能人が「話が全然おもしろくない」とかネガティブなことを発言
してるのを聞いたりして、「やっぱりDVDでいいかな…」と思ってました。

けど悩んだけどなんだかんだで今日やっと観にいきました。
夜8時からのレイトショーでしたが、けっこうお客さんが多くて
人気の高さを感じました。
子育てを終えた50代くらいのおばさま4人組が後ろにいたのですが、ちょっとしたことで笑ったり、すごく楽しそうに鑑賞してたのが印象的でした。

いつもアメコミ物とか観ることが多いので、こういう客層があまりいなくて、「大ヒットするっていうことは、普段あんまり映画館に来なさそうなこういう層にも支持されるっていうことなんだなあ」となんだか新鮮でした。

映画を観た感想は、「なんだ、おもしろいじゃん」でした。
「話はおもしろくない」という前評判を散々聞いてたので、
ハードルが下がってたのがよかったんでしょうか(笑)

同じディズニーの「シュガーラッシュ」も主人公の女の子のヴァネロペがすっごくかわいかったんですが、アナ雪も子供時代のアナとエルサがかわいらしい!
ありがちなただのイノセントな子供じゃなく、ちょっとこまっしゃくれた感じがすごくキュンとしてしまいました。
こんな娘がほしいわーっていう感じ(笑)

で、姉妹がこれから離れ離れになって試練に立ち向かわなければいけないのをわかってるから、もうその子供時代観てる時点で滂沱の涙が(笑)

その後もエルサとアナのお互いを思い合っているのに一緒にいられないもどかしさに涙、エルサのお城建築シーンでまたやっぱり涙。
全編通して涙が乾く暇がないって感じでした。

ちょっと思ったのは、アナ雪がおもしろくないっていう人は男の人が多いんじゃないでしょうか。
この映画のターゲットは完全に女性ですもんね。

エルサが自分の力で素敵なお城を作り、きれいなドレスも生み出すシーンは、プリキュアとか日本の魔法少女アニメの変身シーンのよう。
幼女でも大人の女性でも、女の子の心を持った人なら、一度は憧れたことのあるかなり心をくすぐられるシチュエーションだと思います。
それをディズニーのすばらしい技術と最高の歌で盛り上げまくってくれて、話がどうのこうのじゃなくて、感性に訴えかけるもうそれだけで最高なんです。

だからこの映画の良さがわからない、話が単純だどうのこうの言ってる人は、感受性が低くなっちゃってる人なんだと思います。
うーん、もったいない。
うがった見方じゃなくて、「ありのまま」を観て、感じようよ!って思います(笑)

観にいこうかどうしようか迷ってたけど、ほんと観にいってよかったです!
いい映画は映画館で見たらもっとすごくいいですからね!

今も感動覚めやらぬ中でこれ書いてますが、なんかグッズが欲しい…って思っちゃってます(笑)
いつもは全然欲しくない派なんですけどね。

ちなみに一緒に観にいった夫は、スヴェンが一番良かったって言ってました(笑)
私は「えー?」と思いましたが。
映画観たらやっぱ主人公はアナですね!
吹き替え版で観ましたが、さやかちゃん吹き替えほんと上手!
本職の声優さんみたい!
アナの性格もかわいらしくて、私はアナが一番好きかな?

長くなりましたが、とってもとっても良かったです!

いくみ