「自分を愛することの大切さ」アナと雪の女王 KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
自分を愛することの大切さ
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来週に2が公開ということもあって久しぶりにディズニーデラックスにて観賞。
ディズニーらしくとても優しくて愛に溢れた作品でとても心が温まる。
この作品では色んな愛が描かれている。最終的にはアナとエルサの姉妹愛、家族愛が鍵を握るんだけど、その愛を形としてくれたのはまずは自分を愛することなんだよね。
エルサは自分の力を否定し、自分を閉ざす事がアナのため、国のためと考えていた。しかし戴冠式でその力を誤って使ってしまい人々に恐怖を与えてしまうんだけど、同時にエルサの中で自由になれる喜び、自分の力を使える喜びを改めて思い出したんだよね。
もちろん国に追われ、敵の王子に殺されかけ、アナも傷つくなど一筋縄に成功とはいかなかったが、自分を愛するキッカケを与えてくれた代償のようなものだろう。
しかしディズニー作品はその代償を最後はきちんと幸せで終わらせてくれる。自分を愛することで、また昔のようにアナとエルサの姉妹愛も復活したわけだ。
人を愛し愛されることはとても難しいことだ。時には一方的に求めすぎ、うまくいかないこともあるだろう。
ただ大事なことはまず自分を愛する事なのだろう。
自分の心を閉ざし、自分自身を否定していては人を本当に愛し、愛されることは難しいのであろう。
人への愛、優しさと同時に自分を大切にしよう。そんな事をおもえるとても優しい作品である。
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