劇場公開日 2014年2月1日

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「ロキ!ロキ!ロキ!」マイティ・ソー ダーク・ワールド 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ロキ!ロキ!ロキ!

2014年2月5日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

マーベルの人気ヒーロー“マイティ・ソー”の第2弾。
最強チームが一旦解散し再び単独に戻った『アイアンマン3』はちょっとスケールダウン感があったが(勿論充分面白いけど)、このソーに限ってはその心配する必要ナシ。宇宙の神々の闘いなのだからスケールは最強チームの中でも群を抜いている。今回の危機も、NYの事件以上かも!?

もはや安心安定のマーベル印!
スケールも迫力も申し分ナシ。
全宇宙を脅かす闇の勢力の復活は『ロード・オブ・ザ・リング』みたいで分かり易くてイイ。
重力の異常で世界が入り乱れるラストバトルは、ハラハラドキドキワクワクと共にユーモアセンスも抜群。
ハンマーを手に仁王立ちするソーの勇姿は画になる格好良さ。
サブキャラでは、レネ・ルッソ演じる王妃フリッガが凛とした強さと美しさを見せたかと思えば、セルヴィグ博士は困ったちゃんで笑わせ、ジェーンの助手ダーシーはほのぼのさせる。
お約束スタン・リーのカメオ出演やあのヒーローのユニークな登場などなど、もう娯楽映画の見本!

前作は傲慢だったソーが自分自身を見つめ直すドラマが見所の一つでもあったが、ソーは善き王子となり、今回ドラマ部分を補ってくれたのが、ロキ!
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のレビューでも書いたが、私はこういうスマートな悪役が好きで、ロキはまさにドンピシャ!
あの超個性的な最強チーム相手に悪役を一手に引き受けた時から、私の中でのロキ株は急上昇した。
今回もまず不敵に登場。しかし、ダーク・エルフの侵攻によってある人物が犠牲となり、悲しみに暮れる。宿敵の義兄と共闘、ジェーンを庇うシーンも! そして一番美味しい泣かせの場面も持っていってしまったかと思ったら…!?
いつ裏切るか分からない邪心とまだ何処かにあるかもしれない良心…それらを絶妙に併せ持った今回のロキは、主役のソーや強敵ダーク・エルフ以上に魅力的な存在だった。

『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『アベンジャーズ2』と続く一連のプロジェクト、間違いなくあるであろうシリーズ第3弾など、今後への繋がりや期待も高めてくれる。
満足満足、とても楽しめた!

一つだけ苦言。
浅野忠信はエキストラ扱い(泣)

近大
としぱぱさんのコメント
2014年2月5日

近大さん
こんばんわ。

私も休みまで待てなくて、レイトショーで
観てきました。たまらなく、面白かった。
久し振りの五つ星でした。

レビュー同感です、ロキ最高でした。
最後のシーンからも次が楽しみです。

としぱぱ