「ラストシーンは必然性があるかもしれない」偽りなき者 ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストシーンは必然性があるかもしれない
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マッツ・ミケルセン特集の一本。
これは面白かったです。
デンマークの森林地帯の小さな町に住む一人の男での「冤罪」(ただし、正確には無罪)による苦悩を描いている。
職を奪われ、友人を失くし、尊厳を踏みにじられる苦痛が、これでもかと描写される。
終盤はある程度は誤解が融けて、ハッピーエンドかと思いきや、衝撃のラストに。
この映画の優れている点は、男が無罪か有罪か、その犯罪の有無については、全く扱っていないこと。
その点から考えると、ラストシーンは、かなり必然性があるかもしれないと思いました。
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